グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成が主演する「BADBOYS THE MOVIE」に、池﨑理人(「INI」)、山中柔太朗、井上想良が出演することが発表され、体を張ったアクションシーンなどを収めた超特報が公開された。
原作は、1988年から1996年まで「ヤングキング」(少年画報社)で連載された、累計発行部数5500万部を誇る田中宏による伝説的不良漫画。11年に実写映画が公開されたほか、13年には実写ドラマ化もされている。今作では、西川達郎監督がメガホンをとり、峰尾賢人と西川達郎が脚本を手掛ける。
裕福な家の一人息子だった桐木司(豆原一成)は、幼い頃に助けられた伝説の不良・村越のような男になるために、過保護な両親から独り立ちすべく家出することを決意。族の戦国時代において最大勢力を誇る「陴威窠斗(BEAST)」に仲間入りを志願するもボコボコにされるが、逃げる途中で偶然出会った川中陽二(池﨑)、中村寿雄(山中)、岩見エイジ(井上)と意気投合し、つるむようになる。司たちは、「極楽蝶」七代目トシから「廣島Night's(ナイツ)」との抗争のためメンバーに加わってくれと頼まれ、司以外は複雑な思いを抱えながらもチームに合流する。
司と運命的な出会いを果たし、司を影ながら支える川中役を演じるのは、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(21)から誕生したグローバルボーイズグループ「INI」のメンバーで「INIのイケメンボイス担当」と称される池﨑。映画初出演となる池﨑は、「映画出演、演技自体も初めてで不安もありましたが、監督や皆さんと共に僕が演じさせていただいた川中陽二を作り上げていきました」とコメント。そして、「演じていた僕自身が陽二のことが好きで、彼みたいにかっこよくなりたいと思い、撮影後の普段の生活でも陽二を意識したりすることがあったくらいです」と並々ならぬ思いを語った。
川中とともに司を支える中村寿雄役は、ドラマ「飴色パラドックス」や映画「あたしの!」などで注目を集めている山中。自身が演じた寿雄を「すごくギャップがあるキャラクター」と表現し、「極楽蝶のみんなを冷静に見ていたり、かと思えば細かくつっこみつつ4人でワイワイしたり、一方で、喧嘩の時にサングラスを外すとスイッチが入ったように声を荒げて野獣モードになったりと、そのギャップをぜひ楽しんでいただきたいです」と、冷静かつ熱い男を演じ切った。
川中、中村とともに司の仲間となる岩見エイジ役は、「永遠の昨日」「らんまん」「先生の白い嘘」などに出演した井上。「役作りで髪も真っ赤に染めて臨んだ撮影は、男性キャストが多い現場で男子校のようで、楽しくあっという間でした」と撮影を振り返り、「撮影前からみんなで練習したアクションシーンは、練習のかいもありどのシーンもとてもかっこよく仕上がっていると思うので注目してほしいです」と自信をのぞかせた。
西川監督は、「原作で描かれたキャラクター達の熱い友情や仲間に対する誇りを大切にして描きました。原作はヤンキー漫画の名作ですが、令和の現在では連載当時の様なヤンキーは少なくなっています。ですが人が友情や誇りを大切にする想いは時代を超えても変わりません。それを映画に込めました」と作品に対する想いを明かす。
そして、「豆原さんは、とにかく勘が良くて脚本を読んですぐに司のイメージを掴んでくれ、演技もですが運動神経が抜群で全てのアクションが素晴らしく、ちょっとした動きまで魅力的でした。とても頼もしくて、その様子がまさに極楽蝶八代目トップになる司とどんどん重なっていきました」と絶賛。
3人の新キャストについても、「池﨑さんは、根気強く真っ直ぐに役に向かい、自分なりの陽二をしっかり表現してくれました。要所要所の見せ場でカッコよく決めてくれ、華があってアクションシーンが非常にカッコよく、見惚れました」「山中さんは、クールな佇まいで現場にいる感じが、そのまま寿雄と重なりました。寿雄は仲間との間に葛藤を抱えている役でもありますが、それをサングラスの奥から滲み出してくれました」「井上さんは、まさしく現場の明るいムードメーカーで4人の中のエイジそのままでした。経験を感じさせる安定感ある演技でシーンを引っ張ってくれ、更に良いものにしようと試行錯誤してくれる姿が頼もしかったです」と感謝した。
アクションシーンに関しては、「生っぽさを感じる正統派アクションにこだわり、スタントコーディネーターの出口さんの指導のおかげで、キレのあるアクションが生まれました。撮影前にキャスト全員に稽古をして貰い、自信を持って現場に臨んでもらいました」と、撮影前からキャストととともに入念な準備をしたことを明かしている。
「BADBOYS THE MOVIE」は5月30日公開。池﨑、山中、井上のコメント全文は以下の通り。
【池﨑理人(INI)】
『BADBOYS』という、男のロマンと友情を描いた素晴らしい作品の一員を担うことができて光栄です。
映画出演、演技自体も初めてで不安もありましたが、監督やさんはじめスタッフの皆さんと共に僕が演じさせていただいた川中陽二を作り上げていきました。
陽二は、いかつくて怖い人に見えますが、人一倍友情に厚く、兄貴肌で司のことが大好きな、義理人情に溢れたかっこいい人です。
演じていた僕自身が陽二のことが好きで、彼みたいにかっこよくなりたいと思い、撮影後の普段の生活でも陽二を意識したりすることがあったくらいです。
練習したアクション、陽二の激熱のセリフ、極楽蝶4人の友情をご覧いただきたく、ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。
【山中柔太朗】
僕が演じる中村寿雄は、すごくギャップがあるキャラクターです。
極楽蝶のみんなを冷静に見ていたり、かと思えば細かくつっこみつつ4人でワイワイしたり、一方で、喧嘩の時にサングラスを外すとスイッチが入ったように声を荒げて野獣モードになったりと、そのギャップをぜひ楽しんでいただきたいです。
撮影はとにかく楽しくて、4人でいるときももちろんですが、監督やスタッフさんも含めた現場自体がとてもいい雰囲気で、練習を重ねたアクションシーンなども全然大変だと感じず、撮影が終わってしまうのが寂しかったほどです。
「BADBOYS」いま一番熱い映画になっているのではと思います。
心が温まり、胸が熱くなるシーンがたくさんありますので、ぜひ劇場でご覧ください。
【井上想良】
僕が演じさせていただいた岩見エイジは、明るくて楽しいキャラクターだけれど、
実はハートが強くて、司にかける言葉一つとっても笑っていても実は熱がこもっていたり…そういうところがすごく好きでした。
役作りで髪も真っ赤に染めて臨んだ撮影は、男性キャストが多い現場で男子校のようで、楽しくあっという間でした。
撮影前からみんなで練習したアクションシーンは、練習のかいもありどのシーンもとてもかっこよく仕上がっていると思うので注目してほしいです。
僕たち極楽蝶4人をはじめとした男たちが拳(こぶし)を交わして心を交わすところが描かれた、
楽しくて熱い作品になっているかと思いますので公開を楽しみにしてください。