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林家たい平、映画『もういちど』舞台挨拶で監督のサプライズに男泣き

Entame Plex 2014年8月11日 20時50分

8月23日(土)より全国のイオンシネマで公開となる映画『もういちど』の夏休みこども落語教室付き親子試写会が、本日11日、江東区・深川江戸資料館小劇場にて開催され、本作の企画・主演を務める落語家の林家たい平が舞台挨拶とともに、来場した子供たちを舞台に上げ、直接落語指導を行った。

たい平は、本作の撮影場所にもなった会場地下にある総合展示室での映画撮影について「江戸の深川の暮らしがよくわかる施設で撮影できて良かった。ここにくると家に帰ってきた気持ちになります。ただ映画撮影用には作られていないので監督は本当に苦労していました」と撮影中のエピソードを語った。



また、人生に行き場を失った落語家が、子供に落語を指導することでもういちど人生を歩み直す映画のストーリーにちなんで、来場した子供たちを檀上に上げ、たい平が直接落語を指導する「こども落語教室」も開催。そこでは5名の子供たちを座布団に座らせ、劇中にも描かれている「落語の作法」や「蕎麦のすすり方」などを子供たちに熱血指導した。たい平からのアドバイスに聞き入りながら見よう見まねで演じる子供達の姿に、会場は暖かい笑いに包まれた。



さらに子供達から、ふなっしーの物まねをふられ、たい平は「今日はみんな集まってくれて嬉しいなっしー!」とアドリブも飛び出し、最後には本作でメガホンを執った板屋宏幸監督も登壇。「この映画の舞台は100年前の設定。今日までに変わったものもあれば変わらないものもある。人と人のつながりは変わらずに持っていたいもの。それをこの映画から感じ取ってくれれば嬉しい」と本作に込める熱い気持ちを語った。そして、板屋監督が昨日作ったばかりというメイキングムービーを上映したところ、たい平は感極まって号泣。「今はバカな大人も多いけど、この映画に携わった大人たちはみんな素晴らしい。この大人たちの想いをぜひ受け止めてください」と本編への思いを語った。また、初期の喉頭がんであることを公表した木久扇師匠の様子をマスコミから尋ねられると「医者もびっくりするくらい順調だそうです。座布団をあけて待ってます」とエールを送った。

映画「もういちど」は8月23日(土)より、イオンシネマにて全国公開。

©2014「もういちど」製作委員会

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