「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」で若き日のボブ・ディランを演じ、高い評価を得ているティモシー・シャラメが今後、伝記映画に出演するとしたら演じてみたい人物として意外な名前を挙げた。
米Deadlineによると、ラジオ番組「ザ・モーニング・マッシュ・アップ」に出演したシャラメは、「もしまた伝記映画を撮るとしたら誰を演じたいか?」と質問を受け、「『インサイド・ザ・NBA』の司会者、アーニー・ジョンソンの伝記映画はどうだろう?」と回答した。
アーニー・ジョンソンは、NBAのハーフタイムと試合後に放送される「インサイド・ザ・NBA」の司会者。NBAだけでなく、オリンピックからFIFAワールドカップやウィンブルドンの中継、NFLやMLB、PGAゴルフの実況まで、幅広くスポーツ解説をこなす。現在68歳で、エミー賞を6度受賞し、スポーツ中継の殿堂入りを果たした実力者だ。カラフルな蝶ネクタイと穏やかな語り口で知られ、番組の共演者からは「ゴッドファーザー」と呼ばれている人物だ。
そんなシャラメは、A24製作、ジョシュ・サフディ監督の「Marty Supreme(原題)」でプロ卓球選手のマーティ・ライズマンを演じることが決定している。
「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」は、25年2月28日に全国公開。