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ヴァネッサ・パラディ、映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』のWEB初出し画像が到着

Entame Plex 2014年6月21日 11時34分

ジョン・タトゥーロが監督・脚本・主演を務める映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』。
フランスが誇る女優で、国際的なスター歌手でもあるヴァネッサ・パラディが、本作で初めて英語を話す役柄に挑戦している。今回、彼女が演じるのは、ブルックリンのウィリアムズバーグ出身の正統派ユダヤ教徒の未亡人:アヴィガル。人生の中で完全に衰え薄れていく時期にいた彼女は、ある日、フィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)に出会ったことで、今まで過ごしていた生活に変化が訪れる。



パラディはアヴィガルについて「彼女はとても強くて、若く美しい女性よ。25歳だけど105歳のような人生を生きているの。彼女は信心深いけれども、好奇心の強い性格。読むことを禁止されているものだって彼女は読んでしまうわ。寂しくて惨めで、何か別の違った人生を少し味わいたいと思っているの。彼女の中にはじっとしていられない何かが存在しているのね」と語り、正統派のユダヤ教徒という難しい役柄を演じるにあたり、リサーチのために本を読み、数多くの人達と会うなど、数年間の月日を費やしたという。さらには、コミュニティーを離れたという若い女性と、役作りのために多くの時間を共にしたと明かし「彼らのしきたりについて私が理解できるように手伝ってくれたわ。彼女はイスラエル出身で3年前に英語を習ったばかりでまだそのアクセントが少し残っていた。だから、私はそれも少し拝借させてもらいつつ、自分のフランス語のアクセントも少し強くしたわ。私の頭はカツラの下で固定されていて、きついストッキングを履いていた。それらの服装を身に着けることでの身体的刺激が私にアイデンティティを与えてくれることに気付いたのよ。それは私にとって本当に大きな影響だったわ」と本作での役づくりについてもコメントしている。



一方、主演のフィオラヴァンテを演じ、監督・脚本でもあるジョン・タトゥーロは「アヴィガルは素晴らしい役だよ。でも、パラディにとってはそれ以上のものがあったと思っている。この役柄は彼女と深く融合していたね。彼女はいわゆる自分の一部分を差し出すような演技を見せてくれた。僕にも時々そういうことが起こるけれど、自分の私生活で起きている事柄だったり、年齢だったり、その他色々なことが役柄と共鳴することがある。そして現実と演技を引き離すことができなくなってしまうんだ。俳優と役柄が互いに共鳴した時は、頭で考える事なしに突き進めるんじゃないかな」と語り、パラディの演技を絶賛した。

映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』は、7月11日(金)TOHOシネマズ シャンテ他にて全国順次公開。

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