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仁香に聞く、ダイエット&幸せ効果も抜群のウォーキングの魅力

Entame Plex 2014年8月16日 19時28分

今年、姿勢アドバイザー&ウォーキングアドバイザーの資格を取得し、美と健康に対してまた新たなアプローチを始めたモデルの仁香。今回は、早速その魅力を仁香本人に伺ってきました! 誰でも簡単にできる、姿勢&ウォーキング方法も紹介しちゃいます!

—そもそもこの資格を取ろうと思ったきっかけは?

「私は、20代後半のころ13キロも太ってしまったことがあって、そのときにいろいろなダイエットに挑戦したのですが、ハードな運動、食事制限をして逆に失敗したことも多くて。ただ、その中で当時私がやっていたことの1つにウォーキングがあり、それはダイエット後も地道にやっていたのですが、日本ウォーキングセラピスト協会の長坂靖子先生と知り合ってすべてが変わったんです。お話を伺ってみると、歩くことで美脚になったり、骨盤が整ったり、フォームを変えただけでダイエットに繋がることを知って、すごく興味が沸いてきて。私は日々子育てをしながら仕事もして、今では激しいダイエットを行うことは難しい現状ですが、これなら私にもできるし、誰でも気軽にできる素晴らしいことだなと思って資格を取ることにしたんです」

—ウォーキングについて学ぶと、それまでの歩き方とは全然違いましたか?

「以前はダイエット目的でただ歩いているだけでした。でも、ちょっとフォームを変えるだけで体に対する効果がまったく違うんです。今回、資格を取るにあたって体の仕組みから勉強をし直し、私はまずは姿勢から学びましたが、みなさんがウォーキングをする際にはやることは簡単で、メソッドさえわかってしまえば、それを歩くときに実践するだけで美と健康に繋がると思います」

—では、ウォーキングの魅力とは?

「一石二鳥も三鳥にもなるというか、ダイエットにも繋がり、更年期に対しても効果があります。さらには女性ホルモンを整えたり、セロトニンという幸せホルモンが分泌されて気分もハッピーにもなるんです。その他にも様々なことが改善できますし、歩くことは人間誰もが行うこと、一生のおつきあいができる、それがウォーキングなんです」

—ホルモン分泌に影響があるということは、女性にとってはいいこと尽くめですね。

「髪の毛やお肌もツルツルになりますし、潤いが出ますよね。ハードなダイエットをして痩せた人の中には、スタイルはいいけれど幸せそうに見えない。血色が悪くなってしまったり、精神的にも追いつめられてしまう人がいますよね。ウォーキングは、健康的にキレイになれる、それが他のハードなダイエットとの大きな違いだと思います」

—仁香さんは、実際にウォーキングを実践してみてどんな効果がありました?

「心地よい疲れでよく眠れるようになりましたね。そして、足のサイズが小さくなりました。私は、もともと足のむくみはないと思っていたんですけど、気がついていなかっただけで実はむくんでいたんです。そういう方は多いようですね。たとえ痩せていたとしてもむくみはあるんです。それが今回わかったし、改善することもできて。あとは、体重は変わっていないんですけど、いろいろな方に痩せたねって言われたり」

—それは、スタイルが変化したということ?

「きちんとウォーキングをすることで、筋肉をうまく使って体が締まったことと、体の軸が整い、歪みがなくなったことで姿勢もよくなり、スタイルがよく見えるようになったんですよね。だいたい、半年ぐらい続けているとそういった効果がでてきますね」

—では、実際にウォーキングのポイントを教えてください。

「肝になるのは、脚の内側の筋肉です。足の指の親指と人差し指の間から、内股を経由して内側を意識して上半身へと向かう、そのラインが体の軸になります。それを意識するだけでもバランスが整ってキレイに見えると思います。現代人には、特に外側に重心がかかっている人が多いので、まずは内側を意識することが大事ですね」

—なるほど。

「そして、実際に歩く際には、踏み出した足のつま先は上に向け、かかとから着地。そうすると、ふくらはぎが使われ力が入ると思います。もしふくらはぎが張らないようであればダメです。そして、着地のときも内側を意識しつつ、最後に後ろ足を蹴り上げるように出す。このときはヒップから太ももが伸びる感覚があると思います。それが大事です」

—結構大変じゃないですか?
「最初は大変ですね。私も全身筋肉痛になったこともありました(笑)。でも、すぐに慣れますよ。あとは同時に姿勢もチェックするといいと思います」

—姿勢のポイントは?

「壁にかかと、ふくらはぎ、ヒップ、肩甲骨、後頭部を付けてまっすぐ、地面と垂直になるように立ちます。そのときに、腹筋に力を入れてください。特に女性は背中が反って、胸だけが張って前に出てしまうことがあると思いますが、それではダメです。このとき壁と背中の間に手のひら1.5枚分がちょうど入るぐらいが正しい姿勢です。これは、最初できない人も多いかもしれません。それは腹筋がないからです。でも、お腹を意識することで改善されますし、同時に骨盤や体幹も整ってスタイルもよくなります。この姿勢を理解した上でウォーキングをするとより効果的です」

—今聞いたことを意識するだけでも全然違うんですね。

「そうですね。姿勢を意識して、歩くフォームを整える。それだけでOKなんです。これなら主婦の方々にも簡単にできますし、子供と一緒にもできますよね。もちろん、子供にもいいですし。最近は、姿勢の悪いお子さんも多いので、小さいうちからしっかりとしたフォームを身につけることができれば安心ですよ」

—ちなみに、これは男性にも効果的なんですか?

「もちろん。誰がやってもいいと思います。性別問わず、年齢も問わず」

—仁香さん自身は資格を取り、今後はどのような活動を?

「ウォーキングの魅力をより多くの方に伝えていきたいですね。ハードなことをしなくても、日々幸せにダイエットができ、なおかつ続けやすい、そんなダイエットはないですから。9月には、姿勢やウォーキングのこと、あとは簡単にできるマッサージ方法などをおしゃべりしながら楽しく学べる教室も開催しようと思っています。興味のある方はぜひ参加していただけるとうれしいです。私自身、10代のころからモデルというスタイルに気を使う仕事をしてきて、常にダイエットとの戦いでしたが、結局続かなかったり、体に負担をかけてしまったり、いろいろと経験してきたなかでようやく長く付き合えるものを見つけた。それがウォーキングだと思っています。そんな私の経験してきたこと、そこで学んだことを今後はみなさんに伝えていければと思っています」

次回は、仁香によるスペシャルマッサージを紹介! お楽しみに。

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