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「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」にゆかな、楠見尚己、堀川りょう、榊原良子、種﨑敦美が出演 本予告映像も公開

映画.com 2025年2月6日 19時0分

 3月14日公開の「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」に、ゆかな、楠見尚己、堀川りょう、榊原良子、種﨑敦美の出演が決定した。本予告映像(https://youtu.be/F9szwsCJZlo)とメインビジュアルも公開されている。

 「モノノ怪」は、謎の男・薬売り(CV:神谷浩史)が諸国を旅しながら、人の情念や怨念が取り憑いた「モノノ怪」によって引き起こされる怪異を鎮めていく姿を描く。2006年に放送された「怪~ayakashi~」の一編「化猫」から生まれ、07年にテレビシリーズが放送された。劇場版は3部作で、24年7月に第1章「劇場版モノノ怪 唐傘」が公開された。「第二章 火鼠」では、女の園である大奥での唐傘との戦いから程なくして、天子の世継ぎを巡り策謀渦巻く大奥を再訪した薬売りが、突如として人が燃え上がる人体発火事件に挑む。

 「劇場版モノノ怪 唐傘」で女中の麦谷を演じたゆかなは、新たにフキの元同僚で下級女中のサヨ役を担当。御中臈である勝沼マツの父で老中の勝沼役を楠見、同じく老中で表と大奥の調整を担う藤巻役を堀川、幕府を統べる天子の母である水光院を榊原、天子の正室である御台所・幸子役を種﨑が務める。

 アイナ・ジ・エンドによる書き下ろし主題歌「花無双」を使用した本予告映像は、薬売りの「群れをなす炎――火鼠」というセリフからスタート。大奥で権力の支配から抜け出し、自らの信念を貫こうとする女性たちの姿が描かれている。描き下ろしのメインビジュアルは、モノノ怪と対峙した瞬間の薬売りの姿を切りとったイラスト。薬売りの周囲には、モノノ怪の火鼠を彷彿とさせる炎と目が描かれている。

 キャスト陣からのコメント全文は以下の通り。

【ゆかな(サヨ役)】
なぜ、誰かを妬んでしまうのでしょうか。そしてなぜ、それを誰かにぶつけてしまうのでしょうか。それは自らをも飲み込むと知っているはずなのに……。
美しく恐ろしいこの世界でサヨさんがどう生きたのか、別の選択があったのだろうかと、収録を終えてなお想いを馳せずにはいられないのです。あなたの心も動かせたなら幸甚です。

【楠見尚己 (勝沼役)】
ようこそ、妖艶 幻想 優美 儚の世界へ!
権力闘争に巻き込まれた母と子の悲劇、その怨念が引き起こした大奥の惨状!
そのストーリーの緻密さ大胆さにワクワクドキドキさせていただきました。
……が、何と言っても圧倒的に雅やかで妖艶で美しく大迫力の映像美に眼耳心を揺り動かされました。
「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」
存分にお楽しみください!

【堀川りょう (藤巻役)】
もともと時代劇が好きでしたので、楽しく収録が出来ました。
ただ残念なことに一部別録りだったため、作品の完成版を劇場で観るのを楽しみにしています。

【榊原良子(水光院役)】
水光院は天子様の母親。第二章「火鼠」では、まだ彼女の背景が明らかになっていません。
そして、その背景に触れずに言葉少なに表現するのはとても難しいものでした。
大奥に生きる女たちの凄まじい生きざまを、華やかな色彩が美しく変容させてくれている作品です。救われる気がします。

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