「男の子が欲しくなったな」そう唐突に語ったのは、お笑いコンビ:ココリコの遠藤章造。彼からついそんな発言が飛び出したのは12月7日、千葉・イオンモール幕張新都心で開催された“あの有名アスリートが教える!『ふるさとアスリート』スポーツスクール”で、野球少年達とトークショーや野球スクールで触れ合ったあとの事。
この『ふるさとアスリート』とは、吉本興業が2011年よりスタートした「あなたの街に住みますプロジェクト」での活動を通じ、全国47都道府県の地域活性化に努めてきた経験やネットワークを活かし、“スポーツの力でふるさとを元気に!”をコンセプトに、プロ・アマ・現役・引退を問わずトップアスリート、障がい者アスリート、スポーツ経験のある一般の方など、スポーツで地域に貢献したいという熱い思いを持った人々と地域からの要望をマッチングさせ、活動の場を広く提供しようというもの。
この日は、サッカー、野球、バスケットボールと3部構成で、そのスポーツにちなんだ有名アスリートやよしもと芸人達が登場。トークショーに加え、(各教室20名の)子ども達を招待し、施設内のコートで各スクールを開催するなど、スポーツを通じて小学生達と交流をはかった。今回、Entame Plexは、昨年の現役引退まで日米で通算182勝を挙げた元プロ野球選手の石井一久氏、野球経験者であるココリコの遠藤章造とインパルスの堤下敦が参加した野球コーナーに密着した。石井氏といえば、今年4月によしもとクリエイティブ・エージェンシーの契約社員として入社。そして、現在は野球解説業の傍ら、『ふるさとアスリート』のプロジェクトでエグゼクティブプロデューサーを務めているだけに、このイベントの開催を人一倍喜んでいる様子だった。
野球スクールでは、石井氏、遠藤、堤下に加え、元プロ野球選手のスポーツオーソリティスペシャリスト:椎木匠氏も参加し、少年達ひとりひとりにアドバイスを送りながら、キャッチボール、ピッチング練習、バッティング練習、守備練習などを行った。普段なかなか接する機会のない元プロ野球選手や芸人と同じ空間で野球が出来るとあって、少年達は活き活きと表情で4人から熱血指導を受けていた。
そんな楽しい時間は、あっという間に過ぎ……、石井氏は「うまくいかないことだってあるから。空振りしたり暴投したからって“あー”って後悔するばかりじゃなく、じゃあ空振りしないためにどうしたらいいか、暴投しないためにどうしたらいいかっていう次のコトを常に考えるのが大事」と失敗を恐れずどんどんトライして欲しいと少年達にメッセージを贈った。
そして、野球スクールを終えたばかりの石井氏、遠藤、堤下の3人に話を聞いてみた。
――今日、子ども達と野球を通じて触れ合ってみていかがでしたか?
石井一久氏(以下、石井氏)「スポーツの交流をすることで、地域の人達と一緒に頑張れるからやりがいはすごくありますね。今日はスポーツの教室という形でしたが、これからどんどん発展していく形が見えてくると思います」
遠藤章造(以下、遠藤)「僕は小学校2年生の頃から野球をやってまして、小さい時にプロ野球選手の方から教えてもらったことって今でも凄く憶えてます。今日参加した子ども達もいい時間を過ごせたと思いますし、芸人という形でこういう機会に参加出来たのはありがたいです。男の子が欲しくなったなー(笑)」
※一同爆笑
堤下敦(以下、堤下)「欲しくなったなーって、結婚してないし!」
遠藤「出来れば男の子を作りたいんで、“私協力します”という方がいればお願いします!」
堤下「協力者を求めるパターンってコトですね? 無理だと思うけどなぁ……(笑)」
遠藤「若干性癖が狂っていますが、年齢は問いませんのでよろしくお願いします!」
※一同爆笑
堤下「それは言わなくていいでしょ!」
――堤下さんは、今日の野球スクールはいかがでした?
堤下「ウチも遠藤さんと同じで娘がいるんですけど、子どもとキャッチボールとかするのは夢ですね。今日一番印象に残ったのは“僕、野球やるの初めて”って男の子が(バッティング練習で)ボールがバットに当たった時の笑顔! あれが野球なんですよ。僕もそれが楽しくてずっと野球をやってました。こういう機会をどんどん広げていければいいですね。今日ずっと遠藤さんは“やっぱ野球は楽しいなー”って言ってたんで根っからの野球好きなんだなって」
遠藤「ホントに楽しかったですよ! 良かったら皆さん、ホントに男の子が欲しいんで!」
堤下「募集中というコトです(笑)」
――今回は、野球スクールに芸人さんが参加するという新しい試みでしたね。
石井氏「今回は遠藤さんと堤下さんに協力していただきましたが、スポーツ選手と芸人さんと一緒にやれることっていろいろあるんだなと思いました」
遠藤「新しいですよね。野球選手だけとか名球会の方とか、例えば48年会とかそういうのはあったりするんでしょうけど、元プロ野球選手の一流アスリートと芸人っていうコラボは楽しいと思いますね」
――子ども達の様子を見てた親御さんもすごい笑顔でしたね。
遠藤「それが一番いいですよね。石井くんと一緒に毎週やっていこうかな(笑)」
――遠藤さん堤下さんのお二人から見て、今年4月からよしもとに入社した石井さんの仕事ぶりはいかがですか?
遠藤「石井くんがヤクルトで若手だった頃からのお付き合いでずっと見てきてるんです。ヤクルトで這い上がってきてメジャーに行ってどんどんスター選手になって、日本帰ってきてちゃんと自分の居場所を見つけて最後はキレイに野球人生を終えて、そしてよしもとでしょ? 正直言っていいっすか? 人生謳歌しすぎやと思います(笑)」
堤下「(爆笑しながら)確かに!」
遠藤「普通、一生で一回も出来ないことを若干41歳ですでに、野球選手になれて、メジャーリーガーになれて、よしもとの社員になれて。まだ何かあるんじゃないかとマジで思ってますから! 役者に転向とか(笑)」
石井氏「でも、今日みたいにこうして一緒に出来るって楽しくないっすか?」
――練習風景を後ろで見ててとても微笑ましかったです。
堤下「めちゃめちゃ楽しかったです! 僕、元々高校野球の監督をやりたかったんで。ねっ?」
遠藤「俺もそう! 石井くんがこういうコトをやってくれたり素晴らしい人生を送ってるんで、逆に俺らも芸人だけの人生じゃなくて、芸人から高校野球の監督って道とかも作っていけるんじゃないかと思わせてくれるよね」
――来年は『ふるさとアスリート』をどういった形にしていきたいですか?
石井氏「所属選手も強化しつつありますし、来年は本格的に大きなことをやっていきたいですね」
遠藤「やっぱ顔が広いから、日本国内だけじゃなくて外国にも顔が利くからスゲェ選手が来ると思いますよ」
石井氏「今日のスポーツスクールはまだほんの一部分なんで、もっと違うこともいろいろとやっていければと」
――遠藤さんと堤下さんは、次回またこういった機会があれば参加したい?
遠藤・堤下「(ハモリながら)是非是非是非!」
石井氏「お二人とも楽しくやりながらも目は真剣に野球を見てくださるので、今日は楽しい中にもピリッとする形で出来ましたね」
遠藤「今日参加した子ども達が、将来プロ野球選手を目指すのもよし、芸人を目指すのもよし、2パターンいけるから(笑)」
――『ふるさとアスリート』から、本当にそういう子ども達が出てくるかもしれませんね!
堤下「プロ野球選手とかメジャーリーガーとか、なって欲しいですよね」
この『ふるさとアスリート』とは、吉本興業が2011年よりスタートした「あなたの街に住みますプロジェクト」での活動を通じ、全国47都道府県の地域活性化に努めてきた経験やネットワークを活かし、“スポーツの力でふるさとを元気に!”をコンセプトに、プロ・アマ・現役・引退を問わずトップアスリート、障がい者アスリート、スポーツ経験のある一般の方など、スポーツで地域に貢献したいという熱い思いを持った人々と地域からの要望をマッチングさせ、活動の場を広く提供しようというもの。
この日は、サッカー、野球、バスケットボールと3部構成で、そのスポーツにちなんだ有名アスリートやよしもと芸人達が登場。トークショーに加え、(各教室20名の)子ども達を招待し、施設内のコートで各スクールを開催するなど、スポーツを通じて小学生達と交流をはかった。今回、Entame Plexは、昨年の現役引退まで日米で通算182勝を挙げた元プロ野球選手の石井一久氏、野球経験者であるココリコの遠藤章造とインパルスの堤下敦が参加した野球コーナーに密着した。石井氏といえば、今年4月によしもとクリエイティブ・エージェンシーの契約社員として入社。そして、現在は野球解説業の傍ら、『ふるさとアスリート』のプロジェクトでエグゼクティブプロデューサーを務めているだけに、このイベントの開催を人一倍喜んでいる様子だった。
野球スクールでは、石井氏、遠藤、堤下に加え、元プロ野球選手のスポーツオーソリティスペシャリスト:椎木匠氏も参加し、少年達ひとりひとりにアドバイスを送りながら、キャッチボール、ピッチング練習、バッティング練習、守備練習などを行った。普段なかなか接する機会のない元プロ野球選手や芸人と同じ空間で野球が出来るとあって、少年達は活き活きと表情で4人から熱血指導を受けていた。
そんな楽しい時間は、あっという間に過ぎ……、石井氏は「うまくいかないことだってあるから。空振りしたり暴投したからって“あー”って後悔するばかりじゃなく、じゃあ空振りしないためにどうしたらいいか、暴投しないためにどうしたらいいかっていう次のコトを常に考えるのが大事」と失敗を恐れずどんどんトライして欲しいと少年達にメッセージを贈った。
そして、野球スクールを終えたばかりの石井氏、遠藤、堤下の3人に話を聞いてみた。
――今日、子ども達と野球を通じて触れ合ってみていかがでしたか?
石井一久氏(以下、石井氏)「スポーツの交流をすることで、地域の人達と一緒に頑張れるからやりがいはすごくありますね。今日はスポーツの教室という形でしたが、これからどんどん発展していく形が見えてくると思います」
遠藤章造(以下、遠藤)「僕は小学校2年生の頃から野球をやってまして、小さい時にプロ野球選手の方から教えてもらったことって今でも凄く憶えてます。今日参加した子ども達もいい時間を過ごせたと思いますし、芸人という形でこういう機会に参加出来たのはありがたいです。男の子が欲しくなったなー(笑)」
※一同爆笑
堤下敦(以下、堤下)「欲しくなったなーって、結婚してないし!」
遠藤「出来れば男の子を作りたいんで、“私協力します”という方がいればお願いします!」
堤下「協力者を求めるパターンってコトですね? 無理だと思うけどなぁ……(笑)」
遠藤「若干性癖が狂っていますが、年齢は問いませんのでよろしくお願いします!」
※一同爆笑
堤下「それは言わなくていいでしょ!」
――堤下さんは、今日の野球スクールはいかがでした?
堤下「ウチも遠藤さんと同じで娘がいるんですけど、子どもとキャッチボールとかするのは夢ですね。今日一番印象に残ったのは“僕、野球やるの初めて”って男の子が(バッティング練習で)ボールがバットに当たった時の笑顔! あれが野球なんですよ。僕もそれが楽しくてずっと野球をやってました。こういう機会をどんどん広げていければいいですね。今日ずっと遠藤さんは“やっぱ野球は楽しいなー”って言ってたんで根っからの野球好きなんだなって」
遠藤「ホントに楽しかったですよ! 良かったら皆さん、ホントに男の子が欲しいんで!」
堤下「募集中というコトです(笑)」
――今回は、野球スクールに芸人さんが参加するという新しい試みでしたね。
石井氏「今回は遠藤さんと堤下さんに協力していただきましたが、スポーツ選手と芸人さんと一緒にやれることっていろいろあるんだなと思いました」
遠藤「新しいですよね。野球選手だけとか名球会の方とか、例えば48年会とかそういうのはあったりするんでしょうけど、元プロ野球選手の一流アスリートと芸人っていうコラボは楽しいと思いますね」
――子ども達の様子を見てた親御さんもすごい笑顔でしたね。
遠藤「それが一番いいですよね。石井くんと一緒に毎週やっていこうかな(笑)」
――遠藤さん堤下さんのお二人から見て、今年4月からよしもとに入社した石井さんの仕事ぶりはいかがですか?
遠藤「石井くんがヤクルトで若手だった頃からのお付き合いでずっと見てきてるんです。ヤクルトで這い上がってきてメジャーに行ってどんどんスター選手になって、日本帰ってきてちゃんと自分の居場所を見つけて最後はキレイに野球人生を終えて、そしてよしもとでしょ? 正直言っていいっすか? 人生謳歌しすぎやと思います(笑)」
堤下「(爆笑しながら)確かに!」
遠藤「普通、一生で一回も出来ないことを若干41歳ですでに、野球選手になれて、メジャーリーガーになれて、よしもとの社員になれて。まだ何かあるんじゃないかとマジで思ってますから! 役者に転向とか(笑)」
石井氏「でも、今日みたいにこうして一緒に出来るって楽しくないっすか?」
――練習風景を後ろで見ててとても微笑ましかったです。
堤下「めちゃめちゃ楽しかったです! 僕、元々高校野球の監督をやりたかったんで。ねっ?」
遠藤「俺もそう! 石井くんがこういうコトをやってくれたり素晴らしい人生を送ってるんで、逆に俺らも芸人だけの人生じゃなくて、芸人から高校野球の監督って道とかも作っていけるんじゃないかと思わせてくれるよね」
――来年は『ふるさとアスリート』をどういった形にしていきたいですか?
石井氏「所属選手も強化しつつありますし、来年は本格的に大きなことをやっていきたいですね」
遠藤「やっぱ顔が広いから、日本国内だけじゃなくて外国にも顔が利くからスゲェ選手が来ると思いますよ」
石井氏「今日のスポーツスクールはまだほんの一部分なんで、もっと違うこともいろいろとやっていければと」
――遠藤さんと堤下さんは、次回またこういった機会があれば参加したい?
遠藤・堤下「(ハモリながら)是非是非是非!」
石井氏「お二人とも楽しくやりながらも目は真剣に野球を見てくださるので、今日は楽しい中にもピリッとする形で出来ましたね」
遠藤「今日参加した子ども達が、将来プロ野球選手を目指すのもよし、芸人を目指すのもよし、2パターンいけるから(笑)」
――『ふるさとアスリート』から、本当にそういう子ども達が出てくるかもしれませんね!
堤下「プロ野球選手とかメジャーリーガーとか、なって欲しいですよね」