テレビアニメ「白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」の放送が7月からスタートすることが決定し、久野美咲、伊瀬茉莉也の出演が明らかになった。PV第1弾とキービジュアル第1弾も公開されている。
原作は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載中の、やしろ氏によるファンタジー小説「白豚貴族だったどうしようもない私に前世の記憶が生えた件」（書籍版はアニメ版と同タイトル）。麒凰（きおう）帝国の伯爵家に生まれた菊乃井鳳蝶（きくのい・あげは）は、わがまま放題に育てられ、5歳児らしからぬ肥満体型になってしまった。ある日、現代世界で料理や裁縫が趣味だった“俺”としての前世の記憶に触れ、心を入れ替えて脱ボンクラを志す鳳蝶は、腹違いの弟・レグルスの面倒を見ることに。だが、鳳蝶が無邪気に自分を慕う弟を溺愛する影では、菊乃井家内部にさまざまな軋轢が生じ、帝国貴族の腐敗も進行していた。
ふわふわもちもちほっぺがチャームポイントの“白豚貴族”である鳳蝶役を久野、純真無垢で鳳蝶を「にぃに」と慕う、ヒヨコのような金髪がチャームポイントのレグルス役を伊瀬が担当する。どちらも2024年にリリースされたドラマCDからの続投となる。
PV第1弾には、鳳蝶が神々やエルフの力を借りながら、最愛の弟・レグルスのため、領地経営にまい進する日々の様子をボイス付きで収録。キャスティングが明らかにされていないキャラクターも登場する。キービジュアル第1弾には、鳳蝶とレグルスが手を取り合って、花が咲き誇る庭園を駆ける姿が描かれている。
スタッフは「おかしな転生」を手がけた顔ぶれが再集結。同作で演出や絵コンテを担当した佐藤まさふみを監督に迎え、シリーズ構成を広田光毅、キャラクターデザインを宮川知子が務める。アニメーション制作は、同作に制作協力として参加したスタジオコメットが手がける。
キャスト、監督、原作関係者からのコメントやお祝いイラスト以下の通り。
【久野美咲（菊乃井鳳蝶役）】
自分の運命を受けとめて、その上で日々を楽しく過ごそうとする鳳蝶は、なんてたおやかな人なんだろうと感じました。
鳳蝶の周りには、可愛い弟のレグルスくんをはじめ、優しい人たちがたくさんいます。
そんな心がポカポカするような温かい気持ちを、皆さんにもお届けできたらうれしいです。
アニメの放送をお楽しみに♪
【伊瀬茉莉也（レグルス役）】
レグルスを演じさせていただきます、伊瀬茉莉也です。
ドラマCDからの祝アニメ化！ おめでとうございます!!
動く鳳蝶やレグルスたちを見れるのが今から楽しみで仕方ありません！
ぜひアニメも楽しんでいただけるとうれしいです！
どうぞよろしくお願いいたします！
【佐藤まさふみ（監督）】
童話のようなファンタジーのような、それでいて大河ドラマな「白豚貴族」。
たくさんの登場キャラクターたちに ホンロウされっぱなしの監督担当です。
いつも悩んだり熱出したり、気苦労の多い五歳児の鳳蝶くんとやんわりやっていけたらと思います。
レグルスくんもかわいいですよ！
【やしろ（原作）】
みなさまのおかげをもちまして、「しろひよ」アニメ化と相成りました。ありがとうございます。
お話をいただいたときから今も、私の背中には宇宙が拡がっていて、私自身はぽかーんとしています。
これ、夢なのでは……？
いえ、でも、目を開けて見られる夢のうちでも素敵なものを見せていただいているのだと思います。
これも「しろひよ」を応援してくださる読者のみなさま、「しろひよ」を世に出すために携わってくださった方々あってこそです。
これからさらに素晴らしいスタッフのみなさんの手で、菊乃井兄弟が動き出します。
「しろひよ」を愛し応援してくださるみなさまに、スーパー菊乃井タイムをお楽しみいただけると幸いです。
【keepout（原作イラスト）】
アニメ化おめでとうございます!! 本作のファンのひとりとしても、愛くるしい兄弟2人が動いて話してモチモチする（される）のを見られるのがとても楽しみです！
【よこわけ（コミカライズ）】
アニメ化おめでとうございます！ 原作の魅力がさらに広がることを楽しみにしています。