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“最恐の麻薬王”が女性としての新しい人生を歩み始める!賞レースを賑わす「エミリア・ペレス」ポスター

映画.com 2025年2月3日 17時0分

 第77回カンヌ国際映画祭で主演女優賞・審査員賞をダブル受賞し、ゴールデングローブ賞は最多4部門受賞、第97回アカデミー賞では最多12部門13ノミネート、“非英語映画”として歴代最多ノミネートの快挙を達成した「エミリア・ペレス」日本版ポスターが公開された。

 本当の自分になりたいと願い、女性として新たに生きることを決意したメキシコ最恐の麻薬王と、彼女との出会いで運命を切り開いていく3人の女性たちの姿を名匠ジャック・オーディアール監督がミュージカル仕立てで描いた異色の感動作。主演のカルラ・ソフィア・ガスコンは、トランスジェンダー女性として史上初のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

 ガスコンのほか、出演は、ハリウッド超大作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで広く愛され、本作にてゴールデングローブ賞で助演女優賞を初受賞したゾーイ・サルダナ、全米の若者から絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメス、そして国際的に活躍するメキシコ出身のアドリアーナ・パス。カンヌ映画祭では、異例の4 人でのアンサンブルで女優賞を受賞し、審査員長を務めた「バービー」のグレタ・ガーウィグ監督は、「4人はそれぞれが秀でていたが、 一緒になると超越していた」と絶賛。

 弁護士リタは、メキシコの麻薬王マニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタの完璧な計画により、マニタスは姿を消すことに成功。数年後、イギリスに移住し新生活を送るリタの前に現れたのは、新しい存在として生きるエミリア・ペレスだった。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみが交錯する中、運命は思わぬ方向へと大きく動き出す――。監督と脚本を手掛けた名匠オーディアールが、瑞々しい感性で新境地を切り開き、破天荒なストーリーを圧巻のミュージカル・エンターテインメントへと昇華させた。

 3月28日から新宿ピカデリーほか全国で公開。

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