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「ライオン・キング ムファサ」尾上右近&MARIA-Eが歌い上げる劇中歌「聞かせて」本編映像公開

映画.com 2024年12月26日 17時0分

 ディズニーの超実写版「ライオン・キング ムファサ」(公開中)より、超実写プレミアム吹替版でムファサ役を務めた尾上右近と、サラビ役のMARIA-Eが歌う劇中歌「聞かせて」の本編映像(https://youtu.be/bT--Vplc9vA)が公開された。

 アフリカの大地を舞台に生命をテーマに描いたアニメーション映画「ライオン・キング(1994)」は、映画賞、音楽賞を総なめにし、2019年には超実写版が公開。ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドルを記録した。

 今作では、「ライオン・キング」で息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日が描かれる。冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅の過程で孤児から王へ運命を切り拓くムファサ。そして、彼の運命を変える“弟”タカ(後のスカー)。血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された秘密が明かされる。

 12月20日に封切られた本作は、オープニング3日間で興行収入3億7545万円、25万1122人を動員し(※PLF先行上映含む)、週末興行収入で洋画NO.1の大ヒットスタートを切った。世界では興行収入1億2220万ドルを記録し、全米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」のオーディエンススコアは88%(12月21日時点)という高得点を獲得している。

 物語をドラマティックに盛り上げる重要な一手を担っているのが、「モアナと伝説の海」や「リトル・マーメイド」など近年のディズニー作品でも高い評価を受けた音楽家リン=マニュエル・ミランダによるミュージカルナンバー。

 このほど公開されたのは、ムファサとタカの関係性と、その後の運命を語る上では欠かすことのできない重要な一幕で、ムファサと、後にムファサの妻となるサラビが、それぞれの想いを重ね合わせていくシーン。冷酷な敵ライオンのキロスから仲間たちを守るため、約束の地「ミレーレ」を目指し、過酷な冒険の旅に出たムファサとタカ。その旅の途中でふたりと出会い仲間となったのが、メスライオンのサラビだった。共に旅する中で、互いに想いを寄せはじめたムファサとサラビは、寒空の下、ついに秘めた想いを伝え合う。

 そして、本シーンで登場するのが、ロマンティックなムード漂う劇中歌「聞かせて」。同曲は、アカデミー賞歌曲賞やゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞したアニメーション版「ライオン・キング」の「愛を感じて」を思わせるラブソングで、映像に映る寒そうな雪山とは裏腹に、そっと心を通わせ合うムファサとサラビの関係性を表現する温かな1曲となっている。

 劇中歌「聞かせて」を歌うのは、ムファサ役で声優に初挑戦した歌舞伎俳優の尾上と、ミュージカル界で活躍するMARIA-E。SNS上では、「ふたりの美声が響き渡る美しい楽曲」「全ての曲が良かったけど『聞かせて』が良すぎて大号泣。もどかしさと愛しさ、尊い思いが伝わってきて大好き」「聞くだけで泣けてきちゃう」「『愛を感じて』と同じくらい泣けるぅぅぅ」など、感動の声が続々と寄せられている。

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