マーベル・スタジオの劇場公開最新作「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」では、“新キャプテン・アメリカ”となったサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)と、“レッドハルク”へと変貌するアメリカ大統領サディアス・ロス(演:ハリソン・フォード)の新たな“1vs1”バトルが展開。本記事では最新作の見どころを紹介するとともに、MCUで繰り広げられた「アイアンマンvsキャプテン・アメリカ」「ソーvsロキ」の闘いを振り返る。
今作の主人公は、「アベンジャーズ エンドゲーム」(19)のラストでヒーロー引退を決めた初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(演:クリス・エバンス)からから盾を託され、新キャプテン・アメリカとなった元ファルコンのサム。映画では、国際会議で起こったアメリカ大統領・ロス(演:ハリソン・フォード)の銃撃事件を調査するサムが、次第に過去の因縁と巨大な陰謀に巻き込まれていく。そして、世界秩序の崩壊を目論む黒幕の存在に迫った時、ロスが“レッドハルク”へと変貌し襲い掛かる。
「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(16)では、「アイアンマンvsキャプテン・アメリカ」というアベンジャーズを代表するヒーロー同士が対決。キャップの友人ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズが、かつて自身の両親の死に関与していたことを知ったアイアンマンは、復讐のためバッキーに襲い掛かる。しかし、バッキーが敵に操られていたことを知るキャップは、アイアンマンを止めるため応戦。パワードスーツを装着し、全身を武器にして戦うアイアンマンと、盾ひとつで立ち向かうキャップによる迫力の肉弾戦がファンを熱狂させた。
そして「マイティ・ソー」(11)では、因縁の兄弟対決「ソーvsロキ」が勃発。兄のソーに劣等感を抱き、様々な裏切りと交錯で王座を手に入れようとするロキと、そんな弟の悪事を許せないソー。2人の争いは激化し、絶体絶命のピンチに陥ったロキはソーに助けを求めるが、手を差し伸べたソーを騙して襲い掛かる。手に汗握る本気の兄弟対決は必見だ。
最新作「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」の予告(https://youtu.be/f1Ainr1F8IQ)のラストでは、軽々と車を投げ飛ばし暴走するレッドハルクと、「俺に用か? 相手してやるよ」と翼で車を一刀両断するサムの姿がとらえられ、1vs1の激しい闘いを予感させる。これまでもアベンジャーズの一員として死闘を繰り広げてきたサムだが、マッキーはレッドハルクについて「倒すのが最も不可能と思われる脅威なんだ」と言及。同時に、「彼(サム)はいくつかの秘策を秘めているんだよ」とも語っている。受け継いだ盾を駆使したバトルに空中戦など、究極の“1vs1”バトルに期待が高まる。
「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」は2月14日日米同時公開。