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原菜乃華×「残穢」中村義洋監督のタッグ作「見える子ちゃん」に久間田琳加、なえなの、山下幸輝が参加

映画.com 2025年1月9日 6時0分

 原菜乃華がメジャー映画初単独主演を務める「見える子ちゃん」の追加キャストが発表され、久間田琳加、なえなの、山下幸輝が参加していることがわかった。あわせて、インタビュー映像も披露された。

 本作は、カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数8500万回、国内発行部数300万部を突破した泉朝樹氏によるホラーコメディ漫画の実写映画化。主人公・四谷みこ役をドラマシリーズ&映画「【推しの子】」にも出演中の原が演じ、「仄暗い水の底から」(脚本)、「残穢 住んではいけない部屋」などで恐怖表現に定評のある中村義洋が監督を務めている。

 ある日突然、霊が見えるようになってしまった女子高生・四谷みこ。日常を取り巻く不可解な存在を前にして、彼女が選んだのは「無視する」こと。もし霊たちに見えていると悟られれば、何が起こるかわからない――そんな恐怖に怯えながら、みこはひたすら平静を装ってスルーし続ける。しかし、親友にまで霊の影が忍び寄ったとき、果たしてみこは霊を無視し続けることができるのか!?

 久間田は、霊を引き寄せる体質ながらその存在に気づかない天真爛漫な百合川ハナ役。「ホラーが大の苦手」という久間田だが「本当にホラー映画の撮影中!?というくらい明るい現場で、初のホラー作品も楽しみながら撮影できました」とコメント。撮影現場を見学した原作者の泉氏は久間田の演技について「ハナの天真爛漫な明るさだけでなく、意外といろいろ考えている繊細な一面など、表情や演技を通して“ハナ感”を感じられて印象深かった」と振り返る。

 映画初出演となったなえなのは、霊感を持つという謎めいたツンデレキャラの二暮堂ユリア役。自身が演じるキャラクターについて「破天荒な子だけど、作品の中でどんどん成長していく」と分析しつつ「現場の皆さんに背中を押されながら私もこの作品を通して成長させていただいた」と語る。中村監督はなえなのについて「実は裏では相当な努力をしているはず」とコメントを寄せ、難しいシーンも1発でこなしてしまうなえなのに称賛を送っている。

 山下は、TBSドラマ「君の花になる」で注目を集め、その後も「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」や「御上先生」など話題作に立て続けに出演。24年9月にアーティスト活動も開始し、1stデジタルシングル「WILD BLUE」でデビューを果たしている。本作では映画オリジナルキャラクターでミステリアスなオーラを纏う生徒会長・権藤昭生役として新たな魅力を発揮。山下は「どれだけ魅力的なキャラクターにするか、監督に意見を頂きながら一緒に考えて」作り上げたと撮影を振り返り、原作者の泉氏は「みこやハナやユリアの新たな一面を引き出してくれるような役」と原作には登場しない昭生のキャラクターに期待を寄せている。

 「見える子ちゃん」は、2025年初夏に全国劇場公開。

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