マーベル・スタジオの劇場公開最新作「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」の特別映像(http://youtu.be/DcX9GlxqRvE)が公開された。サム・ウィルソン(キャプテン・アメリカ)役のアンソニー・マッキーと、レッドハルクと化すサディアス・ロス米大統領を演じたハリソン・フォードのアクションシーンと貴重な撮影裏が収められている。
今作の主人公は、「アベンジャーズ エンドゲーム」(19)のラストでヒーロー引退を決めた初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(演:クリス・エバンス)から盾を託され、新キャプテン・アメリカとなった元ファルコンのサム。元々は軍所属の一般兵士で、超人的なパワーを持たないサムだが、正義の象徴キャプテン・アメリカの重圧を背負うことを決意し、“正義の盾”をかかげ、“鋼の翼”で空を駆け巡り、強大な敵へ立ち向かっていく。
映像では、受け継いだ盾を誇らしげにアピールするマッキーが、「撮影中は最高の気分だった。憧れのキャプテン・アメリカだ。あの盾を持つ日が来るとは感激だ」と喜びを語るとともに、マーベル・スタジオ社長のケビン・ファイギも「堂々たるキャプテン・アメリカだ」と絶賛する。
本作では盾を使った重厚感たっぷりの肉弾戦に加え、翼を広げ自由自在に空を駆ける空中アクションも展開。元ファルコンのサム・ウィルソンならではの臨場感あふれる新たなアクションを体感することができる。
サムに立ちはだかるのは、フォード演じるアメリカ大統領ロス。噴火のような咆哮をあげ、すべてを一捻りでなぎ倒す最強のパワーを持つレッドハルクへと変貌し、サムに襲い掛かる。
ファイギはフォードがMCUに初参戦することについて、「ロス大統領がハリソンなんて夢みたいだよ」とコメント。これまでも「インディ・ジョーンズ」や「スター・ウォーズ」などの大人気シリーズで身体を張った撮影に挑んできたフォードは、本作への参加について「マーベル映画は現場が楽しそうでね。私も仲間に入ってみようかなと」と笑顔で告白する。
そんな姿とは裏腹に、映像では重い拳で相手を一撃させるシーンや、上から降りかかるガラスの破片を全身で浴びるシーンなど激しい撮影裏が映し出されていく。同時に、大統領としての威厳を感じさせる表情や怒りの感情など、圧倒的な演技力を見ることができ、マッキーも「ハリソンはさすがの名俳優だ。この大作映画で役を作り上げる彼から多くを学んだ」と現場での学びを語っている。
映像の終わりには、新キャプテン・アメリカならではの“翼と盾”を駆使したアクションが映され、マッキーは「観客が待ち望んでいたマーベル映画だ。早く観てほしいよ」と自信をにじませるとともに、「数々のサプライズがある」と明かしている。
「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」は2月14日公開。