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「神戸三宮映画祭」前夜祭にネプチューン:原田泰造や豪華監督陣らが集結

Entame Plex 2014年5月30日 15時23分

現在、YouTube上で公開している「ネスレシアター on YouTube」の視聴回数が1,000万回を突破するなどの好評を受け5月30日、31日に開催される「神戸三宮映画祭」。その前夜祭が、29日に神戸市内にて行われ、佐々部清監督、本広克行監督、岩井俊二監督をはじめとした豪華監督陣のほか、お笑いトリオ:ネプチューンの原田泰造、瀬戸康史、桜井美南など、今回上映される作品のキャストも登場し、映画祭の成功を祈願した。



佐々部監督、本広監督、岩井監督によるトークショーでは、「僕が中学生のころに、淀川長治さんに弟子にしてくださいと手紙書いたんですが、その淀川さんは日本映画や海外の映画を、伝道師のように伝えてくれました。その淀川さんの生まれ故郷(神戸)で映画祭ができて光栄です」(佐々部監督)、「神戸は、『交渉人 真下正義』で地下鉄のシーンが出てくるんですが、毎晩終電が終わったら三宮から潜って、2週間くらい毎晩撮っていました。(今回の上映について)ショートムービーを大画面で見るとどうなのかと、自分でも楽しみです」(本広監督)、「震災の一年前にロケハンをしたのですが、予算の都合上、撮影は全部小樽でやってくれ、という話になって、全部撮影は小樽でやったっていう話があって。いつかこの地でカメラを回したいとずっと思っています」(岩井監督)と、神戸での思い出について語った。

さらに岩井監督は、今回が第1回目となった神戸三宮映画際について「ぜひ続けていってください。ここから画期的なショートフィルムが生まれたら素敵ですよね。日本はどうしても東京中心で映画づくりが行われますが、アメリカは各都市に映画を作れる人がいるんです。地方発・全国映画もあるくらいで。そういう先駆けになってくれれば…と思いますね」と期待を込めてエールを送った。



続いて、原田泰造、小橋めぐみらが登場し、本広克行監督作品『Regret』の話へ。本作について本広監督は「お二人にがっつりお芝居して頂いています。3,000,000ビューを獲得していて、他の監督には聞こえないようにしたいですがぶっちぎりです(笑)」とコメント。原田は「今回とても楽しかったです。これ見てよってみんなにYou Tubeを見せて喜んでいたら、いつの間にかこんなとこに立ってて。わけがわからない感じです。本当に嬉しいです、ありがとうございました」と挨拶。小橋は「本広監督の実体験に、原田さんのユーモアと悲しさが合わさっているステキな作品に参加できて幸せでした。大きなスクリーンで、明日初めて見られるので、私自身とても楽しみです」と語っていた。

ネスレシアター on YouTubeで作品を作るとしたら、どんな作品を作りたいかという質問が飛ぶと、原田は「えっと…。『Regret』のような作品を作りたいです。考えるだけでもわくわくしちゃうなあ。宿題でもいいですか。作るとしたら、たぶん色んな役者の友達に声を掛けて作品を作りたいですね。バーベキューのような作品をね。話は健ちゃんとか潤ちゃんに相談してね」と、ネプチューンの仲の良さを感じさせるひとコマも。

この映画祭は、5月30日、31日の2日間「ネスレシアター on YouTube」で公開されている映像作品を上映するとともに、これまで参加した監督や出演者を招きプレミアムトークショーやカンファレンスなども行われる。

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