Infoseek 楽天

放送アナウンス作成サービス「YUTTE」にChatGPTを搭載!

Entame Plex 2023年12月20日 11時40分

音響機器と、防犯・監視カメラなどセキュリティ機器の専門メーカーTOA株式会社は、12月13日より、放送アナウンス作成サービス「YUTTE(ゆって)」にChatGPT機能を搭載した。

「YUTTE」はPCに文章を入力するだけで放送アナウンス音源を簡単に作ることができるサービス。話者の性別、感情、抑揚のレベルなど合計26パターンから選ぶことができ、チャイムやBGMなどを付加することが可能。公共施設、観光地、イベント会場、商業施設、公共交通機関等、アナウンスを流す場所に応じて、音声をカスタマイズできる。

これまで、「YUTTE」で放送アナウンス音源を作成するためには、文章を入力することが必要だったが、ChatGPT機能により、キーワードを入力するだけで、文章を自動生成し、放送アナウンス音源をより簡単に作成できるように。また、ChatGPTを放送アナウンス用途のサービスに搭載することは業界初の取り組みとなる。

2023年5月から提供を開始した放送アナウンス作成サービス「YUTTE」に、新たに搭載となったChatGPT機能。PCに文章を入力するだけで放送アナウンス音源を作成できるだけでなく、放送場所や内容、キーワードを入力することにより、文章も自動で生成することが可能になる。ゼロから放送アナウンス文章を作成するのに比べ、本機能を活用することで、おおよそ半分の時間で、放送アナウンス文章を作成することができるように。また、これまで放送業務を行ったことがない方でも簡単に放送アナウンス文章を作成することができる注目の機能となっている。



開発担当者は、「2023年5月にYUTTEをリリースし、現在1,000社以上の方にご利用いただいております。YUTTEにより、今まで行っていたマイク放送業務を削減することができるため、業務効率化につながっているというお声をお客様から多くいただいています。お客様の更なる業務効率化を進めるため、手間の掛かっている放送アナウンス文章の作成を簡単にすることが出来ないかチーム内ですぐに検討しました。現状、放送アナウンス文章はお客様でゼロから考えていますが、ChatGPTを使うことにより、全ての文章を考えずに、キーワード入力だけで放送アナウンス文章の作成をサポートすることが出来るのでは?と考え本機能を実装しました。結果、ChatGPTと連携することで、放送アナウンス文章の作成時間は今までと比較して、約半分以下にすることができました。是非、一度お試しいただけたらと思います。今後、人手不足が更に加速することが予想されるため、お客様の現場を少しでも楽にすることを目指し、開発を継続していきます」とコメントを寄せている。

ChatGPT機能の搭載で、より便利になった放送アナウンス作成サービス「YUTTE」、気になる方はぜひサイトチェックを。

この記事の関連ニュース