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あなたにとって忘れられない“思い出の映画”は? 映画.comユーザー&スタッフが良作・秀作を紹介【後編】

映画.com 2025年1月19日 13時0分

 “思い出の映画”はありますか?

 総合映画情報サイト「映画.com」では、日本で初めて映画が一般公開されたことを記念して制定された「映画の日」(12月1日/2024年)に合わせ、自社の公式Xの定期企画「#今週何ミル」にて「#忘れられない思い出の映画」を紹介&募集しました。

 本記事ではユーザーの皆さま、映画.comスタッフから寄せられたコメント(=“思い出”となっている理由)とともに“誰かの心に深く刻まれた映画”を紹介します。(前編では「あゝ、荒野」「アルマゲドン」「ガタカ」「グリーンマイル」「少林サッカー」など取り上げています)

※以下、作品の並びは五十音順。

●「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

【作品概要・あらすじ】

ラース・フォン・トリアー監督が、アイスランドの歌手ビョークを主演に撮り上げた人間ドラマ。アメリカの片田舎。チェコ移民のセルマは息子ジーンと2人暮らし。つつましい暮らしだが、隣人たちの友情に包まれ、生きがいであるミュージカルを楽しむ幸せな日々を送っていた。しかし彼女には悲しい秘密があった。セルマは遺伝性の病で視力を失いつつあり、ジーンも13歳で手術を受けない限り同じ運命をたどるため、必死に働き手術費用を貯めるが……。

【理由】

踏んだり蹴ったりで泣いた

●「デジモンアドベンチャー」

【作品概要・あらすじ】

デジタルワールドを舞台に繰り広げられる少年たちの冒険を描いたジュブナイル短編アニメーション。ある夜、太一と妹のヒカリの家のパソコンモニターの画面から、デジタマ=卵が出現。その中からボタモンが生まれた。やがてふたりはボタモンと打ち解け仲良くなるが、ボタモンはコロモン、アグモンへと形を変えて成長し、ヒカリを背中に乗せたまま夜の町へ飛び出してしまう。

【理由】

何かのアニメの映画と同時上映だと記憶してるけど、人気作品の最初を映画館で観れたのはとても良い記憶 当時は指定席ではなかったのも合わせて良い記憶。

●「どついたるねん」

【作品概要・あらすじ】

阪本順治監督の長編デビュー作で、プロボクサー・赤井英和の自伝小説を、赤井本人の主演で映画化。脳にダメージを負い再起不能となったボクサーの安達英志は、所属ジムを離れ自らのジムを設立する。しかし練習生たちは英志の横暴さに耐え切れず次々と去っていき、ジムは閉鎖。古巣のジムに戻った英志は、周囲に支えられ現役カムバックを目指して動き出す。

【理由】

もう何度観ただろう 当時付き合っていたボクサーの彼と一緒に観に行き、その後独りで何度も観に行き、主演俳優に恋をした 舞台になった大阪の街は、どこか我が地元と同じように胡散臭い雰囲気に共感して嫌なんだけど懐かしい。

●「バービー」

【作品概要・あらすじ】

世界中で愛され続けるアメリカのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングの共演で実写映画化。ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」で、完璧でハッピーな毎日を過ごしていたバービーとケンだったが、ある日バービーの体とバービーランドに異変が起こる。その原因を探るため、バービーは完璧とは程遠い、困難だらけの「人間世界」へ出向く。人々との交流の中で、これまで知る由もなかった世界の真実に直面しながらも、大切なことを見つけていく。

【理由】

見終わって退場の時、後方の席から女の子の声で「Hi, Barbie!」て聞こえてきて、前の方から「Hi, Barbie!」って返ってきた。そう、みんなバービーなのだ 映画館だからこその思い出

●「ハリー・ポッターと賢者の石」

【作品概要・あらすじ】

両親を失い、意地悪な伯母夫婦の家庭で孤独に育った少年ハリー・ポッターは、11歳の誕生日を迎えた日、魔法界のホグワーツ魔法魔術学校から入学の招待状を受け取る。亡くなった両親が魔法使いだったことを知り、学園生活を送る中で自分の能力に目覚めていくハリーだったが、かつて両親の命を奪った闇の魔法使いに狙われていること発覚する。

【理由】

小学生の時にお小遣いを貯めて 初めて自分の意思で映画館へ観に行った映画

●「ふたりのイーダ」

【作品概要・あらすじ】

椅子が動き、三歳の女の子と少年と交流する美しくファンタジックな世界を描いた。小学4年生の直樹と3歳の妹であるゆう子は、雑誌記者の母親とともに広島の祖母の家へ出向く。直樹はカラスアゲハ蝶を追って雑木林へ入り、しゃべりながら歩く椅子と遭遇。驚いて逃げ帰るが、翌日ゆう子がその椅子と仲良くおしゃべりする姿を見つけ……。

【理由】

戦争を題材に椅子が動いて喋るというのが子供だった私には強烈な印象

●「PLAN 75」

【作品概要・あらすじ】

満75歳から自ら生死を選択できる制度が施行された近未来の日本を舞台に、その制度に翻弄される人々の行く末を描いた。夫と死別し、ひとり静かに暮らす78歳の角谷ミチは、ホテルの客室清掃員として働いていたが、ある日突然、高齢を理由に解雇されてしまう。住む場所も失いそうになった彼女は、「プラン75」の申請を検討し始める。

【理由】

ずっと気になってた映画館 シネマイーラで最初に観た作品。生き方、死に方について人生について考えさせられる映画だった。その中でも人との繋がりを丁寧に大切に描いてた。

●「ペイ・フォワード 可能の王国」

【作品概要・あらすじ】

アルコール依存症の母親と、暴力を振るい家を出て行った父親の間に生まれた少年トレバーは、社会科の授業で「もしきみたちが世界を変えたいと思ったら、何をするか」という課題を与えられる。トレバーが考えついたアイデアは、「ペイ・フォワード」。受けた善意や思いやりをその相手に返すのではなく、ほかの3人に渡すというものだった。

【理由】

“映画を見て泣く”という意味が分からなかった中学生の私が、ひとりの少年の「世界を変えたい」ととった行動・思いに、はじめて涙を流した作品。(映画.comスタッフE)

●「ボヘミアン・ラプソディ」

【作品概要・あらすじ】

世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出した。

【理由】

クイーンのライブエイドのシーンがスクリーンで観る事ができて衝撃を受けてこの作品以降、映画にハマりました。この作品から感想を記録しています。

●「道(1954)」

【作品概要・あらすじ】

イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作のひとつで、旅回りの芸人たちの悲哀を描き、第29回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した古典的名作。貧しい家庭に生まれ育った知的障害の女性ジェルソミーナは力自慢の大道芸人ザンパノに買われ、彼の助手として旅回りに出る。

【理由①】

当時愛読していた小説「グミ・チョコレート・パイン」に登場→即鑑賞。「映画ってすげぇ」となって、実際に映画を作ったりして、今も映画にハマってる。この映画がなければ“今の僕”はいないのです。(映画.com編集部O)

【理由②】

随分前に一度しか観てないけどいまだに覚えてる印象的な映画。社会の底辺にフォーカスした不朽の名作(個人調べ)

●「ユー・ガット・メール」

【作品概要・あらすじ】

インターネットで知り合った男女の運命的な恋を、トム・ハンクスとメグ・ライアンの競演で描いたラブストーリー。ニューヨークで小さな絵本の店を経営するキャスリーンは、恋人がいながらも、インターネットで知り合った「NY152」とのやりとりに心をときめかせる。ある日、すぐ近くに大手書店チェーンが進出することになり、キャスリーンはその御曹司ジョーと反目し合うが……。

【理由】

若い時に何度も観た作品。私好みの素敵なラブストーリー。毎日メールのやりとりをしてどんどん好きになっていく顔も知らない相手が実は!? ちょっぴり『あしながおじさん』的な魅力もある作品でした。

●「リトル・ダンサー」

【作品概要・あらすじ】

1980年代イギリスの炭鉱町を舞台に、バレエダンサーを目指す少年の奮闘と家族の絆を描いた青春ドラマ。母を亡くした11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父の命令でボクシング教室に通わされている。ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いた彼は、女の子たちに混じってレッスンに参加するようになるが……。

【理由】

大学生の時、友達と学校帰りにシネスイッチ銀座で見た「リトルダンサー」。感動&興奮が冷めず、次の日、1人でもう一度見に行った。人生ではじめて映画館で“おかわり”した映画です。(映画.com編集部A)

●「リリイ・シュシュのすべて」

【作品概要・あらすじ】

岩井俊二がインターネットで展開した実験的な同名小説を、市原隼人、忍成修吾 、伊藤歩、蒼井優ら共演で岩井自ら映画化。中学2年の雄一は、かつては親友だった星野からのいじめを受け、つらい日々を過ごしていた。彼は、唯一の救いである歌手、リリイ・シュシュのファンサイトを運営し、そこで仲間を見つけるが……。

【理由】

初めて公開初日に舞台挨拶がある上映回で見た作品です。岩井俊二監督や出演者から撮影当時の裏話を聞くことができ、映画業界へ興味を持つきっかけにもなりました。(映画.comスタッフN)

●「REX 恐竜物語」

【作品概要・あらすじ】

現代に甦った恐竜の赤ちゃんと少女との触れ合いを描くSFファンタジー。立野千恵は古生物学者の父らとともに、原生林の奥にある洞窟へ出かけ、そこで氷に包まれた恐竜の卵を発見する。無事孵化に成功し、レックスと名づけられた恐竜は千恵を母親代わりに順調に育つが、一躍世界の注目の的となったレックスはCM出演や取材が相次ぎ、徐々に元気をなくしてしまう。

【理由】

単館とシネコンの狭間の時代かな 遠出するときはおめかししてた時代 地元の映画館では上映がなくふたいとこの家族と隣の隣の市の映画館にまで遠征して見た映画

●「ワンダフルライフ」

【作品概要・あらすじ】

是枝裕和監督が、人が死んでから天国へたどりつくまでの7日間を描いたファンタジードラマ。霧に包まれた施設にたどりついた22人の死者たちは、待ち受けていた職員から、天国へ行くまでの7日間で人生で一番大切な思い出を選ぶように指示される。その思い出は、職員たちの手によって映画として再現されるのだ。すぐに思い出を選ぶ者もいれば、なかなか選べない者もいたが、試写会の開かれる最終日は刻々と迫ってきて……。

【理由】

人生のなかで、大切な思い出をひとつだけ選んでください。天国の入口でこんな事を言われたら、自分だったら何を選ぶだろう…と映画館を出ても(もしかしたら今でも?)考えてしまう位、この世界に入り込んだ作品でした。

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