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斎藤工「迫られるよりは責めたい」初のアフレコ挑戦で願望をポロリ

Entame Plex 2014年10月14日 18時48分

俳優の斎藤工と女優の貫地谷しほりが13日、都内で映画「西遊記~はじまりのはじまり~」の日本語吹き替え版の公開アフレコ収録を行った。

本作は、「少林サッカー」や「カンフーハッスル」などで知られるチャウ・シンチー監督6年ぶりの最新作にして、2013年中国映画興行記録1位のメガヒット作。伝奇小説「西遊記」を題材に、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒が出会う前を描いたオリジナルストーリーで、チャウ・シンチーならではの痛快な映像で贈る妖怪娯楽バトルエンターテイメント。日本語吹き替え版には、斎藤と貫地谷のほか、山寺宏一、神谷浩史、田中真弓、野沢雅子ら錚々たる声優陣が名を連ねている。



実写長編映画の吹き替えは共に初となる2人。公開収録を終え斎藤は「感情を普段よりオーバーに表現したので、普段出さない声を出して爽快でした」と、初アフレコ収録の感想を語った。一方、貫地谷は「大好きなチャウ・シンチー監督作品にこういう形で参加できてすごく嬉しいです。斎藤さんとは、演劇研究所時代からの知り合いだったので、2人でお仕事ができて、今こうして囲み取材してることも不思議な感じですね(笑)」と感慨深い様子だった。



三蔵法師になる前の妖怪ハンター・玄奘役を演じた斎藤は「玄奘は泥臭いところがある三枚目のキャラクター。僕は二(枚目)じゃないので、役どころとしてちょうど合っていると思います」と話すと「いやいやいや、斎藤さん二枚目じゃないですか(笑)」と貫地谷からのツッコミが。これに対し「僕も自堕落な生活を送っているので(玄奘のキャラクターに)共感できましたね。前にガス代を引き落としにしてなかったときに払い忘れてて、朝シャワーを浴びたら冷水で……(苦笑)」と過去の失敗談を明かした。

貫地谷が演じるオリジナルキャラクターの女妖怪ハンター・段役が玄奘にキスを迫るシーンがあることから、“もし異性に迫られたらどうする?”と質問が飛ぶと、斎藤は「それは相手によるんじゃないですか(笑)」と照れながら「迫られるよりは責めたいですね」と大胆宣言。逆に貫地谷は「私は責められたいです(笑)。劇中の役柄とは逆がいいですね」と、苦笑いを浮かべていた。



最後に、斎藤は「いい意味で、オリジナル(字幕版)に負けじと対抗して、吹き替え版に魂を宿しているので、オリジナルと見比べて楽しんでいただけたら嬉しいです。劇場体験をしないと損をする作品だと思います!」と、作品をアピールした。

映画「西遊記~はじまりのはじまり~」は、11月21日(金)より、TOHOシネマズ有楽座他にて全国ロードショー。

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