米コロンビア・ピクチャーズが、1997年の映画「アナコンダ」をリメイクする企画に、「ウエストワールド」のタンディ・ニュートン、「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」のスティーブ・ザーンらが出演することが分かった。
オリジナル版は、南米アマゾンの奥地でナショナル・ジオグラフィックの撮影隊が巨大な人食いヘビと闘うパニックホラー映画。ジェニファー・ロペスが主人公の監督役を演じ、ほかにアイス・キューブ、ジョン・ボイト、オーウェン・ウィルソンが共演した。
ポール・ラッドとジャック・ブラックが共演する新作は、中年の危機に直面したウェディングビデオのカメラマンと落ち目の俳優が、若い頃に好きだった映画をリメイクするというもの。彼らは熱帯雨林に向かうが、自然災害、巨大ヘビ、凶暴な犯罪者たちとの命がけの戦いに身を投じることになる、というストーリーだ。
このほどキャスティングされたニュートンとザーンは、冒険に加わる主人公たちの幼なじみを演じる。また、「トラッシュ! この街が輝く日まで」「メカニズム」のセルトン・メロがブラジルの動物飼育員役、「ゾディアック」「セイ・エニシング」のアイオン・スカイがブラック演じる主人公の妻役で出演することも決まった。
プロデューサーのブラッド・フラーとアンドリュー・フォームの製作レーベルであるフル・フォームドが製作。オーストラリアのスクリーン・クイーンズランドのプロダクション誘致戦略の一環として州政府の支援を受け、現在オーストラリアで撮影が行われている。12月25日に全米公開予定だ。