世界的人気を獲得している韓国のボーイズグループ「BTS」。2023年12月までに、メンバー全員が兵役に就いており、24年6月には最年長メンバーのJINが除隊。25年6月に全員が兵役を終了することになっており、年内のグループ活動再開にファンの期待が高まっている。
そこで、グループとしてはもちろん、ソロアーティストとしても輝きを放つ7人の姿を余すところなく堪能できるディズニープラス配信作品10本をご紹介。熱狂のステージから、知られざる素顔まで、その魅力に触れながら、グループの再始動に備えるのもおすすめだ。
●1.「JUNG KOOK: I AM STILL THE ORIGINAL」
最年少メンバーであるJUNG KOOKのドキュメンタリー。ソロシングル「Seven」から最新アルバム「GOLDEN」の活動期間に、ニューヨーク、ロンドン、ソウルほか世界各地をめぐった、約8カ月間の“黄金の瞬間”に密着し、努力と挑戦を続けたJUNG KOOKがいかにして世界的ポップスターとなったのか、表舞台での輝きや隠された苦悩など、知られざる貴重な舞台裏に迫る。
ディズニープラスでは、劇場公開された「JUNG KOOK: I AM STILL」に、貴重な未公開映像を追加収録した“完全オリジナル版”が配信されており、未収録6曲を追加した「JUNG KOOK『GOLDEN』Live On Stage」のフルバージョンをはじめ、インタビュー、ニューヨークのタイムズスクエア前のTSXサプライズ公演の練習風景、UsherとのMV撮影シーンなどが初収録されている。
●2.「Are You Sure?!」
“グクミン”の愛称で親しまれる仲良しコンビのJIMINとJUNG KOOKが休暇を楽しむ貴重な姿を追った、「BTS」ユニット初のトラベルバラエティ。撮影は、JUNG KOOKがニューヨークのセントラルパークで開催した「グッドモーニング・アメリカ・サマーコンサート」でのパフォーマンスを終えた直後からスタートし、ふたりでニューヨーク、韓国の済州島、そして、日本の札幌を旅する。
各地の美しい景色のなかで、キャンプやカヌーなどのアクティビティを体験したり、買い物や食事を楽しんだり、時には大はしゃぎする姿もおさめられていて、華やかなステージで見せるスターの顔とは違ったオフモード全開。飾らない等身大の彼らを見ることができる。ふたりが見つけた「Sure（確か）」なものとは――？
●3.「j-hope IN THE BOX」
メインダンサー兼ラッパーで、ソロプロジェクトのトップを飾ったJ-HOPEに密着するドキュメンタリー。世界的アーティストとして存在感を放つ彼のデビューアルバム制作に迫り、華やかな活躍だけではなく、舞台裏で弱音や本音を打ち明ける人間らしい素顔もとらえている。
J-HOPEは22年7月にラッパーとしての持ち味を存分に発揮した初の公式ソロアルバム「Jack In The Box」をリリースし、米ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」で17位を記録。22年、シカゴで開催された大型音楽イベント「ロラパルーザ」では、韓国アーティスト初となるヘッドライナーの大役を務めるなど、ソロでもグループ活動に負けず劣らずの活躍を見せている。
●4.「SUGA: Road to D-DAY」
リードラッパーを務めるSUGAが、ソロアーティストとして、世界を横断しながら、新たな夢と音楽を追い求める姿に迫ったドキュメンタリー。プライベートの素顔やストイックな舞台裏など、ここでしか見ることができない姿も、身近に感じることができる。
世界的ロックバンド「コールドプレイ」をはじめ、PSY、スティーブ・アオキ、「ザ・チェインスモーカーズ」、ホールジーといった各国のビッグアーティストとコラボレーションを重ねてきたSUGAが、アルバム制作やコンサートツアーを同時に行う大型ソロプロジェクトの一環として、韓国のソウル、平昌、春川のほか、ラスベガス、マリブ、サンフランシスコ、そして東京などを横断。ピアノを弾くSUGAと、故坂本龍一さんが談笑する、東京での貴重な1シーンもおさめられている。
●5.「BTS Monuments: Beyond The Star」
2023年に韓国デビュー10周年を迎えた彼らのキャリアと現在までの成長、それぞれのソロプロジェクト、そして25年のグループ再始動に向かう姿を追った。RM、SUGA、JIN、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOK。彼ら7人の苦悩と挑戦、人生の目標を見つけるべく走り続ける姿が、余すところなくとらえられている。
グループ活動初期のトレーニング中の映像、トレーニング期間のインタビュー、国連での講演、10万人超を収容できる米ローズボールスタジアムでのパフォーマンス、英ウェンブリー・スタジアムで行われた公演など、世界を舞台に活躍する彼らの、ここでしか見られない映像も満載。同時に、初めて出会った当時の気持ち、コロナ禍に覚えた孤独感など、これまでメンバー本人たちが発信していなかった“本心”にも迫っている。
●6.「BTS: PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LA」
2021年、約2年ぶりにロサンゼルスのSoFiスタジアムで、有観客とオンラインにて開催し、約80万人が熱狂したライブを収録。ロスの町が紫色に染まった感動のステージがよみがえる。
●7.「防弾少年団 1st JAPAN TOUR 2015『WAKE UP:OPEN YOUR EYES』」
日本デビューを果たした15年に東京、大阪、名古屋、福岡の全国4都市6公演で、2万2000人を動員した日本初となる全国ツアーを収録。アルバム「WAKE UP」に収録された日本語楽曲でのパフォーマンスや、日本語でMCをするメンバーの姿など、貴重な姿を楽しむことができる。
●8.「2015<花様年華 on stage>～Japan Edition～at YOKOHAMA ARENA」
2015年12月にグループ初となる横浜アリーナで2日間にわたり開催されたコンサート。“花様年華”の世界観を作り上げたステージと、圧巻のライブパフォーマンスで、会場を埋め尽くしたファンを魅了した。成長と進化を続け、世界へと突き進もうとするパワフルなライブを楽しめる。
●9.「2016 BTS LIVE<花様年華 on stage:epilogue>～Japan Edition～」
2016年5月からアジア10都市全14公演をめぐり、計14万4000人を動員した「2016 BTS LIVE ＜花様年華 on stage:epilogue＞ ～Japan Edition～」から、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたツアーファイナルの模様を収録。前年の「花様年華」に続くストーリー性のあるライブで、ファンの中では“神セトリ”と話題になった。
●10.「IN THE SOOP フレンドケーション」
“テテ”の愛称で親しまれている「BTS」メンバーのVをはじめ、パク・ソジュン（「梨泰院クラス」）、歌手のPeakboy、チェ・ウシク（「パラサイト 半地下の家族」）、パク・ヒョンシク（「サウンドトラック #1」）の仲良し5人組が、スポットライトを離れ、自然を満喫しながらお気に入りの娯楽に没頭する姿を映し出すトラベルリアリティショー。