「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番おもろいんか決めたらええんや!」
バッファロー吾郎Aのそんな掛け声で始まった大喜利イベント『ダイナマイト関西』(以下、D関)。その2014年の模様をまとめたDVDが発売される。はじめは関西の小さな劇場でスタートしたこの大会。しかし評判が評判を呼び、いまでは博多華丸・大吉や田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、ケンドーコバヤシ、若林正恭(オードリー)などが出場する大きな規模に成長を遂げた。
制限時間内にどれだけ面白い答えを返し、対戦相手を仕留めるか。所属事務所のワクを越えるのはもちろん、芸人だけでなく劇団員や女優、放送作家まで、とにかく冒頭の言葉どおりバーリトゥード(なんでもあり)な出場者でガチの大喜利バトルを繰り広げる、まるで少年漫画のようなシステムが何よりの魅力だ。
今年で15年目を迎えたこのイベントに対し、発起人として飛来する思いやいかに……。バッファロー吾郎A、そしてこの大会4度の優勝を飾る竹若元博の2人から結成されるコンビ、バッファロー吾郎に話を聞いた!
−−1999年にスタートして今年で15年目。長いですよね。このイベントを始めたきっかけは?
バッファロー吾郎A(以下、バ吾A/写真左)「ダウンタウンさんの大喜利を見て、すごいかっこいいなと思ったのがきっかけですね。で。僕、格闘技が好きなので、統一ルールなら世の中のだれが一番おもろいんやろなって」
−−いろいろな職業の人たちが出ていますよね。
バ吾A「その辺はスタッフや構成作家さんのアイデアで。そうしてるうちにどんどんと規模が大きくなって」
−−統一ルールだからこそ実力がわかってしまう、残酷なルールでもあります。オファーをして断られたこともあったとか。
バ吾A「(だれかは)言えないですけどね。にごされて……ああ、イヤがってるのかなって」
竹若元博(以下、竹若/写真右)「スケジュールが~とか。それ調整できるんちゃうか、って」
−−2014年も竹若さんは予選を勝ち抜いて決勝大会に進出したわけですが、このイベントの魅力とは?
竹若「ただ計算して勝負に勝った、というよりは自分をさらけだして勝ったという感覚がありますね。ご機嫌とりの答えとかは一切排除した答えに対して評価されるシステムなので。まあ、最初は恥ずかしいです。でもダイレクトに答えが返ってくる分、より勝ったときのうれしさもひとしおですね」
−−決勝大会前のインタビューで、ケンコバさんが“オレが優勝できなかったら(D関に出るの)辞めます”といっていましたが、その後の経過は?(※ケンコバは準決勝敗退)
竹若「辞める、といったからには辞めるでしょうし(笑)」
バ吾A「ハハハハ(笑)」
竹若「でもそれだけでは収まらんような気もしますし。ドラマチックな流れがあるかもしれない」
−−プロレスというか格闘技的な意味からすると、電撃復活みたいなこともありうる!?
バ吾A「大会のあと僕の主催してる別のライブに何事もなく出てますし」
(一同爆笑)
竹若「お互いの出方を様子見している感じですかね。また来年の『D関』が近づいてきたらギスギスし始めるかも(笑)」
バ吾A「あのインタビューのときって僕、(ケンコバの)ヨコにいてるんですね。いきなり言われて“えっ?”ってなりましたよ」
−−事務所、職業を越えたほんとに異種格闘技って感じですが、バッファロー吾郎Aさん的に今後呼んでみたいジャンルの人っていますか?
バ吾A「落語家さんはお願いしたいですね。やっぱり大喜利なんで。ただね、いままでも何度か出てもらったんですけど……うまく言えないんですが、かみ合わない。面白い、面白くないじゃなくて」
−−なんともむずかしいですね。
バ吾A「たとえばナベアツ(桂 三度)なんかは落語家でもありながら、こっちのお笑いの世界にもいたから、かみ合うんですよ。彼に聞くとやっぱり同じ芸能界でも”違う”と。だからかみ合う落語家さん、出てきてくれたらな~と」
−−今後、『ダイナマイト関西』で期待したい展開って何ですか?
バ吾A「年齢もキャリアもジャンルも関係ない、『ダイナマイト関西』独自のスターがほしいですね。テレビに出ていない人でも。だれも知らない新人がみんな知ってる有名な出演者を倒していく、みたいな展開は面白いですよね」
−−ドラマチックです!
バ吾A「スターが入れ替わる瞬間ってめっちゃおもろいんですよ。盛り上がるし。今回でいうと若手のR藤本が予選で、2011年優勝者の博多大吉さんを倒して勝ち上がったときなんかうれしかったですね」
−−特典として、DVDの副音声で関根勤さんが解説していますね?
バ吾A「(関根勤さんに)解説していただくのが夢で。ビックリしたのがいざ解説が始まったら、どんどん自分でもその場で大喜利していく」
竹若「本編の回答を超えちゃった、とかね(笑)。感動しました」
−−ありえるんじゃないですか?来年、関根勤参戦!みたいな。
竹若「あわよくば次の年には会場で解説してもらわれへんかな、ぐらいに思ってたのが、あれだけすごい答え出せるんだから、出場してもらった方がええんちゃうかみたいな、さらに上の欲求まで出てきてしまった(笑)」
−−来年の『ダイナマイト関西』、ケンコバさんがどうなるか、関根さんがどうなるか、期待してます。ありがとうございました!
収録時間8時間にも及ぶ『ダイナマイト関西 2014』DVDは12月3日発売。16名によるグループリーグ予選、エキシビジョンマッチから決勝大会まで、あますことなく激闘の様子が記録されている。
なお、初回封入特典としてバ吾A演じるスティーブ・キムズの肉声メッセージのダウンロードや『ダイナマイト関西 2014』の特製トランプ抽選権などがついてくる。
そして今回、本DVDの発売を記念し、12月12日、13日に新宿・ルミネtheよしもと、12月25日には、大阪・なんばグランド花月にて『ダイナマイト関西15th Anniversary ~2014DVD発売記念大会~』の公演開催が決定している。
バッファロー吾郎Aのそんな掛け声で始まった大喜利イベント『ダイナマイト関西』(以下、D関)。その2014年の模様をまとめたDVDが発売される。はじめは関西の小さな劇場でスタートしたこの大会。しかし評判が評判を呼び、いまでは博多華丸・大吉や田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、ケンドーコバヤシ、若林正恭(オードリー)などが出場する大きな規模に成長を遂げた。
制限時間内にどれだけ面白い答えを返し、対戦相手を仕留めるか。所属事務所のワクを越えるのはもちろん、芸人だけでなく劇団員や女優、放送作家まで、とにかく冒頭の言葉どおりバーリトゥード(なんでもあり)な出場者でガチの大喜利バトルを繰り広げる、まるで少年漫画のようなシステムが何よりの魅力だ。
今年で15年目を迎えたこのイベントに対し、発起人として飛来する思いやいかに……。バッファロー吾郎A、そしてこの大会4度の優勝を飾る竹若元博の2人から結成されるコンビ、バッファロー吾郎に話を聞いた!
−−1999年にスタートして今年で15年目。長いですよね。このイベントを始めたきっかけは?
バッファロー吾郎A(以下、バ吾A/写真左)「ダウンタウンさんの大喜利を見て、すごいかっこいいなと思ったのがきっかけですね。で。僕、格闘技が好きなので、統一ルールなら世の中のだれが一番おもろいんやろなって」
−−いろいろな職業の人たちが出ていますよね。
バ吾A「その辺はスタッフや構成作家さんのアイデアで。そうしてるうちにどんどんと規模が大きくなって」
−−統一ルールだからこそ実力がわかってしまう、残酷なルールでもあります。オファーをして断られたこともあったとか。
バ吾A「(だれかは)言えないですけどね。にごされて……ああ、イヤがってるのかなって」
竹若元博(以下、竹若/写真右)「スケジュールが~とか。それ調整できるんちゃうか、って」
−−2014年も竹若さんは予選を勝ち抜いて決勝大会に進出したわけですが、このイベントの魅力とは?
竹若「ただ計算して勝負に勝った、というよりは自分をさらけだして勝ったという感覚がありますね。ご機嫌とりの答えとかは一切排除した答えに対して評価されるシステムなので。まあ、最初は恥ずかしいです。でもダイレクトに答えが返ってくる分、より勝ったときのうれしさもひとしおですね」
−−決勝大会前のインタビューで、ケンコバさんが“オレが優勝できなかったら(D関に出るの)辞めます”といっていましたが、その後の経過は?(※ケンコバは準決勝敗退)
竹若「辞める、といったからには辞めるでしょうし(笑)」
バ吾A「ハハハハ(笑)」
竹若「でもそれだけでは収まらんような気もしますし。ドラマチックな流れがあるかもしれない」
−−プロレスというか格闘技的な意味からすると、電撃復活みたいなこともありうる!?
バ吾A「大会のあと僕の主催してる別のライブに何事もなく出てますし」
(一同爆笑)
竹若「お互いの出方を様子見している感じですかね。また来年の『D関』が近づいてきたらギスギスし始めるかも(笑)」
バ吾A「あのインタビューのときって僕、(ケンコバの)ヨコにいてるんですね。いきなり言われて“えっ?”ってなりましたよ」
−−事務所、職業を越えたほんとに異種格闘技って感じですが、バッファロー吾郎Aさん的に今後呼んでみたいジャンルの人っていますか?
バ吾A「落語家さんはお願いしたいですね。やっぱり大喜利なんで。ただね、いままでも何度か出てもらったんですけど……うまく言えないんですが、かみ合わない。面白い、面白くないじゃなくて」
−−なんともむずかしいですね。
バ吾A「たとえばナベアツ(桂 三度)なんかは落語家でもありながら、こっちのお笑いの世界にもいたから、かみ合うんですよ。彼に聞くとやっぱり同じ芸能界でも”違う”と。だからかみ合う落語家さん、出てきてくれたらな~と」
−−今後、『ダイナマイト関西』で期待したい展開って何ですか?
バ吾A「年齢もキャリアもジャンルも関係ない、『ダイナマイト関西』独自のスターがほしいですね。テレビに出ていない人でも。だれも知らない新人がみんな知ってる有名な出演者を倒していく、みたいな展開は面白いですよね」
−−ドラマチックです!
バ吾A「スターが入れ替わる瞬間ってめっちゃおもろいんですよ。盛り上がるし。今回でいうと若手のR藤本が予選で、2011年優勝者の博多大吉さんを倒して勝ち上がったときなんかうれしかったですね」
−−特典として、DVDの副音声で関根勤さんが解説していますね?
バ吾A「(関根勤さんに)解説していただくのが夢で。ビックリしたのがいざ解説が始まったら、どんどん自分でもその場で大喜利していく」
竹若「本編の回答を超えちゃった、とかね(笑)。感動しました」
−−ありえるんじゃないですか?来年、関根勤参戦!みたいな。
竹若「あわよくば次の年には会場で解説してもらわれへんかな、ぐらいに思ってたのが、あれだけすごい答え出せるんだから、出場してもらった方がええんちゃうかみたいな、さらに上の欲求まで出てきてしまった(笑)」
−−来年の『ダイナマイト関西』、ケンコバさんがどうなるか、関根さんがどうなるか、期待してます。ありがとうございました!
収録時間8時間にも及ぶ『ダイナマイト関西 2014』DVDは12月3日発売。16名によるグループリーグ予選、エキシビジョンマッチから決勝大会まで、あますことなく激闘の様子が記録されている。
なお、初回封入特典としてバ吾A演じるスティーブ・キムズの肉声メッセージのダウンロードや『ダイナマイト関西 2014』の特製トランプ抽選権などがついてくる。
そして今回、本DVDの発売を記念し、12月12日、13日に新宿・ルミネtheよしもと、12月25日には、大阪・なんばグランド花月にて『ダイナマイト関西15th Anniversary ~2014DVD発売記念大会~』の公演開催が決定している。