パブリックドメイン化した「蒸気船ウィリー」(28)をホラー映画化し、あの“ミッキー”が凶悪な殺人鬼と化す「マッド・マウス ミッキーとミニー」の本予告と場面写真第2弾が初公開された。
「蒸気船ウィリー」は、ウォルト・ディズニー社が1928年に公開した短編アニメーションで、誰もが知る、あのミッキー・マウスのデビュー作。2023年末に著作権での保護期間が終了したことで史上初のホラー映画化が実現し、近年ブームになっている「プー あくまのくまさん」「マッド・ハイジ」などのラインナップに加わった。
予告編では、「蒸気船ウィリー」で耳にする「Steamboat Bill」の軽快なメロディーと共に「ようこそ みんな大好き 夢の国へ」というテロップが。そして、ゲームセンターでこれから起こる悲劇など何も知らず無邪気にパーティを楽しむ若者たちとそれを見つめる怪しい後ろ姿が写し出される。異変に気が付いた主人公のアレックスは、不審な人物に声をかけるが、彼女の視線の先には信じられない光景が広がっていた……。
また、予告編に合わせて、おびただしい量の血に濡れたミッキーや絶叫する女性など、衝撃的な場面写真第2弾も初披露された。
【あらすじ】
21歳の誕生日を迎えるアレックスは、アルバイト先のゲームセンターで店長から残業を頼まれ、夜遅くまで働くことに。ひとりきりの店内で不気味な人影を目撃し恐怖心を募らせるアレックスだったが、旧友たちが彼女のために企画してくれた誕生日祝いのサプライズパーティだと知り安堵する。しかし楽しい時間もつかの間、怪しげな人物が彼女たちを襲い、まるでアトラクションを楽しむかのように次々と血祭りにあげていく。
「マッド・マウス ミッキーとミニー」は、3月7日から新宿ピカデリーほかで全国公開。