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広瀬すず×杉咲花×清原果耶「片思い世界」予告&ポスター披露 横浜流星の涙も

映画.com 2025年2月3日 7時0分

 広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演を果たした映画「片思い世界」の予告編とポスタービジュアルが披露された。フィルムカメラで撮影されたという温かな質感のポスターには、「この声、とどけ」というキャッチコピーとともに、3人がベッドの上で寝転がりながら、おしゃべりをしている写真2枚を使用。いまにも笑い声が聞こえてきそうな表情から、3人の絆を感じとることができる。

 物語の主人公は、現代の東京の片隅、古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬)、優花(杉咲)、さくら(清原)。仕事に行ったり学校に行ったりバイトに行ったり。家族でも同級生でもないけれど、互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々。もう12年、強い絆で結ばれているそんな彼女たちの、誰にも言えない“片思い”が描かれる。大ヒット映画「花束みたいな恋をした」の脚本家・坂元裕二(「怪物」「ファーストキス 1ST KISS」)と土井裕泰監督(「罪の声」)が再タッグを組んだ。

 70秒の予告編は、身長を測ったり、ホラー映画を見たり、ベッドで抱きついたり、芝生で寝転んで亀をじーっと眺めたりと、美咲、優花、さくらの3人の日常が切り取られる。「3人一緒で良かったよね」と話す様子からも、彼女たちの特別な関係性が存分に伝わってくる。しかし、ラジオから聞こえる「あなたの大切な人に会うんです。そして思いを届けてください」という言葉をきっかけに、雰囲気は一転。さらに、不安そうな表情で身を寄せ合う幼い3人の姿も切り取られている。

 それぞれの“片思い”の相手を見つめる3人、「音楽って人生を楽しむものだから。なのに……」と涙を流す青年・典真(横浜流星)。過去と現在の映像が交錯しながら、大切な人へ思いを届けるために懸命に行動する様子が、切なく心に響くオリジナル劇中歌「声は風」とともに映し出される。「ずっと、こうしたかった……」と涙を流しながら抱き合う美咲と典真。彼女たちの世界を変えたあの日の出来事、泣きながら届けようとする3人の片思いの行方、「声は風」という合唱曲の正体とは――謎が深まる映像に仕上がった。

 あわせて、小野花梨、伊島空、ロックバンド「ムーンライダーズ」、田口トモロヲ、西田尚美の出演も発表された。小野は典真をピアノコンサートに誘う女性、「ムーンライダーズ」が謎のストリートミュージシャンを演じる。伊島、田口、西田は、12年前のとある出来事に関わる人々として出演する。

 「片思い世界」は4月4日から、東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

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