1月9日から第2クール目の放送が始まるテレビアニメ「るろうに剣心 ‐明治剣客浪漫譚‐ 京都動乱」に、諏訪部順一、村瀬歩、島田敏、梶原岳人の出演が決定した。第4弾PVも公開されている。
このほど発表されたキャストはいずれも、第2クールで集結する、明治政府の転覆を狙って暗躍する志々雄真実一派の幹部「十本刀」のメンバーを演じる。一派のなかでも指折りの実力をもつ“盲剣の宇水”こと魚沼宇水役を諏訪部、“大鎌の鎌足”こと本条鎌足役を村瀬、頭脳自慢の“破軍(甲)の才槌”こと才槌を島田、人間離れした巨体を誇る“破軍(乙)の不二”を梶原が演じる。
また、第2クールのオープニング主題歌が、シンガー・yamaとマルチアーティスト・WurtSのコラボレーションによる「BURN」に決定した。
第4弾PVは「十本刀」が集結。「BURN」が流れるなか、師匠・比古清十郎(中村悠一)を相手にして飛天御剣流の奥義伝授に挑む剣心や、“京都大火”を実行に移すべく「十本刀」に命を下す志々雄の姿が収録されている。
原作は、和月伸宏氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で1994~99年に連載した時代バトルアクション漫画。幕末期に“人斬り抜刀斎”として恐れられた維新志士・緋村剣心(CV:斉藤壮馬)が、明治時代に不殺の誓いを掲げて“流浪人(るろうに)”となり、理不尽な力に虐げられる力なき人々を救うべく戦う姿を描く。テレビアニメ版は第1期「序幕東京」が23年に放送。24年10月に第2期「京都動乱」がスタートした。
諏訪部、村瀬に加え「十本刀」の一員である刈羽蝙也役の逢坂良太、夷腕坊役の山崎たくみ、主題歌アーティストからのコメント全文は以下の通り。
【諏訪部順⼀(魚沼宇水役)】
Q1:ご出演が決まったときのお気持ちをうかがえますでしょうか。
言わずと知れた大人気作品! 令和の世に再びアニメが制作されていることは存じ上げておりましたが、よもやご縁があるとは!! 関われたことを大変うれしく思っております。
Q2:キャラクターを演じるにあたっての意気込みを教えてください。
曲者揃いの十本刀のなかにあって、サディストぶりに定評のある宇水。滲み出る狂気と、その心の内に秘めたるものを、きちんと表現できるよう努めたいと思います。
【村瀬歩(本条鎌足役)】
Q1:ご出演が決まったときのお気持ちをうかがえますでしょうか。
小学生の時分、帰り道でよく傘を手に持ちながら縮地で帰宅していたくらい本作に魅了されていました(笑)。
今回オーディションのお話をいただいて改めて原作を読んだのですが、作品のもつエネルギーやおもしろさを再確認できました。
不朽の名作とはこのことだなあと!
そんな思い出深く色褪せない素敵な作品に関われることがめちゃくちゃうれしかったです。
Q2:キャラクターを演じるにあたっての意気込みを教えてください。
基本的にはムードメーカー的存在で、本人は意識しなくとも自然と気配りができる人物だなと捉えています。
とらえどころのない自然体を普段は演出しつつ、胸の内には志々雄様への忠誠心、恋心、憧憬……大きな想いをもちながら生きている戦士です。
志々雄様のため挑んでおりますので皆様お楽しみに♥
【逢坂良太(刈羽蝙也役)】
Q1:ご出演が決まったときのお気持ちをうかがえますでしょうか。
自分が子供の頃見ていた作品に出られるのは不思議な気持ちですが、とてもうれしいです。
ただその分プレッシャーもありますし、また新しい引き出しが試されるのでワクワクもしています。
周りのキャストに負けないようについていきたいと思います。
Q2:キャラクターを演じるにあたっての意気込みを教えてください。
当時演じられていたのが竹本英史さんだったので、たまたまお会いした時に伝えさせていただいたのですが、優しく激励の⾔葉をいただきました。
竹本さんの気持ちも⼀緒に、新しい蝙也をお届けできればいいなと思います。
【山崎たくみ(夷腕坊役)】
Q1:ご出演が決まったときのお気持ちをうかがえますでしょうか。
え~と……「ぐふ」です。
初登場回の台本をピックアップに⾏った時、たまたまデスクにいた納谷音響監督との会話が……「日本語しゃべりませんので!」私「えっ?」
↑お察しください……演技のハードルが上がりました。
Q2:キャラクターを演じるにあたっての意気込みを教えてください。
台本上では「ぐふ」にバリエーションがあるのです!
「ぐふ」「ぐふ♡」「ぐふ♪」「ぐふ︖」「ぐふっ!」……etc.
この「ぐふ」はどんな「ぐふ」だろう? なんて楽しみ方もあり?
↑あ!「ぐふ」だけ抽出して聞き比べはおやめくださいね(笑)。
【yama(オープニング主題歌)】
動乱の時代、それぞれの正義が激しくぶつかり合う。彼らがそうならざるを得なかった過去や秘めた想いに、交錯する感情。どこまでも信念を全うする姿は泥くさく不器用で、そして美しくもある。
楽曲「BURN」で、この情熱をWurtSさんと共に表現できたことを本当にうれしく思います。
あらためて「るろうに剣心」という素晴らしい作品とともに楽曲も楽しんでいただければ幸いです。
【WurtS(オープニング主題歌)】
今回、yamaさんと「るろうに剣心」という素晴らしい作品でご⼀緒できて本当に光栄です。
お互い素顔を隠して活動をしている点や歌声、作品、表現に対する向き合い方に勝手ながらシンパシーを感じていました。
「BURN」では“内なる情熱”を鍵に、今作の志々雄真実と緋村剣心の内に隠された想いや、徐々に熱くなる感情のぶつかり合いを表現しました。
この楽曲が何度でも立ち上がれるような感情の起爆剤になってくれたらうれしいです。