ブレット&ドリュー・T・ピアース兄弟監督(「ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春」)が、ホラー映画「ウィッチサマー」(2019)の続編を製作することがわかった。米バラエティによれば、9月に米オレゴン州でクランクインする。
ピアース兄弟が監督・脚本・製作を手がけた「ウィッチサマー」は、両親の離婚後、父の住む町で夏休みを過ごすことになった17歳のベンが、隣人の体に憑依した邪悪な魔女の存在を知るというホラー映画で、全米で6週連続ナンバーワンのヒットを記録した。
米バラエティによれば、ピアース兄弟が再び監督・脚本・製作を務める続編は、田舎町の保安官が連続する子どもの行方不明事件を調べるうち、魔女が町の住民たちを餌食にしてきた事実を知るというストーリーになるようだ。前作よりもスケールアップし、町全体を巻き込む恐怖を描くという。
ピアース兄弟は続編製作のきっかけについて「『テリファー 聖夜の悪夢』や『悪魔と夜ふかし』などインディペンデント・ホラーはここ数年、興行成績ランキングで存在感を発揮しているし、観客はこうした物語や個性をもっと求めている。だから、僕らの魔女も復活させるのにちょうどいいタイミングだと思ったんだ」と明かしている。