目黒蓮(「Snow Man」)と佐野勇斗が共演した連続ドラマを映画化する「劇場版 トリリオンゲーム」のアクションメイキング映像(https://youtu.be/vz2htlQnnKc)が、このほど公開された。また、SnowManの冠番組「それSnow Manにやらせて下さい」(略称:それスノ)の大人気コーナー“ダンス完コピレボリューション”でもお馴染みのTAKAHIROの出演が明らかになった。
ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の原作漫画(原作:稲垣理一郎 作画:池上遼一)は、「マンガ大賞2022」にノミネートされ、「第69回小学館漫画賞」を受賞した累計発行部数210万部突破の大ヒット作。天性の人たらしで口八丁な“世界を覆すハッタリ男”の天王寺陽(通称:ハル/演:目黒)と、気弱だが心優しい“凄腕エンジニア”の平学(通称:ガク/演:佐野)。正反対の2人がゼロから起業し、友情パワーと予測不能な作戦で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ、この世のすべてを手に入れようと成り上がるさまを描いた。劇場版ではドラマに引き続き、原作者・稲垣氏の監修のもと、完全オリジナルストーリーが展開される。
目黒が取材やイベントなどで「とても楽しくて、もっとやりたかった!」とコメントするアクションシーン。映像では、予告でも使用されているハルがカジノ台でチップを軽やかに蹴り上げるシーンや、強盗らと戦う場面を活写。アクション練習から撮影に向け、目黒が練習・撮影とひた向きに取り組んだ過程が収められている。さらに、カメラチェックする真剣なまなざしや、共演者を気遣い、優しい表情を見せる一幕も確認できる。
撮影中に現場を訪問した原作者の稲垣氏は、高難易度のハイキックシーンを一連で撮影したのち、足だけを何度も撮影する目黒を見て、足だけならスタントマンに代わらないのか尋ねたところ“スタッフから「あんなに足の長い人がいない!!」という言葉が返ってきて納得した”というエピソードをインタビューで語っている。同じく原作者の池上氏も先日の完成披露試写会に訪れ、「目黒さんのアクションに目を奪われました」と絶賛。村尾嘉昭監督も「目黒さんはアクションの覚えが早くて、本番もほぼ一発OKだった」と舞台挨拶でコメントをしていた。
類まれなる手足の長さと身体能力を持つ目黒の魅力を存分に発揮したアクションシーンは本作の見どころの一つと言えるだろう。
また、ダンサーでもあり、振付師、演出家の顔も持つTAKAHIROは、2006年、全米放送のHIPHOPアーティストコンテスト番組 「Showtime At The Apollo」にソロダンサーとして出場。史上最高記録となる9大会連続優勝を達成し、米国プロデビュー。09年、MADONNAワールドツアーの専属ダンサーを務め、さらにアルバム「Celebration」JAPAN プロモーション総合演出・振付で高い評価を受け、振付家としての活動を本格化。現在まで、多くのアーティスト楽曲、CM、舞台作品等の振付を手がける一方で、現在放送中の連続テレビ小説「おむすび」へ出演するなど俳優業でも活躍中だ。
そんなTAKAHIROは、ハルと敵対する強盗のリーダー役として登場。目黒とのアクションシーンに臨んでいる。本格アクションは今回が初めてというTAKAHIROは、アクション練習時、「ダンスとは違って相手との空間把握が必要になるので難しい」と語り、ともに練習をした目黒に対しては「目黒さんはすごい!たくさんのアクションシーンがあるけれど、全部1回で覚えてしまう!」と称賛。一方の目黒は「TAKAHIROさんとのアクションは楽しい。すごく真面目な方というのが伝わってきて、きっと良いものができると思います」と語っている。
「劇場版 トリリオンゲーム」は、2月14日公開。