「ミッション:インポッシブル」シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」が、シリーズ完結となるのではないかとの観測が広がっている。タイトルに「ファイナル(最後の)」という言葉が使用され、予告編でイーサン・ハントが「最後の一度だけ、信じてほしい」と語るシーンが含まれることが根拠となっている。
この観測について英エンパイアの取材に応じたトム・クルーズは「映画を観てからのお楽しみだ」と回答。「現時点で話すのは難しい。実際に体験してもらう必要がある」と前置きしたうえで、「シリーズ全体の壮大で感動的な旅になる。まさにホメロス的な物語だ」と語った。
クリストファー・マッカリー監督も、作品がシリーズの集大成となることを示唆。「30年に及ぶストーリーの、満足のいく結末になることを願っている。タイトルが適切だったと、観客は感じてくれるはずだ」と述べた。
前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」では、全世界を股にかけた壮大なスケールのアクションと、AIを利用した新兵器をめぐる物語が展開。IMF所属のイーサン・ハント率いるチームが世界各地を転戦する姿が描かれた。「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」は5月23日より全国公開される。