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20~50代ビジネスパーソンの筋トレ事情…約半数がジムに

Entame Plex 2024年7月24日 11時40分

ネイチャーメイド(大塚製薬株式会社)は、全国の20~50代働く男女500名を対象に「ビジネスパーソンの筋トレと栄養摂取事情調査」を実施。このたび、その調査結果を発表しました。



20~50代男女のビジネスパーソンを対象に、ジムに行っているか、ジムでどんな運動をおこなっているか質問したところ、約半数がジムに行っていることが分かりました。ジムでおこなっている運動1位は「ウォーキング(29.8%)」、2位は「筋トレ(26.2%)」でした。体づくりのプロが多く加盟するJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)にも一部協力いただき、同様の調査を実施。その結果、筋トレに次いでおこなっている運動は「ストレッチ(32.6%)」で、ビジネスパーソンと体づくりのプロでジムの活用方法の違いが見て取れました。



ジムでの運動に限らず、筋トレを実施しているか、その頻度を聞いたところ、ビジネスパーソンは45.0%が月に1回以上、41.0%が週に1回以上筋トレをしていることが分かりました。1日のトレーニング時間は、男性は「10分以上20分未満(20.7%)」、女性は「10分未満(25.0%)」と回答した人の割合が最も多い結果となりました。男女ともに、2時間未満という人が大多数を占めました。



体づくりのプロは、週5日以上筋トレをする人が8割以上を占めました。トレーニングにかける時間は、「1時間以上2時間未満(67.5%)」または「2時間以上3時間未満(27.9%)」に回答が集まりました。

【久野圭一氏 コメント】
ビジネスパーソンの皆様も筋トレをする方が徐々に増えてきている肌感覚があってとても嬉しく思います。一度の筋トレで全身を鍛えるとなると時間がかかりすぎますので、週の頻度を2回以上にして1日目は上半身、二日目は下半身といったように部位で分割して筋トレすると効率良く体を鍛えられると思いますのでオススメです。1週間でおこなうセット数を増やせば筋トレの効果も上がります。続けやすい方法で少しずつトレーニング頻度やトータルセット数を増やすと良いと思います。

ビジネスパーソンが筋トレを始めたきっかけについて、1位は男女ともに「体型を変えるため(ダイエットを含む)(男性:42.1%、女性:54.8%)」で、男性の2位は「体力をつけるため(41.3%)」、女性の2位は「体型を維持するため(39.4%)」でした。体づくりのプロも、「体型を変えるため(ダイエットを含む)(60.5%)」が1位に。ビジネスパーソンと体づくりのプロはジムで実施している運動には差があったものの、きっかけは同じであることが分かりました。



筋トレをしている部位は、ビジネスパーソンの1位は男女ともに「腹(男性:76.9%、女性:76.0%)」。男性の2位は「腕(63.6%)」、女性の2位は「脚(63.5%)」で、男性と比べて「ヒップ(32.7%)」と回答した人も多い傾向が分かりました。体づくりのプロには、最も注力している部位はどこか聞いたところ、ビジネスパーソンで1位だった「腹」と回答した人は0名でした。最も多くの回答を集めたのは「脚(37.2%)」でした。

【久野圭一氏 コメント】
体づくりのプロが筋トレしている部位の一位が「脚」ということで脚トレの重要性を再確認しています。私も全身の中で最も大きい部位でもある脚を一番重視しています。まず筋トレの導入段階ではお腹を引き締めたいという希望が多いと思いますので、ビジネスパーソンの皆様からは腹筋が人気なのでしょうね。お腹も勿論大事ですが、筋トレは全身を満遍なく鍛えることがバランス良く体力を付け、見た目を引き締めるためにも重要です。
代謝を高め痩せやすい体を作るためには全身の筋肉量を増やすことが大切です。筋肉量が増えることで基礎代謝が増え、筋トレ自体や日常生活などの活動に伴う消費カロリーも増えることが期待出来ます。ですからお腹を引き締めたいからとお腹ばかり鍛えるよりも、全身をバランス良く鍛えることが理にかなっています。脚を太くしたくないという方もおられると思いますので、大きくしたくないところは軽めにおこなう。逆にしっかり筋肉を付けて見た目を改善したいところはきっちり鍛えると良いと思います。ちなみにちょっと鍛えたくらいで脚が筋肉で大きくなることはまずないかと思いますので、鍛えることでムキムキになることを過度に恐れる必要はないかと思います。



筋トレにどんなメリットを感じているかも聞きました。ビジネスパーソンの1位は、男女ともに「理想の容姿に近づける(男性:41.3%、女性:56.7%)」でした。「ストレス解消になる(男性:30.6%、女性26.0%)」といった、メンタル面でのメリットを感じている人もいました。体づくりのプロも1位は「理想の容姿に近づける(86.1%)」でしたが、2位は「食生活にも気を遣うようになる(79.1%)」、3位は「自分に自信がつく・前向きになる(72.1%)」「打ち込める趣味ができる(72.1%)」と、ビジネスパーソンとは差が見られ、具体的な行動の変化を実感している人の割合が多いと考えられます。

体づくりのプロの筋トレのメリットとして、「食生活にも気を遣うようになる」が2位に挙げられました。効果的に筋トレをするためには、食事も重要です。筋トレをする場合、意識的にとるべき栄養素は何だと思うか聞いたところ、特に多くの回答を集めたのは「タンパク質(ジムで筋トレをしている人:77.8%、ジムに行かない人:44.2%)」でした。ジムで筋トレをしている人の回答は、タンパク質が他の栄養素に大差をつけた結果となり、筋トレ=タンパク質という知識が定着していることが分かります。同様の質問において「最も意識的にとるべき栄養素」も聞いたところ、圧倒的に「タンパク質(ジムで筋トレをしている人:63.9%、ジムに行かない人:35.4%)」を選ぶ人が多く、他の栄養素と比べても特に重要視されていると考えられます。

体づくりのプロの回答は、ビジネスパーソンの回答と比べて「炭水化物(88.4%)」「脂質(72.1%)」の割合が多いという差が見られました。



【久野圭一氏 コメント】
タンパク質を100%の方が重要だと回答されていますね!体づくりのプロになるとタンパク質の重要性は言うまでもないという感じです。その上でエネルギー源となる炭水化物や、細胞膜の構成、ホルモンの材料、脂溶性ビタミンの吸収促進となる脂質の重要性まで理解している方が多いようで、炭水化物と脂質を意識的にとっているのだと思います。私も炭水化物と脂質、タンパク質は計算して毎日過不足なく摂取しています。私個人的には脂質をついつい減らしすぎてしまうクセがあるので、きちんとスケールで量を測って鶏肉やサラダにオイルをかけています。

炭水化物や脂質は太るものだと思い過度に避ける方もいらっしゃいますが、うまく取り入れることで体づくりの役に立つとても大切な栄養素です。また、タンパク質もとればとるほど良いわけではありません。タンパク質しか食べない、脂質や炭水化物を極端に減らす。それはあまり良い方法とは言えません。炭水化物、脂質、タンパク質は三大栄養素です。バランス良く摂取して栄養を味方につけていきたいですね。



トレーニングの有無にかかわらず、健康や美容のためにプロテインやサプリメントを摂取している人も多い昨今。ビジネスパーソン全体で日頃からプロテインを摂取している人は16.8%、プロテイン以外のサプリメントを摂取している人は7.2%、両方摂取している人は4.8%でした。



ビジネスパーソンのうちジムで筋トレをしている人に絞って結果を見たところ、半数以上がプロテインを摂取していることが分かりました。「プロテイン以外のサプリメントを摂取している(8.3%)」「両方摂取している(7.0%)」と回答した人は1割未満で、プロテインと比べるとサプリメントの摂取率は低いことも分かりました。



体づくりのプロは、7割以上がプロテインとサプリメントの両方を活用していることが分かりました。サプリメントの摂取率は88.4%で、ビジネスパーソンと大きな差がありました。

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