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ポン・ジュノ監督×ロバート・パティンソン主演「ミッキー17」がベルリン映画祭で上映へ

映画.com 2025年1月14日 19時0分

 ポン・ジュノ監督の新作「ミッキー17」が、ベルリン国際映画祭でインターナショナルプレミア上映されることが分かった。米バラエティが報じた。

 ポン・ジュノ監督にとって、第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝き、第92回アカデミー賞で作品賞を含む4部門を受賞した「パラサイト 半地下の家族」以来の新作。

 「THE BATMAN ザ・バットマン」「TENET テネット」のロバート・パティンソンを主演に迎え、エドワード・アシュトンのSF小説「ミッキー7」(早川書房)を、製作費1億1800万ドルを投じて映画化。現代からひとつの進歩もなく、労働が搾取される近未来の社会を舞台に、使い捨てワーカー・ミッキーの前にある日、手違いで自分のコピーが同時に現れたことで、予想外の事態が起こっていく様を描く。スティーブン・ユアン、ナオミ・アッキー、トニ・コレット、マーク・ラファロらが共演する。

 ベルリン国際映画祭のアーティスティック・ディレクターは、カルロ・チャトリアンから、アメリカ人映画ジャーナリストでありキュレーターでもあるトリシア・タトルへバトンタッチ。タトルは、英BFIロンドン映画祭を5年間で急成長させた実力の持ち主だ。

 「ミッキー17」は韓国でのワールドプレミアを経て、2月13~23日に開催されるベルリン国際映画祭で上映。日本では3月28日から全国公開される。

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