吸血鬼映画「Nosferatu(原題)」が全米で大ヒットを記録したロバート・エガース監督(「ライトハウス」「ウィッチ」)が、狼男を題材にした新作「Werwulf(原題)」を手がけることがわかった。米ハリウッド・レポーターによれば、新作はエガース監督とフォーカス・フィーチャーズと再タッグを組み、2026年12月25日に全米公開される。
新作「Werwulf(原題)」の脚本は、エガース監督が「ノースマン 導かれし復讐者」のショーンと共同で執筆した。13世紀のイギリスを舞台にしたスリラー作品とのことで、プロットの詳細は明らかになっていない。
昨年クリスマスに全米公開されたエガース監督作「Nosferatu(原題)」は、「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)をリメイクしたホラー映画で、1838年のドイツを舞台に純真な女性エレン(リリー=ローズ・デップ)と不動産業者トーマス(ニコラス・ホルト)の夫婦を描く物語。
トーマスが謎めいたオルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)が住むトランシルバニアの屋敷に赴いてから、夫妻に恐ろしい出来事が起こる。ほかに、エガース監督作常連のウィレム・デフォーと、アーロン・テイラー=ジョンソン、エマ・コリンが共演した同作は、現在のところ世界興収1億5600万ドルを記録し、エガース監督最大のヒット作となっている。