「単独ライブが赤字だけど続けさせてもらって、それが実った。恩返しできた」
そんな感動的な話をしつつも、優勝賞金は全額パチンコにつぎ込むと言うのは、「キングオブコント2014」優勝者。
東京に2週連続で台風が襲った10月13日。当初、夜には猛風雨が吹き荒れるかと思いきや、(まるで神様がこの大会を見たかったかのように)過去最大級の台風19号をものともせずに、コントの日本一を決める「キングオブコント2014」が開催。ちなみにコントとは、簡単に言うと寸劇。漫才と違って、舞台(セット)や小道具などなんでも使ってOK。そんなコントの2014年度日本一がこのたび決定した。
これまでの「キングオブコント」優勝者をざっとおさらいすると、バッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイキング、かもめんたる。そして今回7回目。2810組が参加するなか決勝戦に駒を進めたのはシソンヌ、巨匠、ラバーガール、リンゴスター、バンビーノ、さらば青春の光、ラブレターズ、犬の心、チョコレートプラネット、アキナの10組。今回から決勝ルールが変更となり、まずは1対1でコントを見せ合い、会場の101人の芸人審査員の投票により勝者を決定。その後のファイナルラウンドは勝ち残った5組がまたまた一騎打ちの勝ち抜きバトル形式で競い合う。そんなファイナルラウンド、まずはチョコレートプラネットvsバンビーノ。チョコレートプラネットが勝利し、続く犬の心、ラバーガールも圧倒。そして、ラストはシソンヌとの同期対決。その結果、優勝したのは……じろうと長谷川忍によるコンビ:シソンヌだった。
初の決勝進出ながら、見事七代目のコント王に輝いたシソンヌ。
大会直後の会見では、素直に優勝を喜びながらも「(優勝後は)いばらの道になるのを見てきているので、そうならないように頑張りたい」(長谷川忍)、「先のことは考えないようにしてるので……。でも、単独ライブが赤字だけど続けさせてもらって、それが実った。恩返しでできた」(じろう)とそれぞれコメント。
長谷川は今大会について「今回優勝できなかったらヤバいというプレッシャーはあった」、一方でじろうは「僕は何も……(相方が)勝手にプレッシャーを感じてた」とお互い正反対の気持ちで望んでいたようだが、「(ファーストステージ)トップは緊張した、でも先にやれてよかった」(長谷川)、「先に巨匠を倒せたのが大きかった」(じろう)と2人ともファーストステージ、特にそこで巨匠を倒したことで勢いがついたようだった。
気になる優勝賞金1000万円の使い道について、長谷川は借金返済と実家の改修、残りは今までお世話になった先輩や後輩にもおごりたいとのことだが、じろうはなんとパチンコ。「パチンコ仲間に優勝したら好きなだけうたせてくれって言われ、いいよって言ってしまっているので、好きなだけ打たせたいですね。みんなほぼ先輩というか友達、全然無名のクズばかりですけど(笑)」とのこと。
現在シソンヌはバラエティに限らず、映画やドラマに役者として参加しているが、今回優勝してこれからは……
「2人ともコントも芝居も好きなので、これからは映画、ドラマ、バラエティ、なんでもやっていきたいですね。ただ、バラエティは難しい。役者が簡単なわけではないですけど。バラエティは怖いけど、避けては通れない。これまで何人もの(芸人の)躯を見てるけど、マイペースでやっていきたい」(長谷川)
「女性として映画に出るという野望があって、今日のコントを見てもの好きな監督さんからオファーがないかなと。そこら辺の人よりいいと思うので。でも、そういう性癖はないですよ(笑)」(じろう)
そんな感動的な話をしつつも、優勝賞金は全額パチンコにつぎ込むと言うのは、「キングオブコント2014」優勝者。
東京に2週連続で台風が襲った10月13日。当初、夜には猛風雨が吹き荒れるかと思いきや、(まるで神様がこの大会を見たかったかのように)過去最大級の台風19号をものともせずに、コントの日本一を決める「キングオブコント2014」が開催。ちなみにコントとは、簡単に言うと寸劇。漫才と違って、舞台(セット)や小道具などなんでも使ってOK。そんなコントの2014年度日本一がこのたび決定した。
これまでの「キングオブコント」優勝者をざっとおさらいすると、バッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイキング、かもめんたる。そして今回7回目。2810組が参加するなか決勝戦に駒を進めたのはシソンヌ、巨匠、ラバーガール、リンゴスター、バンビーノ、さらば青春の光、ラブレターズ、犬の心、チョコレートプラネット、アキナの10組。今回から決勝ルールが変更となり、まずは1対1でコントを見せ合い、会場の101人の芸人審査員の投票により勝者を決定。その後のファイナルラウンドは勝ち残った5組がまたまた一騎打ちの勝ち抜きバトル形式で競い合う。そんなファイナルラウンド、まずはチョコレートプラネットvsバンビーノ。チョコレートプラネットが勝利し、続く犬の心、ラバーガールも圧倒。そして、ラストはシソンヌとの同期対決。その結果、優勝したのは……じろうと長谷川忍によるコンビ:シソンヌだった。
初の決勝進出ながら、見事七代目のコント王に輝いたシソンヌ。
大会直後の会見では、素直に優勝を喜びながらも「(優勝後は)いばらの道になるのを見てきているので、そうならないように頑張りたい」(長谷川忍)、「先のことは考えないようにしてるので……。でも、単独ライブが赤字だけど続けさせてもらって、それが実った。恩返しでできた」(じろう)とそれぞれコメント。
長谷川は今大会について「今回優勝できなかったらヤバいというプレッシャーはあった」、一方でじろうは「僕は何も……(相方が)勝手にプレッシャーを感じてた」とお互い正反対の気持ちで望んでいたようだが、「(ファーストステージ)トップは緊張した、でも先にやれてよかった」(長谷川)、「先に巨匠を倒せたのが大きかった」(じろう)と2人ともファーストステージ、特にそこで巨匠を倒したことで勢いがついたようだった。
気になる優勝賞金1000万円の使い道について、長谷川は借金返済と実家の改修、残りは今までお世話になった先輩や後輩にもおごりたいとのことだが、じろうはなんとパチンコ。「パチンコ仲間に優勝したら好きなだけうたせてくれって言われ、いいよって言ってしまっているので、好きなだけ打たせたいですね。みんなほぼ先輩というか友達、全然無名のクズばかりですけど(笑)」とのこと。
現在シソンヌはバラエティに限らず、映画やドラマに役者として参加しているが、今回優勝してこれからは……
「2人ともコントも芝居も好きなので、これからは映画、ドラマ、バラエティ、なんでもやっていきたいですね。ただ、バラエティは難しい。役者が簡単なわけではないですけど。バラエティは怖いけど、避けては通れない。これまで何人もの(芸人の)躯を見てるけど、マイペースでやっていきたい」(長谷川)
「女性として映画に出るという野望があって、今日のコントを見てもの好きな監督さんからオファーがないかなと。そこら辺の人よりいいと思うので。でも、そういう性癖はないですよ(笑)」(じろう)