ディズニーの超実写版「ライオン・キング ムファサ」(公開中)が、日本国内で1月19日までに142万8088人を動員し、興行収入20億756万円を記録したことが発表された。
アフリカの大地を舞台に生命をテーマに描いたアニメーション映画「ライオン・キング(1994)」は、映画賞、音楽賞を総なめにし、2019年には超実写版が公開。ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドルを記録した。
今作では、「ライオン・キング」で息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日が描かれる。冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅の過程で孤児から王へ運命を切り拓くムファサ。そして、彼の運命を変える“弟”タカ(後のスカー)。血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された秘密が明かされる。
本作の全世界累計興行収入は、5億9199万ドル(約805億円 ※1ドル155円換算 1月20日現在/Box office mojo参照)に到達。全米映画批評サイトRotten Tomatoesのオーディエンススコアは89%(1月17日時点)と高得点を獲得している。
SNS上では、「タカのムファサに対する愛憎入り交じる感情、表情がアニメ版とはまた違った深みのあるキャラクターで良かった」「くぅぅ~切なかった、、今まで好きじゃなかったスカーの見方が変わってしまった。ひたすらタカに感情移入しちゃった」「ムファサが心優しきキングだった。 なんだかぶっ刺さるセリフが多くて、めちゃくちゃ泣いてしまった…」など、ムファサとタカの心揺さぶる物語に感動したという声が続出。
さらに、「ムファサとタカが仲良くしている楽しいシーンなのに心がずっとキュッとなる」「スカーの未来を知っているだけに切なかったです」「大好きな作品ライオン・キングのムファサとスカーの始まりが、こんなにも切ないなんて、、」といった“兄弟の絆”に言及するコメントも寄せられている。
音楽を担当したリン=マニュエル・ミランダ(「モアナと伝説の海」「リトル・マーメイド」)によるミュージカルナンバーについても、「ムファサとタカの『ブラザー 君みたいな兄弟』が最高すぎた!」「音楽がとにかく良い!」「素晴らしい楽曲の数々を聞くために、また劇場に足を運びたいと思います!」など絶賛する声が集まっている。
超実写プレミアム吹替版では、主人公ムファサ役を尾上右近、ムファサの弟タカ役を松田元太、冷酷な敵ライオン・キロス役を渡辺謙が担当。「尾上右近さんのムファサは誰が聴いてもヒーローと一発で分かるような声質でピッタリだし、松田元太くんのタカの無邪気で甘い歌声が挫折から冷徹な声に変わっていく様が本当に素晴らしかった!」「キロス役の渡辺謙さん、敵役なのに力の抜けたセクシーと言っていい喋り方で何とも魅力的」「尾上右近さんのムファサ、後に王になる資質をうまく表現してらっしゃるなと思ったし終盤シーンの演技が素晴らしくて…大和田さんへのリスペクトを感じた」「尾上ムファサ、凛として温かい声質も相まって強く気高くかっけー」といった感想が寄せられている。
「ライオン・キング ムファサ」は全国公開中。