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あなたにとって忘れられない“思い出の映画は? 映画.comユーザー&スタッフが良作・秀作を紹介【前編】

映画.com 2025年1月19日 12時0分

 “思い出の映画”はありますか?

 総合映画情報サイト「映画.com」では、日本で初めて映画が一般公開されたことを記念して制定された「映画の日」(12月1日/2024年)に合わせ、自社の公式Xの定期企画「#今週何ミル」にて「#忘れられない思い出の映画」を紹介&募集しました。

 本記事ではユーザーの皆さま、映画.comスタッフから寄せられたコメント(=“思い出”となっている理由)とともに“誰かの心に深く刻まれた映画”を【前編・後編】にわけて紹介します。

●「あゝ、荒野 前篇・後編」

【作品概要・あらすじ】

寺山修司が遺した唯一の長編小説「あゝ、荒野」を、菅田将暉&ヤン・イクチュンの主演で実写映画化(2部作)。2021年の新宿。かつて親に捨てられた新次は、兄貴分の劉輝を半身不随にした元仲間・裕二への復讐を誓っていた。ある日彼は、街でティッシュ配りをしていた吃音で赤面対人恐怖症の「バリカン」こと健二と一緒に、「片目」こと堀口からボクシングジムへ誘われる。新次は復讐を果たすため、バリカンは内気な自分を変えるため、それぞれの思いを胸にトレーニングに励む。徐々に名を挙げていく新次に対し、バリカンは特別な感情を抱くようになっていく。

【理由】

寺山修司への思い入れ深く、見に行った映画 主演の菅田将暉(新宿新次)の無垢で鮮烈な存在感に激しく撃たれた。舞台しか観なかった自分を映画に呼び戻してくれた作品。寺山の独特な世界を再度世間に知らしめてくれたとも思う

●「明日に向って撃て!」

【作品概要・あらすじ】

西部開拓時代から20世紀初頭にかけて銀行や鉄道を襲撃した実在のアウトローをモデルに、彼らの自由奔放な生きざまをユーモラスかつシニカルに描き、アメリカン・ニューシネマを代表する作品として語り継がれる青春西部劇の傑作。主人公のブッチをポール・ニューマン、サンダンスをロバート・レッドフォードが演じた。

【理由】

セピア色のモノクロから始まって、段々と画面に色が付いてくるオープニングから映画に引き込まれ、モノクロの画面に戻る最後まで見入った映画だった。

●「アルマゲドン」

【作品概要・あらすじ】

小惑星の接近で滅亡の危機に瀕した地球を救うべく宇宙に旅立つ男たちの死闘を描いたヒューマン・アドベンチャー。監督はマイケル・ベイ。ブルース・ウィリス、リブ・タイラー、ベン・アフレック、スティーブ・ブシェーミ、ピーター・ストーメア、ビリー・ボブ・ソーントンらが共演。

【理由】

B.ウィリスがとにかく格好いい!ダイ・ハードより断然コッチ 娘を溺愛してる普通のパパが地球を守るなんて無茶苦茶な設定に聞こえるけど、エアロスミスの主題歌が流れたらもう家族愛にも溢れた作品

●「エンドロールのつづき」

【作品概要・あらすじ】

インドのチャイ売りの少年が映画監督の夢へ向かって走り出す姿を、同国出身のパン・ナリン監督自身の実話をもとに描いたヒューマンドラマ。インドの田舎町で暮らす9歳の少年サマイは、学校に通いながら父のチャイ店を手伝っている。厳格な父は映画を低劣なものと考えているが、信仰するカーリー女神の映画だけは特別だと言い、家族で映画を見に行くことに。初めて経験する映画の世界にすっかり心を奪われたサマイは再び映画館に忍び込むが、チケット代を払えず追い出されてしまう。それを見た映写技師ファザルは、料理上手なサマイの母が作る弁当と引き換えに映写室から映画を見せると提案。サマイは映写窓から見る様々な映画に圧倒され、自分も映画を作りたいと思うようになる。

【理由】

初めて映画館で観たボリウッド!個人的には、フェイブルマンズよりもこっちのほうが好き!ものすごいピュアなキラキラした目で表情で映画を観るサマイくんがかわいい

●「男たちの大和 YAMATO」

【作品概要・あらすじ】

世界最強最大と謳われた「戦艦大和」に乗り込んだ乗組員たちの悲劇を壮大なスケールで描いた超大作。05年4月6日、鹿児島県枕崎の漁港を訪れた1人の女性が、老漁師に北緯30度43分、東経128度4分まで船を出してほしいと懇願する。しかし、そこはかつて老漁師が新兵として乗り込んでいた戦艦大和が60年前の昭和20年4月7日に沈んだ場所だった……。監督・脚本は「新幹線大爆破」の佐藤純彌。反町隆史、中村獅童、渡哲也、鈴木京香、仲代達矢ら豪華キャストが共演。

【理由】

一昨年の5月、91歳で此の世を去った父方の祖父は戦時中、帝國海軍に在籍をしており、かの戦艦『三笠』の前で集合写真も撮った事のある方で、其の祖父と唯一映画館で一緒に観た作品が本作品でした。

●「ガタカ」

【作品概要・あらすじ】

イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウが共演したSFサスペンス。遺伝子操作で生まれた“適性者”が社会を支配する近未来。自然出産で誕生したビンセントは、“不適正者”として冷遇される人生を歩んでいた。彼は幼い頃から宇宙飛行士を夢見ていたが、それは適性者のみに許される職業だった。ある日、ビンセントはDNAブローカーの仲介で、下半身不随となった元水泳選手ジェロームの適性者IDを買い取る。ジェロームに成り済まして宇宙局「ガタカ」に入社したビンセントは、努力の末についにタイタン探査船の宇宙飛行士に選ばれる。

【理由】

遺伝子操作された世界で、人間の可能性を信じて努力する主人公に共感できた。音楽もとても素晴らしく、心に響く名ゼリフもたくさんあり、自分の中でベストの作品。

●「ギャラクシー・クエスト」

【作品概要・あらすじ】

79年から放映された人気TVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」は、宇宙船プロテクター号の乗組員たちの活躍を描いたSFもの。放送打ち切りから20年たった今でも、コンベンション会場は熱狂的なファンで超満員だった。しかしそこへ紛れ込んでいたのは“サーミアン”と名乗るネビュラ星エイリアン。TV放映を宇宙で傍受しドキュメンタリーと勘違いした彼らは、宿敵エイリアンと戦うため力を貸して欲しいと出演者たちの元へやってきたのだ。

【理由】

人生で初めて何度も劇場に通い、その度に新しい友人を連れて布教した、笑えて泣ける珠玉のSFコメディ。偽物たちが本物になる瞬間に、胸が熱くなること必至です。(映画.comスタッフK)

●「グリーンマイル」

【作品概要・あらすじ】

フランク・ダラボン監督&トム・ハンクスのタッグ作。大恐慌時代の1935年、ポールは刑務所の看守主任を務めていた。グリーンマイルと呼ばれる通路を通って電気椅子に向かう受刑者たちに安らかな死を迎えさせてやることが、彼らの仕事だった。ある年、この刑務所に身長2メートルを越す黒人の大男、コーフィが送られてくる。双子の少女を殺害した罪で死刑囚となった男だ。ところがこの男は、ある日不思議な力でポールが患っていた病気を治してしまう……。

【理由①】

幼かった私にとって、人生初の「善人が救われない」映画でした。座席で泣きながら横を見ると一列全員号泣で、映画館で感情を共有する楽しさを教えてくれたのもこの作品です。(映画.comスタッフI)

【理由②】

ある場面で劇場中が「あっ!」と声を上げた思い出。「あぁー、映画館で観るとこういうことがあるのか、超楽しい」と知った。

【理由③】

良すぎて当時映画館で3回ぐらい見ました が、悲しすぎてこれ以上見れなかった。

●「シザーハンズ」

【作品概要・あらすじ】

ティム・バートン監督が描く、切ないファンタジー。丘の上の屋敷に住む発明家に作られた、人造人間のエドワード。未完成のまま主人に先立たれたエドワードは、ハサミの手を持っていた。セールスでやってきたペグに連れられ、町に出ることになったエドワードだが……。エドワードをジョニー・デップ、彼が恋をする、ペグの娘キムをウィノナ・ライダーが演じている。

【理由】

当時子供ながらに涙流し見てました。

●「少林サッカー」

【作品概要・あらすじ】

チャウ・シンチーが香港アクションの技術の粋をサッカーに導入し、香港で空前の大ヒットとなった作品。かつて人気サッカー選手だったが、今は雑用係になっているファンは、少林拳を愛する青年シンと出会い、ブロック塀を蹴り崩す彼の脚力を見込んで、サッカーを教え込む。シンは少林拳仲間を集めてチームを結成。一方、敵チームはハイテク・トレーニングと筋肉増強剤で試合に備えていた。

【理由】

少林サッカーを劇場で観た後のエンドロールシーンで。観客から自然と拍手が沸き起こった。あの映画の様な衝撃は、それまで類が無
かったと思うし、日本でこんなリアクションが起こる嬉しさも相待って、何だか忘れられない思い出!!

●「新聞記者」

【作品概要・あらすじ】

「怪しい彼女」などで知られる韓国の演技派女優シム・ウンギョンと松坂桃李が主演を務める社会派サスペンス。東京新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを原案に、若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤をオリジナルストーリーで描き出す。監督は藤井道人。第43回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀主演男優賞(松坂桃李)、最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン)の3冠に輝いた。

【理由】

「重そうだけど面白そう」ぐらいの気持ちで観たのを後悔した。自分が見ている世界がすべて虚構に思えた。まだ鮮明に記憶に残ってるけど、もう一度観たい気持ちもある。(スタッフC)

●「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」

【作品概要・あらすじ】

国民的アニメ「アンパンマン」の劇場版26作目。リンゴがたくさんなっている美しい島アップルランドで、ある日、島のリンゴが何者かにより毒リンゴにされてしまう事件が起こる。ヒーローにあこがれるりんごぼうやは、島を元通りにするため、アンパンマンと一緒に世界一大きなリンゴの実をつける「魔法の種」を探す冒険に出る。困難にぶつかり、泥だらけになっても頑張るアンパンマンを見て、りんごぼうやは真のヒーローとは何かを学んでいく。

【理由】

2014年8月9日@新宿武蔵野館。はじめて我が子と映画館に行った作品です!私も明るい中の鑑賞は初体験。親子で一緒に楽しんだ思い出の1本です。(映画.comスタッフS)

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