「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督最新作「BETTER MAN ベター・マン」の第2弾特報と、新場面写真8点が披露された。映像のナレーションは、「ジョジョの奇妙な冒険」のディオ・ブランドー、「呪術廻戦」の伏黒甚爾などで知られる人気声優の子安武人が担当した。
本作の主人公は、イギリス音楽界において史上最高の売り上げ記録をいまだ維持する“スーパー”ポップスターのロビー・ウィリアムス。1990年にボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとしてデビューし、その後ソロアーティストとして世界的な成功を収めたウィリアムスの波乱に満ちた人生を、斬新な映像表現で切なくもダイナミックに描き切る。ウィリアムスの姿を全編を通して“サル”の姿で描くという独創的で全く新しい映像表現、そして壮大なスケールで映し出される幻想的なミュージカルシーンが話題を呼んでいる。
アカデミー賞の前哨戦ともいえる第82回ゴールデングローブ賞では、本作のリード曲「Forbidden Road」(by Robbie Williams, Freddy Wexler & Sacha Skarbek)が最優秀主題歌賞にノミネート。第97回アカデミー賞では、視覚効果賞ノミネートを果たした。映画批評サイトのRotten Tomatoesでは、オーディエンススコア90%以上(2月4日現在)という高評価を得ている。
日本よりも一足先に公開されたウィリアムスの地元・イギリスでは、本作のサウンドトラックがUKアルバムチャート1位を獲得。ウィリアムスとしては通算15枚目の首位となり、歴代1位のビートルズの記録に並ぶ快挙を達成した。
映像では、ウィリアムスの代表曲「Angels」にのせ、ショービズの世界に憧れる幼いロビーと彼に厳しい言葉を浴びせる父親との結びつき、そして自信を無くしたロビーに「あなたは魅力的よ」とありったけの愛情を注ぐ祖母との絆など、複雑な家族模様が描かれる。さらに、船上での煌びやかなカットや、大勢のダンサーを迎えた迫力のダンスシーン、圧巻のライブシーンなど、ロビーが歩んできた激動の人生を“音楽”が彩っていく。
場面写真には、幼いロビーと祖母と父親、大勢の観客の中で満面の笑みを浮かべながらロビーに拍手を送る母親など家族の温かみが感じられるカットのほか、彼がスターダムを駆け上がるきっかけとなったボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとプロデューサーをとらえた1枚、ソロアーティストとしてパフォーマンスで魅了するロビーの力強い姿、ガールフレンドのニコール・アップルトンとのツーショットもお披露目された。
「BETTER MAN ベター・マン」は3月28日全国公開。ムビチケ前売り券(税込1600円)は、2月14日より全国の上映劇場とメイジャー通販サイトで発売される。