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俳優:遠藤憲一&作家:ロバート・ハリスの2ショット対談が実現!

Entame Plex 2014年11月10日 23時14分

東芝の高速・大容量メモリカード「EXCERIA」をモチーフにしたWEBドラマ『フィエスタ~SDカードが記憶を呼び覚ます~』が、現在Youtubeにて全5エピソード配信中。これらは、デジタルカメラ撮影の魅力を最大限に表現するため、高速連写撮影やタイムラプスなどの技術を駆使して撮影されたもの。スペインのバルセロナとパンプローナを舞台に、美しい景観やフラメンコダンス、迫力満点の牛追い祭りなどを通して、臨場感ある映像がストーリー同様に最大の魅力で、まるで自分が旅を疑似体験しているかのような感覚に。この配信を記念して、ナレーションを担当した俳優の遠藤憲一と脚本を手がけた作家のロバート・ハリスのツーショットインタビューが実現! カメラや旅について存分に語ってくれた。

――今回のWEBドラマで遠藤さんがナレーションを務めることに決まった時、いかがでしたか?



ハリス「すごくうれしかったです。僕は渋い声の方にナレーションをお願いしたかったので、遠藤憲一さんってお名前を聞いた時に、これはもう大丈夫だなって思いましたよ(笑)。実際、ナレーションが入って完成した映像を観た時に、すごくよかったので安心しました」



遠藤「本当は、ナレーションが苦手です(笑)。すごく練習が必要で、今回は時間があったので、感情の動かし方とか、勉強にもなりました。自分の中で何回も練りながら臨めたので、なんとか落ち着いてナレーションの収録を終えました。でも本当は不得手なんですよ(笑)」

ハリス「男らしい声ですよね。僕は今回、甘い声をあててしまうと、青臭くなってしまう予感がしていて。男らしくて、普段は女性に甘えず、感情も表に出さないイメージがほしかったんだ。それをだんだん出していくプロセスがほしかったので、遠藤さんはパーフェクトでした。ナレーションを通じて自分にストイックなテイストもほしかったので、大満足です。これをもし自分がやってしまうと、絶対に甘くなってしまうので、全然ダメだったと思いますよ(笑)」

――オトナの男を上げていくアイテムとして、一眼レフがあってもいいかなと思いますか?
遠藤「自分の場合は男を磨くために使ってはいないけれど(笑)、心は磨けるとは思いますね。撮りたいと思う瞬間は感覚が超敏感になるので、普段見逃しているその辺に落ちているモノでもきれいに撮れることがある。そういう感性をピッと広げていく意味では、カメラは本当にいいと思う。たまに持ち歩いてみると、感性を磨く作業にはいいと思います」

ハリス「僕は写真家の友だちが多くて、よく旅してバリ島などに行くことが多いのですが、そこで見る彼らの撮り方などもカッコいい。それと、人とのコミュニケーションの取り方の鍛錬になって、相手の不信感を和らげて笑顔を出すか、ある種のテクニックですね。だから、カメラマンにはカッコいい人が多い。でも、撮られるのは苦手な人が多いです(笑)」

遠藤「カメラって、役者業と似ていると思いますね。すべてを心の中で見て、心の中で表現する作業は、ただきれいなモノだけじゃなくて、もっと先にあるものを探そうとするので、まったく一緒ですね。だから、撮影中にカメラを持っていってしまうと、どっちつかずの状態になっちゃうので、よくないわけで(笑)。感性がゴチャゴチャになっちゃうので」

――最後に、WEBドラマを楽しみにしている方々へ一言メッセージをお願します!



ハリス「僕自身旅が大好きで、ある男が旅を通して自分の心の中にあるものを発見するプロセスを描いたので、旅の映像も楽しみながら彼の心の中で起こっている話のプロセスも楽しんでいただけたらと思います。それを遠藤さんがすばらしく表現してくださっています」



遠藤「朗読でも気持ちの部分を一番大事にしたいと思っていました。だから、気持ちを込めて声を入れたので、カメラが好き、旅行が好きという方には特におすすめしたいですね」

東芝EXCERIA presents WEBドラマ 『フィエスタ〜SDカードが記憶を呼び覚ます〜』

スペイン・バルセロナとパンプローナを舞台に、美しい景観やフラメンコダンス、また迫力満点の牛追い祭りなどを通して、まるで自分が旅を疑似体験しているかのような感覚を得ることが出来る。

取材・構成・撮影/鴇田 崇(OFFICE NIAGARA)

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