「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」で若き日のボブ・ディランを演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたティモシー・シャラメが、役作りのために20ポンド(約9キログラム)増量したことを明かした。
米バラエティによれば、シャラメはラジオ番組「All Things Considered」で、同作に取り組むにあたって「あらゆる手を尽くした。肉体的なことも、行動に関しても」と言い、「信じられないかもしれないけど、僕はあの人よりも痩せていたから、体重を20ポンド増やしたんだ」と告白した。
シャラメは過去に、体格が理由で「メイズ・ランナー」や「ダイバージェント」といったSFアクション映画のオーディションに落ちていたことを語っていた。次回作は、A24製作で、ジョシュ・サフディ監督の「Marty Supreme(原題)」でプロ卓球選手のマーティ・ライズマンを演じる予定だ。
「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」は、ディランが1961年に19歳でニューヨークに到着してから、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルで“ゴーイング・エレクトリック”と呼ばれる変貌を遂げるまでを描く。ジェームズ・マンゴールド監督がメガホンをとった。2月28日全国公開。