「よろしく! サンキューッッッ!!」とパンサー・尾形が大会宣言をして始まった『LAUGH SPORTS FES 2014 in CHIBA~よしもと若手“ほぼほぼ”オールスターズ大運動会~』。選手宣誓でカラダを張った芸をかまし、そのままケガをしてリタイアするプラスマイナス・岩橋や、ドラゴンボールやワンピース、ドカベンなどのコスプレ七変化を見せるセブンbyセブン・玉城やこりゃめでてーな・伊藤など、今年6月、千葉・生命の森リゾートに集まった、よしもとの若手芸人約50組、総勢100名が、時には笑いに走りつつも、時にはガチな表情で騎馬戦やリレーなどに挑んだ。
そんな同大会の模様を収めたDVDが10月8日(水)に発売されることが決定。このDVDスペシャルリポーターを務めたのは“ハーフ芸人”のマテンロウ・アントニーとデニス・植野行雄。日本語しかしゃべれないながらも、その外国人然とした容姿風貌から生み出されるギャップが笑いを誘う2人にDVDの魅力などを聞いてみた!……しかし取材部屋に入る前からなにやら大きな声が。
「…………!!」
「……!!!」
——失礼します。本日取材させていただく……。
(マテンロウ・アントニー、以下アントニー)「いや、それはもらいすぎやて!」
(デニス・植野行雄、以下植野)「そんなんしゃあないやんけ!……あ、すみません。ギャラの件でモメてて」
——(苦笑)さて、今回2人はレポーターを務めたわけですが、芸人さんたちからは“こっちくんなや!”と邪険に扱われてましたね。
アントニー「僕らって今回参加した芸人の中では、芸歴が下から数えたほうが早い立場でして。そんな僕らがカメラ引き連れてインタビューしてるのが先輩全員、気に食わない。パンサーの菅さんからは、“オイ!これフライデーちゃうか?”と疑われました」
——時事ネタといえば、ちょうど運動会の日がサッカーワールドカップの日本vsコートジボワール戦とかぶってましたよね(※イベントが行われたのは2014年6月15日)
植野「そうなんです。パンサーの尾形さんなんか、ホンマにサッカー好きやから“これは日本国民としてどや?”とまでいってましたね」
アントニー「裏では『スーパー非国民イベント』と(笑)。でもワールドカップよりもこのイベントを見に集まってくれたお客さんがいるんだ、って考えたらこれはやるしかない、と。本田圭佑より我々を選んでくれたわけですから」
——それにしても総勢100名ってスゴいですね。こんなに吉本の芸人が一同に会することってなかなかないのでは?
植野「たしかに。でも先輩たちみんな『男塾』とか、いろんなモノマネをしてましたけど、僕らはレポーターだからなんにもできなかったもんな」
アントニー「来年の大会はオープニング・アクト、我々のクリス・ハートとフレディー・マーキュリーで飾ろうと思います。これがホンマのフェスや、というところを見せつけます」
——話は変わって、2人の今後の展望についてお聞きします。最近“ハーフ芸人”としてコンビの枠を超えて共演する機会が多いですが、2人が今後挑戦したいことってありますか?
植野「僕らこのあいだ、iPhone6の発売日に表参道のアップルストアに前日から並んで無事ゲットしたんですけどね。これがソフトバンクさんに伝わればいいなって。ひとりではムリだけど、2人ならお兄ちゃん役のダンテ・カーヴァーさんを脅かせるかなって」
アントニー「なんとか我々も白戸家の外人枠にもぐり込めればなと。“カーヴァーさん、ちょっとソフトバンクのCM出て長いですよね”って」
——その風貌から外国人と間違われていろいろな目にあってきたと思うんですが、最近は露出も増えてそういう機会もなくなってきたんじゃないですか?
植野「芸人が地方各地を訪れる『週末よしもと』っていう公演があるんですけどね。僕らそれぞれのコンビは芸歴的にトップバッターなんです」
アントニー「僕らのことを知らない子どもとかおばあちゃんとか、びっくりしますよね。中川家さんを見にきたのにいきなり外人が舞台に立ってる」
——(笑)。こんな仕事あるのかよ? みたいな仕事ってありました?
植野「インド人の格好をして二子玉川を沐浴する、というのはありましたけどね。いや僕の血、ブラジル人やし。でも沐浴を始めたとたん、すぐヨコで釣りをしていたおっさんの竿に外来魚がかかったっていう(笑)」
——最後に改めてDVDの見どころを。
植野「若手が全力でバカなことをして楽しんでるというところを見てもらえたらうれしいですね」
アントニー「いや、それひとつ前の取材でオレが言ったこと、そのまま言ってるだけじゃない。いいの?それ?」
——しかもドヤ顔で言ってますね(笑)。
植野「……大人がバカなことを必死にやって……」
アントニー「だから、さっきオレが言ったことでしょ!? やめなさいよ、ホントに」
植野「いや!でも100人も出てるわけですから、このDVDを見て“あ、この人知らなかったけど面白い!”って、そのあと劇場にも足を運んで舞台を見てもらいたいですね」
——いいこと言いますね。これは植野さんのオリジナルですよね?
植野「いえ、これはさっき取材してくれた人がそんな風に言ってました」
——……良くいえば取材を受けるごとに発言がどんどんアップデートされているわけですね。ちなみに今後デニスというコンビとして植野さんが挑戦したいことはなんですか?
植野「海外ロケとか?がむしゃらにコンビでもがんばっていきたいですね。もちろんピンでも」
アントニー「普通のことしか言わなくなったね」
このDVDには特典映像として、前夜祭『ムキッ!男だらけの水泳大会』の様子や、大会前夜、宿に泊まる芸人たちの本音トークなどが収められている。
そんな同大会の模様を収めたDVDが10月8日(水)に発売されることが決定。このDVDスペシャルリポーターを務めたのは“ハーフ芸人”のマテンロウ・アントニーとデニス・植野行雄。日本語しかしゃべれないながらも、その外国人然とした容姿風貌から生み出されるギャップが笑いを誘う2人にDVDの魅力などを聞いてみた!……しかし取材部屋に入る前からなにやら大きな声が。
「…………!!」
「……!!!」
——失礼します。本日取材させていただく……。
(マテンロウ・アントニー、以下アントニー)「いや、それはもらいすぎやて!」
(デニス・植野行雄、以下植野)「そんなんしゃあないやんけ!……あ、すみません。ギャラの件でモメてて」
——(苦笑)さて、今回2人はレポーターを務めたわけですが、芸人さんたちからは“こっちくんなや!”と邪険に扱われてましたね。
アントニー「僕らって今回参加した芸人の中では、芸歴が下から数えたほうが早い立場でして。そんな僕らがカメラ引き連れてインタビューしてるのが先輩全員、気に食わない。パンサーの菅さんからは、“オイ!これフライデーちゃうか?”と疑われました」
——時事ネタといえば、ちょうど運動会の日がサッカーワールドカップの日本vsコートジボワール戦とかぶってましたよね(※イベントが行われたのは2014年6月15日)
植野「そうなんです。パンサーの尾形さんなんか、ホンマにサッカー好きやから“これは日本国民としてどや?”とまでいってましたね」
アントニー「裏では『スーパー非国民イベント』と(笑)。でもワールドカップよりもこのイベントを見に集まってくれたお客さんがいるんだ、って考えたらこれはやるしかない、と。本田圭佑より我々を選んでくれたわけですから」
——それにしても総勢100名ってスゴいですね。こんなに吉本の芸人が一同に会することってなかなかないのでは?
植野「たしかに。でも先輩たちみんな『男塾』とか、いろんなモノマネをしてましたけど、僕らはレポーターだからなんにもできなかったもんな」
アントニー「来年の大会はオープニング・アクト、我々のクリス・ハートとフレディー・マーキュリーで飾ろうと思います。これがホンマのフェスや、というところを見せつけます」
——話は変わって、2人の今後の展望についてお聞きします。最近“ハーフ芸人”としてコンビの枠を超えて共演する機会が多いですが、2人が今後挑戦したいことってありますか?
植野「僕らこのあいだ、iPhone6の発売日に表参道のアップルストアに前日から並んで無事ゲットしたんですけどね。これがソフトバンクさんに伝わればいいなって。ひとりではムリだけど、2人ならお兄ちゃん役のダンテ・カーヴァーさんを脅かせるかなって」
アントニー「なんとか我々も白戸家の外人枠にもぐり込めればなと。“カーヴァーさん、ちょっとソフトバンクのCM出て長いですよね”って」
——その風貌から外国人と間違われていろいろな目にあってきたと思うんですが、最近は露出も増えてそういう機会もなくなってきたんじゃないですか?
植野「芸人が地方各地を訪れる『週末よしもと』っていう公演があるんですけどね。僕らそれぞれのコンビは芸歴的にトップバッターなんです」
アントニー「僕らのことを知らない子どもとかおばあちゃんとか、びっくりしますよね。中川家さんを見にきたのにいきなり外人が舞台に立ってる」
——(笑)。こんな仕事あるのかよ? みたいな仕事ってありました?
植野「インド人の格好をして二子玉川を沐浴する、というのはありましたけどね。いや僕の血、ブラジル人やし。でも沐浴を始めたとたん、すぐヨコで釣りをしていたおっさんの竿に外来魚がかかったっていう(笑)」
——最後に改めてDVDの見どころを。
植野「若手が全力でバカなことをして楽しんでるというところを見てもらえたらうれしいですね」
アントニー「いや、それひとつ前の取材でオレが言ったこと、そのまま言ってるだけじゃない。いいの?それ?」
——しかもドヤ顔で言ってますね(笑)。
植野「……大人がバカなことを必死にやって……」
アントニー「だから、さっきオレが言ったことでしょ!? やめなさいよ、ホントに」
植野「いや!でも100人も出てるわけですから、このDVDを見て“あ、この人知らなかったけど面白い!”って、そのあと劇場にも足を運んで舞台を見てもらいたいですね」
——いいこと言いますね。これは植野さんのオリジナルですよね?
植野「いえ、これはさっき取材してくれた人がそんな風に言ってました」
——……良くいえば取材を受けるごとに発言がどんどんアップデートされているわけですね。ちなみに今後デニスというコンビとして植野さんが挑戦したいことはなんですか?
植野「海外ロケとか?がむしゃらにコンビでもがんばっていきたいですね。もちろんピンでも」
アントニー「普通のことしか言わなくなったね」
このDVDには特典映像として、前夜祭『ムキッ!男だらけの水泳大会』の様子や、大会前夜、宿に泊まる芸人たちの本音トークなどが収められている。