ジョン・ウー監督最新作「サイレントナイト」(原題:「SILENT NIGHT」)が、4月11日より新宿バルト9ほかで全国公開されることが決定し、ポスタービジュアルと特報が披露された。
本作は、「男たちの挽歌」などを手掛けたアクション映画界の名匠ウーが、「ジョン・ウィック」シリーズの製作陣らとタッグを組んだリベンジ・アクション大作。「スーサイド・スクワッド」シリーズや「ラン・オールナイト」などで知られ、「シンパシー・フォー・ザ・デビル」(2月28日公開)の公開も控えるジョエル・キナマンが主演を務めた。
幸せな一日になるはずだったクリスマス・イブ。ギャング同士の銃撃戦に巻き込まれた男は、目の前で愛する我が子の命を奪われる。自らも重症を負った男は、なんとか一命をとりとめたものの声帯を損傷。絶望を叫ぶ声すらも失ってしまう。声なき男の悲しみはやがて憎悪へと変わり、悪党どもへの復讐を決意する。
声を失った男の復讐劇となり、全編セリフなしで、ウー監督はアクションと映像の力だけで魅了。キナマンは、息子を殺された男の壮絶な悲しみと怒りを全肉体を躍動させ、スクリーンに焼き付けている。
映像では、幸せな生活を送っていた男が、理不尽にもギャング同志の抗争に巻き込まれ、息子を亡くし自らの声すらも失うさまが描かれる。そして、ベートーベン交響曲第9番「歓喜の歌」とともに、壮絶なガンアクションが映し出され、圧巻の復讐劇を期待させる仕上がりとなっている。
「サイレントナイト」は、R15+指定で4月11日公開。