米ユニバーサル・ピクチャーズがアンジェラ・ランズベリーさん主演のドラマ「ジェシカおばさんの事件簿(Murder, She Wrote)」(1984~96)を映画化する新作に、ジェイミー・リー・カーティスが主演するようだ。米Deadlineによれば、カーティスが主演の筆頭候補で間もなく契約を結ぶと見られている。
2022年に96歳で死去したランズベリーさん主演のドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」は、米メイン州の架空の町キャボット・コーヴを舞台に、推理作家で素人探偵のジェシカ・フレッチャーが殺人事件を解決する名作ミステリー。ドラマはユニバーサル・テレビジョンが制作し、CBSで12シーズンにわたって放送された。
映画化する新作は、「ダム・マネー ウォール街を狙え!」のローレン・シューカー・ブラムとレベッカ・アンジェロが脚本を執筆。「スパイダーマン」シリーズのエイミー・パスカルがプロデュースする。
フーダニット(犯人を推理するミステリー)は、ライアン・ジョンソン監督とダニエル・クレイグ主演によるNetflixの映画「ナイブズ・アウト」シリーズや、ケネス・ブラナー監督・主演のエルキュール・ポアロのシリーズなど現在も人気を集めているジャンルだ。新作「Murder, She Wrote(原題)」は、「ハロウィン」「ワンダとダイヤと優しい奴ら」などでキャリアを積み「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したカーティスにとって、新たな代表作になる可能性がある。