WOWOWの連続ドラマW「贖罪の奏鳴曲」が2015年1月24日(土)より放送スタートすることが決定した。本作は、原作小説の連続ドラマ化は初となる小説作家・中山七里による法廷ミステリー。監督には、WOWOWドラマで初めてメガホンを執る青山真治。
主演を務めるのは、昨年6月に同局で放送された「震える牛」での熱演が記憶に新しい三上博史。ドラマは、どんな罪名で起訴されても必ず執行猶予を勝ち取るという不敗の弁護士・御子柴礼司(三上)が国選弁護士を買って出た保険金殺人事件の容疑者の息子・幹也役に染谷将太、事件の真相を追う刑事・渡瀬役にWOWOWドラマ初登場のリリー・フランキーと、個性的な俳優陣が出演。
本作の放送決定を受け、主演を務める三上博史、青山真治監督、原作者・中山七里よりコメントが寄せられた。
▼三上博史コメント
――「連続ドラマW 贖罪の奏鳴曲」への出演が決まった時の気持ち
「今回初めて青山真治さんがWOWOWの連続ドラマを監督されるということで、『何かが、起こる!!』と、すぐに手を挙げました。参加させていただけることが、とても光栄です。以前、ご一緒させていただいた、映画『月の砂漠』(2001年)から13年経ちました。
二人でカンヌのレッドカーペットを歩いた、とても思い出深い作品でしたので、『次はどんな作品を一緒にできるのだろう』と、たびたび飲みの席で話していたのですが、まさかWOWOWの連続ドラマでご一緒できるとは、思ってもいませんでした。
また、二人で“悪巧み”ができると、モチベーションが上がっています」
――今回演じた弁護士・御子柴礼司の印象
「原作、脚本も読ませていただいて、通常のドラマでしたら、弁護士だったり刑事だったりが事件を推理していく構成だと思うのですが、今回は私が演じる弁護士には過去に殺人を犯したという背景があって、単なる謎解きの案内人ではありません。
そこに難しさもあり、演じ甲斐もあり、一筋縄ではいかないお話しだなぁ、と思います。
(今回演じる御子柴は)所謂、正義の味方ではありません。
ちょっとひねた、鼻持ちならない弁護士ですが、人一倍弱さも持ち合わせている。
個人的な思いから、切れ者の推理がずれていくところも、面白いところでしょう」
――本作の見どころ
「青山組の『凄さ』が随所に出ているので、楽しんでいただけると思います。
僕自身、ずっと、心待ちにしていた、リリーさんや、染谷さんとの初共演もお楽しみに」
▼青山真治監督コメント
「三上さんとは十数年ぶりの仕事です。プライベートではそれ以来何度もお会いしていまどういうことがやりたいかはお互いによくわかっているわけですが。何しろぼくの世代の最大のスター俳優の一人であり、かつ研ぎ澄まされたアーティストですから、一筋縄ではいきません。しかしカメラの前に立った瞬間、これほど繊細な表情をなさるのか、主役を張るとはこういうことか、と改めて驚かされ、感動させられます。ともに仕事をするパートナーとしてはベストの一人です。この現場でも御子柴というきわめて特異なキャラクターをどう造型するか、二人でああでもないこうでもないと悪戦苦闘の日々です。ヒントは三上さんの心身にすべて宿っているのです」
▼原作者・中山七里コメント
「生来がひねくれ者であるため、小説を書く際には『映像化できるものならやってみろ』と思いながら筆を進めます。
自ずと映像化には不向きなトリックを仕掛けたり、センシティブな問題を扱ったりすることが多くなります。
『贖罪の奏鳴曲』もその例に洩れず、まず映像化は不可能だろうと悦に入っていました。従ってWOWOWさんからドラマ化の話をいただいた時、一番驚いたのはおそらくわたしだったでしょう。ともあれこのドラマに関わったスタッフ・キャストの皆さんには脱帽せざるを得ません」
WOWOW連続ドラマW「贖罪の奏鳴曲」は、2015年1月24日(土)夜10時より放送スタート(全4話、第1話無料放送)。
主演を務めるのは、昨年6月に同局で放送された「震える牛」での熱演が記憶に新しい三上博史。ドラマは、どんな罪名で起訴されても必ず執行猶予を勝ち取るという不敗の弁護士・御子柴礼司(三上)が国選弁護士を買って出た保険金殺人事件の容疑者の息子・幹也役に染谷将太、事件の真相を追う刑事・渡瀬役にWOWOWドラマ初登場のリリー・フランキーと、個性的な俳優陣が出演。
本作の放送決定を受け、主演を務める三上博史、青山真治監督、原作者・中山七里よりコメントが寄せられた。
▼三上博史コメント
――「連続ドラマW 贖罪の奏鳴曲」への出演が決まった時の気持ち
「今回初めて青山真治さんがWOWOWの連続ドラマを監督されるということで、『何かが、起こる!!』と、すぐに手を挙げました。参加させていただけることが、とても光栄です。以前、ご一緒させていただいた、映画『月の砂漠』(2001年)から13年経ちました。
二人でカンヌのレッドカーペットを歩いた、とても思い出深い作品でしたので、『次はどんな作品を一緒にできるのだろう』と、たびたび飲みの席で話していたのですが、まさかWOWOWの連続ドラマでご一緒できるとは、思ってもいませんでした。
また、二人で“悪巧み”ができると、モチベーションが上がっています」
――今回演じた弁護士・御子柴礼司の印象
「原作、脚本も読ませていただいて、通常のドラマでしたら、弁護士だったり刑事だったりが事件を推理していく構成だと思うのですが、今回は私が演じる弁護士には過去に殺人を犯したという背景があって、単なる謎解きの案内人ではありません。
そこに難しさもあり、演じ甲斐もあり、一筋縄ではいかないお話しだなぁ、と思います。
(今回演じる御子柴は)所謂、正義の味方ではありません。
ちょっとひねた、鼻持ちならない弁護士ですが、人一倍弱さも持ち合わせている。
個人的な思いから、切れ者の推理がずれていくところも、面白いところでしょう」
――本作の見どころ
「青山組の『凄さ』が随所に出ているので、楽しんでいただけると思います。
僕自身、ずっと、心待ちにしていた、リリーさんや、染谷さんとの初共演もお楽しみに」
▼青山真治監督コメント
「三上さんとは十数年ぶりの仕事です。プライベートではそれ以来何度もお会いしていまどういうことがやりたいかはお互いによくわかっているわけですが。何しろぼくの世代の最大のスター俳優の一人であり、かつ研ぎ澄まされたアーティストですから、一筋縄ではいきません。しかしカメラの前に立った瞬間、これほど繊細な表情をなさるのか、主役を張るとはこういうことか、と改めて驚かされ、感動させられます。ともに仕事をするパートナーとしてはベストの一人です。この現場でも御子柴というきわめて特異なキャラクターをどう造型するか、二人でああでもないこうでもないと悪戦苦闘の日々です。ヒントは三上さんの心身にすべて宿っているのです」
▼原作者・中山七里コメント
「生来がひねくれ者であるため、小説を書く際には『映像化できるものならやってみろ』と思いながら筆を進めます。
自ずと映像化には不向きなトリックを仕掛けたり、センシティブな問題を扱ったりすることが多くなります。
『贖罪の奏鳴曲』もその例に洩れず、まず映像化は不可能だろうと悦に入っていました。従ってWOWOWさんからドラマ化の話をいただいた時、一番驚いたのはおそらくわたしだったでしょう。ともあれこのドラマに関わったスタッフ・キャストの皆さんには脱帽せざるを得ません」
WOWOW連続ドラマW「贖罪の奏鳴曲」は、2015年1月24日(土)夜10時より放送スタート(全4話、第1話無料放送)。