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【プロ意識が凄い!】デンマークの国立オーケストラが激辛チリを食べながら演奏!?

Entame Plex 2014年11月13日 19時58分

遊び心というのが表現物においてとても大切なことだという話はいたるところで聞く話である。歌手の歌を聴くとき、誰かのダンスを見るとき、本人たちがその表現活動を心の底から楽しんでいるのをみると、何だか見ている側の心までもが満たされていく感じがする。

今回ご紹介する映像は、デンマーク国立室内管弦楽団、つまりは国が認めたデンマークのオーケストラによる素晴らしい演奏に関するものだ。
ただ、普通の演奏ではない。
見出しにも書いたように、激辛チリを食べて演奏するという何だか罰ゲームのような試みを本人たちが行っているのだ。

まず、冒頭で指揮者とバイオリン奏者がこれから何をやるのか話すのだが、このバイオリニストはチリがとても好きとのこと。
「チリは身体にとてもいい成分が含まれていると思うんだ。もちろん音楽にもね。(キラン)」
と、生粋のチリ信者ならではのコメントを残すバイオリニスト。



そして、動画は演奏に移る。
聴いて頂ければすぐにわかるが、やはり国立のオーケストラだけあって鳥肌が立つほどに素晴らしい演奏が奏でられる。



少しの間、音楽に聴き入っていると演奏が一時中断され、指揮者が真っ赤なチリを右手に掲げる。



それを合図に、楽員が準々に口内にそれぞれのチリを入れ、味わい始める。



そして、ちらほら咳き込む声が聞こえる中、演奏が再開される。
渋い顔をする人、顔が真っ赤な人、涙を流す人、皆苦しんでいるのは一目瞭然だが、驚くことに音楽に対する落ち度は一切無い。むしろ、バイオリニストが動画冒頭で話していたように、チリの成分が音楽に力を与えたのだろうか、力強さが増しているような感じさえする。







演奏が終わった瞬間、楽団員たちの吐息が一斉に漏れ始める。
悶える声、咳き込む声、様々な音が混ざり合って言いようのないハーモニーを奏でる。
俯瞰してみるその映像はまさに地獄絵図だ。
チリが大好きなバイオリニストも体力を失ったかのように地面に倒れ込んでいく。



音楽のクオリティが激辛チリを食べた後でも変わらないあたり、とても強いプロ根性を感じる。
そしてそれだけの技術と音楽に対する姿勢をもってしながら、この企画に参加する彼らの遊び心に映像を見ているものは皆、思わず賞賛を送ってしまうのではないだろうか。

参照元:Chili Klaus and Classical orchestra eating the worlds hottest chili peppers ...

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