DCとワーナー・ブラザースが贈る新生DCユニバース第1弾「スーパーマン」(ジェームズ・ガン監督)の予告編が、公開24時間で驚異の2億5000万回再生を突破したと、米バラエティが報じている。これは同スタジオの予告編史上最高の記録で、今年の注目作「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」(1億6700万回)や「インサイド・ヘッド2」(1億5700万回)を大きく引き離す数字となっている。
SNSでの反響も凄まじく、24時間以内に100万件を超える関連投稿が生まれた。メガホンを取るジェームズ・ガン監督(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ)は「みなさんのおかげです。本当に感謝しています。7月の公開で映画をお見せできることが楽しみです」とSNSを通じて感激の声を寄せている。
予告編で注目を集めたのは、新スーパーマン役のデビッド・コレンスウェット。ドラマ「ノーマル・ピープル」で高い評価を得た新星が、愛犬クリプトとの温かなシーンや、エミー賞女優レイチェル・ブロスナハン演じるロイス・レインとの繊細なロマンスを通じて、新たなスーパーマン像を鮮やかに描いている。
「私たちはスーパーマン神話のすべてを受け入れています。これまで映像化されてこなかった要素を、現実味のある形で描いていきます」というガン監督の言葉通り、2025年7月11日の全米公開を皮切りに、新たな「スーパーマン」サーガがはじまりそうだ。