笑福亭鶴瓶が主演し、原田知世と初共演を果たした映画「35年目のラブレター」の新メイキング映像(https://youtu.be/QPdvF8X9AoA)が、このほど公開された。初めて寿司職人という役柄を演じた鶴瓶と重岡大毅が、実際の職人指導のもと、本格的な所作を練習する様子が切り取られている。
本作は、ある夫婦の“感動の実話”を映画化した作品。戦時中に生まれた西畑保は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人になった。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める。一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と長年支え続けてきた妻の心温まる“感動の実話”の映画化となっている。鶴瓶が保、原田が皎子、西畑夫妻の“若かりし頃”を重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じる。
鶴瓶と重岡が演じる主人公・西畑保は、貧しい家庭に生まれ文字の読み書きができず、苦しい人生を送っていたが、逸美(笹野高史)に手を差し伸べられ、寿司職人として定年まで働き続けるというキャラクター。映像には、実際に寿司を握る重要なシーンの撮影に向けて、役作りに励む2人の姿が収められている。
冒頭では、職人からアドバイスを受け、落ち着いて寿司を握る鶴瓶の姿を活写。一方で、目の前で見る職人技に驚きを隠せない重岡の様子も映し出されている。寿司を握る難しさを実感しつつ、懸命に練習を繰り返す重岡。その甲斐あり、指導にあたった職人も「手つきがしなやかで、(握りの)工程が上手」と重岡を絶賛した。
さらに、練習中の重岡を鼓舞する鶴瓶と、現場で会えた喜びに満面の笑みを浮かべる重岡の姿も。練習を終えた重岡は「寿司を握る姿を見る事はあっても、実際に握ったことは無かったので、とても新鮮でした。職人の皆さんが優しく丁寧に教えてくださったので、本番頑張ります」と撮影への意気込みを語った。そして、保(重岡)が皎子(上白石)に寿司を振る舞うシーンの撮影当日。重岡が寿司を握る難しさを上白石に語るほほえましい場面も収められている。
「35年目のラブレター」は、3月7日に全国公開。