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バンドマンが俳優デビューで素質が開花!? 黒猫チェルシー:岡本&The SALOVERS:古舘の独占コメント到着!

Entame Plex 2014年11月26日 10時32分

11月22日より公開中の映画『日々ロック』。本作は、週間ヤングジャンプで2010年より連載中の榎屋克優によるロック漫画を実写映画化した史上最強のロックバカ達と超凶暴なトップアイドルが繰り広げる爆笑・爆音・ちょっぴり涙の“ムチャぶり”エンターテインメント。劇中では、黒猫チェルシー、The SALOVERS、滝 善充(9mm Parabellum Bullet)、DECO*27、爆弾ジョニー、細身のシャイボーイ、ミサルカ、忘れらんねえよといった個性的なバンドたちからにより提供された楽曲の数々が、映像シーンをより際立たせている。そして、そのバンドマン達も劇中に出演しており、演奏の腕前はもちろんのこと、迫真の演技をみせている。


なかでも目を見張るのが、主演の野村周平が演じた童貞ヘタレロッカー:日々沼拓郎率いる“ザ・ロックンロールブラザーズ”のメンバーでドラム担当の依田明役を演じた岡本啓佑。彼はロックバンド:黒猫チェルシーのドラマーであり、本作が俳優デビューとなる。撮影現場は「初めてのことだらけで毎日必死でした。でも、めちゃくちゃ楽しかったです」と本音も漏らし、自身の役どころについては、「普段の自分にすごく近くて、バンド(黒猫チェルシー)の中での立ち位置も似ていました。なので、すごくやりやすかったです」と、バンドの中で唯一のしっかり者で、メンバーの拓郎と草壁の喧嘩をいつも仲裁するという劇中のキャラクターに相通ずる部分があったという。


そして、もう一人。気付けば画面に映り込んでいるアングラフォークバンド:犬レイプのギター&ボーカルの犬飼佑一郎役を演じた古舘佑太郎。彼も岡本と同様、本作が俳優デビューで、本業はロックバンド:The SALOVERSのギター&ボーカルを担当している。役どころは、常人の理解を超えた摩訶不思議な歌詞世界で、独特なパフォーマンスを行い、拓郎たちの良き友人として頼りになる存在。劇中でも流れるオムライスと年貢米を歌った「百姓勃起」は一度聞いたら耳から離れないシュールな楽曲だが、実は撮影前日に3分で書き上げたのだとか。古舘は、「メインの勝負曲があったんですけど、もう一曲あればメインの曲がより際立つかなと思って作ったんですよね」と作成秘話も。また、楽曲を作る上で“ムチャぶり”を受けたそうで「“全然ダメだけど、光る可能性のあるザ・ロックンロールブラザーズに対して、光を一ミリも感じなくて絶望的。でも、音楽がめっちゃ好きって伝わってくる曲を作って”って言われたんです…逆にめちゃくちゃ難しいよって思いました(笑)」というリクエストがあったことを明かした。そして、何と古舘は元々大の『日々ロック』ファンだったそうで、「現場の人たちのいろんな動きをみて、裏で演技指導をノリでやってました(笑)。監督にバレてたみたいなんですけど、自分のやりたい放題にできて本当に楽しかったです」と、撮影での裏話も語ってくれた。

映画『日々ロック』は、全国公開中。

©2014「日々ロック」製作委員会 ©榎屋克優/集英社

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