スマホ小説1,660万ダウンロード、小説&コミック累計150万部を突破した大人気原作を、秋元才加×本郷奏多のダブル主演で映画化した『奴隷区 僕と23人の奴隷』。
誰でも簡単に奴隷にすることができる器具“SCM”を使って、勝負に勝てば主人、負ければ奴隷というサバイバル・ゲームに興じる人間たちの運命や悲哀、欲望や思惑などを描く壮絶なサスペンス・スリラーだ。その公開を記念して、「Entame Plex」では荒川エイア役の秋元才加を直撃!本作に出演して「奴隷になってみたい」という感想を抱いた理由や、AKB48卒業後、女優としての活躍著しい近況など、女優・秋元才加にフォーカス!
「アイドルの時とは違う別な顔にも期待してほしいです!」と決意新たにする彼女の本音や素顔に迫ります。
――とても有名な原作だそうですが、最初に出演が決まった時はいかがでしたか?
「わたしも原作を知らなかったのですが、このお話をいただいて読みました。普段、それほど漫画を読まないので、面白くてまずビックリしましたね。実は高橋みなみが、漫画がすごく好きで、発表があった時にわざわざ『奴隷区出るの?』って電話をかけてきて(笑)。たかみながわざわざ電話をかけてくるということは、けっこうすごいことだなってリアルに感じました。その後も漫画が大好きなメンバーたちから続々と連絡があったので、逆にプレッシャーになりました(笑)」
――勝者が主人で敗者が奴隷という簡単な構図のゲームですが、そこに人間の本質が巧みに描かれていて、展開に目が離せないです!
「主人か奴隷かなので、テーマも含めて、観ていてわかりやすいですよね。人間の支配欲、服従欲を目の当たりにしているうちに自分自身、主人にもなりたいし奴隷にもなりたいと思った。それって、説明しきれない人間の感情だと思う。今回の映画版はゲームっぽいので、やんわりとソフト、ライトな感覚で楽しめるので、そこもまたいいと思います。観る人に深くは問いかけないけれど、気づきはある。人生を問い直す、きっかけをくれる映画ですよね」
――主人になりたいはわかりますが、奴隷になりたいとは、どういうことですか(笑)?
「いやあ、面白そうじゃないですか(笑)。たとえば、これはダメなことだとわかっていながらも、そっちへ行ってしまう。そういう、自分を解放してしまった時の、わーって広がる快感ってあるじゃないですか。明日仕事で早いくせに夜更けまで遊んでしまうとか。ちょうどお話をいただいた時期、『私の奴隷になりなさい』(12)という映画を観ていて、その時も奴隷について似たことを考えていて(笑)。ちょっと運命的なものを感じていたので、そういう理由もあるわけですが(笑)」
――ところで、女優としての活躍が続いていますよね。本作以外にも三谷幸喜作・演出の舞台「国民の映画」や、主演映画『マンゴーと赤い車椅子』(14年秋公開)、『牙狼<GARO>』シリーズ最新作では、アクションも披露しているとか?
「素直にうれしいです。AKB48を卒業した今はバラエティーやリポーター、歌も歌っていて、手広くいろいろなことをやっていますが、すべて女優業につながっていくと信じてやっています。台本を読み、そのキャラクターについて考えている時間がすごく楽しい。だから、好きなんだなって。最近、三谷幸喜さんと話していて、女優業が怖い、まだまだだと心境を伝えたら、『秋元さんは、そういう逃げ道を作っているけれど、それってお芝居が好きだからだと思います』と言っていただいて。だから今後は逃げ道を作らず、ガンガンいこうって思いました」
――最後になりますが、映画を待っているファンにメッセージをお願いいたします!
「原作がある作品ですが、そこは気にせずに観てほしいです。まったく設定が変わっている部分があるので、オリジナルの奴隷区をベースにオマージュを捧げた派生作品みたいなイメージというか、この製作陣で作るとこうなりますみたいな、紹介作品として観てほしいですね。なので、シリアスだけれど、映画版は気楽です(笑)それと、秋元頑張っているので、アイドルの時とは違う別な顔にも期待してほしいです!」
映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』は、6月28日(土)より、全国ロードショー!
©2013映画『奴隷区/僕と23人の奴隷』製作委員会
取材・構成・撮影:鴇田 崇(OFFICE NIAGARA)
誰でも簡単に奴隷にすることができる器具“SCM”を使って、勝負に勝てば主人、負ければ奴隷というサバイバル・ゲームに興じる人間たちの運命や悲哀、欲望や思惑などを描く壮絶なサスペンス・スリラーだ。その公開を記念して、「Entame Plex」では荒川エイア役の秋元才加を直撃!本作に出演して「奴隷になってみたい」という感想を抱いた理由や、AKB48卒業後、女優としての活躍著しい近況など、女優・秋元才加にフォーカス!
「アイドルの時とは違う別な顔にも期待してほしいです!」と決意新たにする彼女の本音や素顔に迫ります。
――とても有名な原作だそうですが、最初に出演が決まった時はいかがでしたか?
「わたしも原作を知らなかったのですが、このお話をいただいて読みました。普段、それほど漫画を読まないので、面白くてまずビックリしましたね。実は高橋みなみが、漫画がすごく好きで、発表があった時にわざわざ『奴隷区出るの?』って電話をかけてきて(笑)。たかみながわざわざ電話をかけてくるということは、けっこうすごいことだなってリアルに感じました。その後も漫画が大好きなメンバーたちから続々と連絡があったので、逆にプレッシャーになりました(笑)」
――勝者が主人で敗者が奴隷という簡単な構図のゲームですが、そこに人間の本質が巧みに描かれていて、展開に目が離せないです!
「主人か奴隷かなので、テーマも含めて、観ていてわかりやすいですよね。人間の支配欲、服従欲を目の当たりにしているうちに自分自身、主人にもなりたいし奴隷にもなりたいと思った。それって、説明しきれない人間の感情だと思う。今回の映画版はゲームっぽいので、やんわりとソフト、ライトな感覚で楽しめるので、そこもまたいいと思います。観る人に深くは問いかけないけれど、気づきはある。人生を問い直す、きっかけをくれる映画ですよね」
――主人になりたいはわかりますが、奴隷になりたいとは、どういうことですか(笑)?
「いやあ、面白そうじゃないですか(笑)。たとえば、これはダメなことだとわかっていながらも、そっちへ行ってしまう。そういう、自分を解放してしまった時の、わーって広がる快感ってあるじゃないですか。明日仕事で早いくせに夜更けまで遊んでしまうとか。ちょうどお話をいただいた時期、『私の奴隷になりなさい』(12)という映画を観ていて、その時も奴隷について似たことを考えていて(笑)。ちょっと運命的なものを感じていたので、そういう理由もあるわけですが(笑)」
――ところで、女優としての活躍が続いていますよね。本作以外にも三谷幸喜作・演出の舞台「国民の映画」や、主演映画『マンゴーと赤い車椅子』(14年秋公開)、『牙狼<GARO>』シリーズ最新作では、アクションも披露しているとか?
「素直にうれしいです。AKB48を卒業した今はバラエティーやリポーター、歌も歌っていて、手広くいろいろなことをやっていますが、すべて女優業につながっていくと信じてやっています。台本を読み、そのキャラクターについて考えている時間がすごく楽しい。だから、好きなんだなって。最近、三谷幸喜さんと話していて、女優業が怖い、まだまだだと心境を伝えたら、『秋元さんは、そういう逃げ道を作っているけれど、それってお芝居が好きだからだと思います』と言っていただいて。だから今後は逃げ道を作らず、ガンガンいこうって思いました」
――最後になりますが、映画を待っているファンにメッセージをお願いいたします!
「原作がある作品ですが、そこは気にせずに観てほしいです。まったく設定が変わっている部分があるので、オリジナルの奴隷区をベースにオマージュを捧げた派生作品みたいなイメージというか、この製作陣で作るとこうなりますみたいな、紹介作品として観てほしいですね。なので、シリアスだけれど、映画版は気楽です(笑)それと、秋元頑張っているので、アイドルの時とは違う別な顔にも期待してほしいです!」
映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』は、6月28日(土)より、全国ロードショー!
©2013映画『奴隷区/僕と23人の奴隷』製作委員会
取材・構成・撮影:鴇田 崇(OFFICE NIAGARA)