阿部寛が主演を務める「ショウタイムセブン」の主題歌が、「Perfume」の新曲「Human Factory -電造人間-」に決定。「Perfume」は本人役で出演もしており、劇映画への出演は、2011年に公開された「モテキ」以来、約14年振りとなる。あわせて、「Perfume」の出演シーンもとらえた、主題歌入り最新映像(https://youtu.be/H9fiwwrOpRg)もお披露目された。
本作は、韓国で大ヒットしたハ・ジョンウの主演映画「テロ, ライブ」を原作に、オリジナル展開を盛り込んだサスペンスエンタテインメント。阿部をはじめ、竜星涼、生見愛瑠、井川遥、吉田鋼太郎らが共演する。「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の渡辺一貴が監督・脚本を手がけた。
午後7時、ラジオ番組に1本の電話があり、その直後に発電所で爆破事件が発生。電話をかけてきた謎の男から交渉人として指名されたのは、ラジオ局に左遷された国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元人気キャスター・折本眞之輔(阿部)だった。
突如訪れた危機を、番組への復帰チャンスととらえ、生放送中のスタジオに乗り込み、自らがキャスターとして犯人との生中継を強行する折本。しかし、そのスタジオにも、すでに爆弾がセットされていた。「一歩でも外に出たら即爆破」という状況で、二転三転しエスカレートする犯人の要求、そして周到に仕掛けられた思いもよらない“罠”の数々。折本の全ての発言が生死を分ける極限状態が、リアルタイムで全国民に拡散されていく。
2024年9月に結成25周年を迎え、メジャーデビュー20周年イヤーに突入する「Perfume」について、井手陽子プロデューサーは、「Perfumeさんに主題歌を担当頂けたことで単なるエンディングではなく、事件の結末のその先まで、私たちが生きる今を感じるエンタテインメントとして完成したと思っています」と明かす。
主題歌「Human Factory -電造人間-」の世界観は、折本が自身の意思に反したところで、大事件に巻き込まれていく姿と通じるものがある。振付では、飼いならされた猫を、「猫がネクタイを締める振付」で表現しているという。「Perfume」は、「この映画はずっとスリリングですが、大事件が起きていても、自分と関係ない遠い所のことだと、のんきに過ごしてしまうのが人間なんだと思います。そんな、誰もが持つ感覚を私たちの主題歌で感じてほしいです。最後に流れるこの主題歌でお客さんの心がふぁ~っとほどけたら嬉しい」と語る。
主題歌入り最新映像は、警告音が鳴り響く緊張感あるシーンから始まる。生放送中に爆弾テロ犯と交渉を続けるも、徐々に極限状態に追い込まれる豪華キャスト、そして普段通りにパフォーマンスを披露する「Perfume」の姿も確認できる。
「ショウタイムセブン」は、2月7日に全国で公開される。あわせて、「Perfume」が劇中で実際に着用した衣装が、全国3カ所で展示されることが決定。衣装展示の詳細と、「Perfume」、井手陽子プロデューサーのコメント(全文)は、以下の通り。
【Perfume着用衣装展示 詳細】
・1月11日~1月21日 埼玉・MOVIXさいたま
・1月25日~2月11日 広島・広島バルト11
・2月14日~3月2日 愛知・ミッドランドスクエア シネマ
【コメント】
■「Perfume」
主題歌を担当するだけでなく、出演もさせていただき、普段のアーティスト活動では味わえないような感覚を味わうことができました。この映画はずっとスリリングですが、大事件が起きていても、自分と関係ない遠い所のことだと、のんきに過ごしてしまうのが人間なんだと思います。そんな、誰もが持つ感覚を私たちの主題歌で感じてほしいです。最後に流れるこの主題歌でお客さんの心がふぁ~っとほどけたら嬉しいなと思っています。映画のストーリーを聞いて、イタズラ電話かと思って掛かってきた電話から、大きな事件に巻き込まれ、リアルタイムで交渉していき、一言一句間違えられない中での緊張感がとても楽しみです! さらに犯人の狙いは何?どういうこと?と気になります。でも、阿部さんならきっとみんなを救ってくれると信じています!
■井手陽子プロデューサー
「ショウタイムセブン」は、スタジオに閉じ込められた極限状態の中で、ニュースキャスター折本と、見えない犯人との攻防を生放送する物語です。観客の皆さんには、映画館という密室空間に同じく閉じ込められて頂き、登場人物たちと同様、リアルタイムで進行する事件の一部始終を一緒に目撃して頂きたいと思っていました。映画の最後の最後まで、目の前で、今起きていることとして、実際に体感して頂きたい、と考えると、エンディングに流れる主題歌は、本編とは切っても切り離せないものだと思います。
何年も前になりますが、初めてPerfumeさんのライブを拝見したとき、ライブという表現では足りない、Perfumeの世界に惹き込まれる、ものすごいショウを見てしまった、と感じたことを今でも覚えています。楽曲からは、ポップさと強い刺激と共に、その時々の現代性をも感じてきました。「ショウタイムセブン」は、Perfumeさんに主題歌を担当頂けたことで単なるエンディングではなく、事件の結末のその先まで、私たちが生きる今を感じるエンタテインメントとして完成したと思っています。