オスカー俳優、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが、「コカインの女王」と呼ばれたグリセルダ・ブランコに扮し波乱に満ちた生涯を描くクライムサスペンス「コカイン・ゴッドマザー 麻薬帝国の女帝」が、本日2月7日からHuluで日本初配信。これに合わせて本編映像が初公開された。
ブランコは、1970~80年代にコロンビアから米フロリダに大量のコカインを密輸し一大麻薬帝国を築いたが、3人の夫を含む200人以上の殺害に関与したとも言われている。85年に麻薬密輸の罪によりアメリカで逮捕され服役後、2004年にコロンビアへ送還。12年にバイクに乗った男に銃撃され、69歳で死亡した。
メガホンをとったのは、「パンズ・ラビリンス」でアカデミー賞撮影賞を受賞し、コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルを描いたNetflixオリジナルドラマ「ナルコス」の監督を務めたギレルモ・ナバロ。
本編映像では、グリセルダが夫のアルベルトの人脈と自身のアイデアを活かし、空港でのチェックが甘くなることを見込んで演技で車椅子に乗った高齢者に麻薬を数キロも密輸させる様子や、自身の故郷メデジンで女性たちのブラジャーや靴のヒールの中に麻薬を隠すなど、運び屋を演出する衝撃的な悪行の数々が映し出される。
また、合わせてお披露目された場面写真では、“ゴッドマザー”に扮したジョーンズの長髪ダークヘア、派手な金髪、純白のウエディングドレス姿なども確認することができる。
なお、2月15日からはHuluに加え、U-NEXTでも配信がスタートする。