大手不動産会社が住まいを提案する相手は、人でなく鳥!?
東急不動産が「鳥類のことを考えた住まいづくり」に挑戦するプロジェクト「いきもの東急不動産」を始動させ、そのPRとして3月21日、都内にてイベントを開催。タレントの井上咲楽と、お笑い芸人のみやぞんが登壇し、動物との関わりや住まいへのこだわりについてトークした。
同プロジェクトは、約10年にわたり東急不動産が推進してきた生物多様性保全の知見を生かし、生き物のことだけを考えた住まいづくりを進めていくというもの。その一環として、東急プラザ表参道原宿の屋上庭園に9つの巣箱を設置しているが、イベントではその巨大サイズが用意され、井上が巣箱の入り口から顔を出し登場するサプライズがあった。
同プロジェクトの取り組みについて、井上は「人も生態系の一部で、あくまでも自然界の中に共生させてもらっている気持ちで過ごせる」、みやぞんは「海外でも鳥を大切にしている国があって。南米アマゾンの宿の横にも鳥の巣をつくっていて、共存してるわけ。東急不動産もそこを目指していると思うけど、素晴らしいですよ。本当」と歓迎した。
住まいへのこだわりを聞かれると、みやぞんは「一番は幽霊がいないこと」と回答。「僕、前の前に住んでいたところがよく幽霊が出るらしくて。霊能者の人に『玄関に(幽霊が)4人くらいいる』って言われた。階段上がるときも妙に疲れるのよ」と話した。
「実家が山奥」と公言する井上は、動物たちとも数々触れ合ってきたという。実家ではいまでも猫を4匹飼っているといい、特に思い出深いペットは「中学時代のザリガニ」。1年間大事に育てたものの、ある冬の日、屋内に入れ忘れてしまい「朝起きたら凍ってしまっていた」そうだ。
また、新年度への意気込みを聞かれたみやぞんは、昨年末に退所した芸能事務所・浅井企画や、3月末に解散を宣言したお笑いコンビ・ANZEN漫才について言及。解散については「寂しい気持ちはある。でも(相方のあらぽんとは)お互い話し合ったこと。『また会ったら漫才やろうよ』とかそれくらいのノリ。重々しく、二度と会わないとか、そういう感じじゃない」と明かした。
イベント終了後、実際に巣箱が設置されている東急プラザ表参道原宿の屋上庭園「おもはらの森」を取材した。都会の喧騒を一瞬忘れさせる「森」を見上げると、あちらこちらにある巣箱が目に入ってくる。「シジュウカラに最高の住まいを」との目標を掲げてつくられた巣箱は木材、間取りをそれぞれ3種類用意。なかでも親鳥とひな鳥のスペースを分けて居場所を確保する「メゾネット型」の巣箱は「不動産のプロ」らしい発想で、思わずうなった。
東急不動産の赤根広樹氏は、本プロジェクトを担当したことが自然と人間社会の関係性について考えるきっかけになったという。「渋谷区のエリアにたくさんある弊社の建物に巣箱を置いていき、鳥が行き来できる中継地点のような場所をどんどん広げていければ」と話した。
東急不動産が「鳥類のことを考えた住まいづくり」に挑戦するプロジェクト「いきもの東急不動産」を始動させ、そのPRとして3月21日、都内にてイベントを開催。タレントの井上咲楽と、お笑い芸人のみやぞんが登壇し、動物との関わりや住まいへのこだわりについてトークした。
同プロジェクトは、約10年にわたり東急不動産が推進してきた生物多様性保全の知見を生かし、生き物のことだけを考えた住まいづくりを進めていくというもの。その一環として、東急プラザ表参道原宿の屋上庭園に9つの巣箱を設置しているが、イベントではその巨大サイズが用意され、井上が巣箱の入り口から顔を出し登場するサプライズがあった。
同プロジェクトの取り組みについて、井上は「人も生態系の一部で、あくまでも自然界の中に共生させてもらっている気持ちで過ごせる」、みやぞんは「海外でも鳥を大切にしている国があって。南米アマゾンの宿の横にも鳥の巣をつくっていて、共存してるわけ。東急不動産もそこを目指していると思うけど、素晴らしいですよ。本当」と歓迎した。
住まいへのこだわりを聞かれると、みやぞんは「一番は幽霊がいないこと」と回答。「僕、前の前に住んでいたところがよく幽霊が出るらしくて。霊能者の人に『玄関に(幽霊が)4人くらいいる』って言われた。階段上がるときも妙に疲れるのよ」と話した。
「実家が山奥」と公言する井上は、動物たちとも数々触れ合ってきたという。実家ではいまでも猫を4匹飼っているといい、特に思い出深いペットは「中学時代のザリガニ」。1年間大事に育てたものの、ある冬の日、屋内に入れ忘れてしまい「朝起きたら凍ってしまっていた」そうだ。
また、新年度への意気込みを聞かれたみやぞんは、昨年末に退所した芸能事務所・浅井企画や、3月末に解散を宣言したお笑いコンビ・ANZEN漫才について言及。解散については「寂しい気持ちはある。でも(相方のあらぽんとは)お互い話し合ったこと。『また会ったら漫才やろうよ』とかそれくらいのノリ。重々しく、二度と会わないとか、そういう感じじゃない」と明かした。
イベント終了後、実際に巣箱が設置されている東急プラザ表参道原宿の屋上庭園「おもはらの森」を取材した。都会の喧騒を一瞬忘れさせる「森」を見上げると、あちらこちらにある巣箱が目に入ってくる。「シジュウカラに最高の住まいを」との目標を掲げてつくられた巣箱は木材、間取りをそれぞれ3種類用意。なかでも親鳥とひな鳥のスペースを分けて居場所を確保する「メゾネット型」の巣箱は「不動産のプロ」らしい発想で、思わずうなった。
東急不動産の赤根広樹氏は、本プロジェクトを担当したことが自然と人間社会の関係性について考えるきっかけになったという。「渋谷区のエリアにたくさんある弊社の建物に巣箱を置いていき、鳥が行き来できる中継地点のような場所をどんどん広げていければ」と話した。