2025年2月22日~3月2日に沖縄県・那覇市を中心に開催される第二回Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭の審査員ならびに登壇ゲストが決定した。
本映画祭は「Cinema at Sea」をコンセプトに、優れた映画の発掘と発信を通じて、各国の文化や民族、個々人の相互理解を深めること、地元ビジネスを支援すること、そして地元の才能あるアーティストの作品を広く発信することを目指し、最終的には、沖縄が環太平洋地域における新たな国際文化交流の拠点となることを目指すもの。
コンペティション長編、短編部門の審査員は、審査員長のブリランテ・メンドーサ監督を筆頭に、スロバキアを拠点に活動する映画祭プログラマーのクリスティーナ・アッシェンブレンネルロバ、音楽家・映画監督の半野喜弘、ニュージーランド出身でサモアにルーツを持つプロデューサー・俳優のマリオ・ガオア、俳優の渡辺真起子の5名。
渡辺は「この度の映画祭ご開催を心からお祝い申し上げます。そして、審査員を務めさせていただき、まことに光栄です。大きく広がる海の向こうには何があるのかな?と子供の頃にずっと思っていました。美しい海が繋ぐ新しい出会いをとても楽しみにしています」とコメントを寄せている。
本映画祭では、沖縄を環太平洋地域における新たな国際文化交流の場となることを目指し、国内外から100名近くのゲストを招き、各国の文化や民族、個々人の相互理解を深めるきっかけとなるトークイベントやシンポジウムを行う。コンペティション部門審査員長を務めるフィリピンの映画監督ブリランテ・メンドーサの「義足のボクサー GENSAN PUNCH」主演の尚玄、主人公のモデルになった元プロボクサー土山直純、沖縄が日本復帰を迎える以前の1968年に撮影され、長年フィルムが行方不明となっていた「幻の映画」である台湾映画2作に出演した国民的女優の周遊、「パスト ライブス/再会」に出演したファン・スンオン、史上初のクック諸島製作映画の監督、俳優、特別上映部門の「ルール・オブ・リビング」主演の南果歩、監督・主演のグレッグ・デールら本映画祭ならではの個性豊かな作品のゲストが沖縄に結集する。全登壇者のリストは公式HP(https://www.cinema-at-sea.com/news/oQIaIEpl)で告知している。
また、前回好評を博したVR体験上映も開催され、アジア最大のVRデバイスメーカーHTC社のコンテンツブランド HTC VIVE ORIGINALS と連携し、これまでの鑑賞とは違った「新たな映画体験」を提供。ベネチア国際映画祭のVR部門でコンペティションにノミネートされた「星砂」が沖縄初公開される。長編、短編コンペティション部門のほか、各種特集上映とバラエティ豊かな計49本のラインナップが出揃い、本映画祭でしか見ることのできない作品群に期待が高まる。
▼第二回Cinema at Sea - 沖縄環太平洋国際映画祭 概要
【正式名称】 第二回Cinema at Sea - 沖縄環太平洋国際映画祭
(2nd Cinema at Sea - Okinawa Pan-Pacific International Film Festival)
【主 催】 特定非営利活動法人Cinema at Sea
【開催期間】 2025年2月22日(土)~3月2日(日)
【開催会場】 那覇市ぶんかテンブス館テンブスホール、桜坂劇場、沖縄県立博物館・美術館
【実施内容】 コンペティション作品上映、特集上映、トークイベント、沖縄環太平洋映画インダストリー他
【公式サイト】https://www.cinema-at-sea.com/