講談社「別冊フレンド」にて2018年より連載され、23年にはテレビアニメ化もされたはつはるによる人気コミックを実写映画化した恋愛コメディ「お嬢と番犬くん」の完成披露試写会が2月9日、都内で行われた。
上映を前に主演を務める福本莉子と男性アイドルグループ「SixTONES」のジェシー、共演する櫻井海音、佐々木希、杉本哲太、お笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃ、小林啓一監督が舞台挨拶に登壇した。バレンタインを控え、福本と佐々木がデコレーションを手がけた特製バレンタインケーキがサプライズ登場すると、ジェシーは「うれしいですよ。台本になかったですし」と大喜び。福本と佐々木は、飾りつけのこだわりについてガールズトークを披露した。
極道一家の孫という立場から友だちができずにいた瀬名垣一咲(福本)は、普通の恋と青春を送ろうと、素性を隠して高校に入学。しかし、一咲の世話役を務める瀬名垣組の若頭・宇藤啓弥(ジェシー)は、過保護すぎるがゆえに年齢詐称して同じ高校に裏口入学し、一咲の“番犬”としてボディガードを務めると宣言する。
“溺愛ロマンティックコメディ”だという本作にちなみ、「溺愛しているものは?」と問われると、福本は「お茶」と回答。「日本茶もそうですし、緑茶、煎茶、玉露ほうじ茶、中国茶、紅茶とお茶全般。ホッと一息できる時間のために飲んでいる」と溺愛ぶりを披露。一方、洋服が大好きだというジェシーは、「洋服や下着をヨレヨレになるぐらい着るんですけど、そこまで着ると後輩にもあげられない。かといって、思い出があるので捨てられないし、たまるいっぽうなんです」と、悩ましい表情を見せていた。
櫻井が溺愛するのは「焼き鳥」。過去には、自身の主演作「【推しの子】 The Final Act」のプロモーションでも、焼き鳥好きを公言し続け、そのたびに共演陣を困惑させてきた櫻井だったが、この日は佐々木が「私も大好き!」と同志に名乗り。「“そり”というモモの付け根が、めちゃくちゃおいしい」(櫻井)、「あそこは、捨ててはいけない部位なんですよね」(佐々木)とすっかり意気投合していた。
また、ぐんぴぃは、ジェシーと電話で会話するシーンに「胸キュンした」と明かし、「皆さん、ジェシーさんからの電話、受けたことある人いないですよね? もう、電話すらカッコいいんですよ。もう、極道のシビれる感じで」と声を弾ませていた。
「お嬢と番犬くん」は3月14日全国公開。主題歌に「SixTONES」の書き下ろし新曲「バリア」が起用されている。