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よしもとゴリ押し爆売れ軍団、ケンコバを経由し、次なる狙いは麒麟・川島!?

Entame Plex 2014年12月17日 21時0分

よしもとゴリ押し爆売れ軍団、それは今をときめく芸人たちが……

と思いきや、その正体は天津向、ネゴシックス、ムーディ勝山、若井おさむの4人組。

2010年に結成しつつも、その後特に“爆売れ”することもなく活動自体微妙な彼らだが、このたび17日にリリースされた新作DVD「ナマイキ! あらびき団 新作公演!? ~実は地下で2年やってました~vol.1 ライト東野セレクション 厳選30組」に新ネタが収録。しかも、今回のネタは彼らの結成を促し、その名を命名した心酔する兄さん:ケンドーコバヤシの暴露ネタ。まさに最終手段を投じた彼らはようやく“爆売れ”か? もしくはこれが最後の舞台に!?



——みなさん、“よしもとゴリ押し爆売れ軍団”とのことですが、ゴリ押し感が全く感じられないような……。



若井おさむ(以下:若井)「全然されてないです……」



天津向(以下:向)「お気づきの通り……」



ネゴシックス(以下:ネゴ)「この名前はケンドーコバヤシさんが付けてくれたんですけど、この名前を見たときに、勘違いして社員さんが仕事を振ってくれるんじゃないか、って思いますよね」

——そうせいか(!?)、今回あらびき団の新作DVDにネタが収録されましたよね。ちなみに、みなさんのお互いライバルとか思ったりします?



ムーディ勝山(以下:ムーディ)「僕はないですね。みんな先輩後輩ですし。悪い言い方をすれば、別にライバルとして見てない……」

ネゴ「とんでもねえヤツだな!!」

ムーディ「いやいや、みなさん普段お世話になっているので、いい意味で。ライバルだと思ったことはないですけど……“兄さんにかわいがられるのは俺だ!”とは思ってます(笑)」

——兄さんと言うと、今回ネタでも取り上げているケンドーコバヤシさん?
ムーディ「そうですね。あとは麒麟の川島さんとか」

向「僕はこの4人の中では一番兄さんなんですけど、この3人は売れてる先輩しか見てないんですよ」

ムーディ「正直に言ってしまえば、向さんのことはちょっとナメてます(笑)」

——今回のネタについてケンコバさんは何か言ってました?
向「第一声で“やってくれたな”と。決して喜んではなかったですね」

——結構暴露してましたもんね。
ムーディ「でも、あれが現実ですから(笑)」

——同じことが麒麟:川島さんでもできそうですが。
ムーディ「川島さんはいまや飛ぶ鳥を落とす勢いなので、ネタにするなら今ですよね……。でも着実に仕事を増やしているんで、もう少し練って2年後か」

——それまではケンコバさんで?
ムーディ「そうですね。もう少しコバさんにお世話になります。そして、世間が川島さんの実力に完全に気づいたときに(笑)」

——もしもですけど、ケンコバさんと川島さんどちらに着いていくか選べと言われたらどうします?
ムーディ「う~~ん、難しいですね……」

向「あかん、ムリや、選べん……」

ネゴ「僕はコバさんと川島さんだけじゃなく、山ちゃんもイってますからね……。もう節操がないって言われてるんで」

ムーディ「“山ちゃんもイってる”って……(笑)」

ネゴ「それだけじゃないよ、井上さん(次長課長)も千鳥も笑い飯も……ヤ○マンて言われてます(笑)。そろそろおっぱい作ろうかな(笑)」

——よしもとゴリ押し爆売れ軍団は、今後も活動していくんですか?
ムーディ「機会があったらぜひという感じですね。僕らもやってて楽しいんで」

ネゴ「あらびき団以外から声がかかった試しがないけどね……」

——でも、最近みなさんそれぞれお笑い以外のところでもいろいろやられてますよね。ムーディさんはロケバスの運転手の免許をとったり。
ムーディ「ロケに呼ばれたいがためにですね。ロケバスの運転手をやり、ADもやり……テレビに出れるなら何でもやります」

——向さんはライトノベルを書いたり。
向「まだまだ全然ですけどね。おかげさまで、ライトノベルや漫画の原作とかやらせてもらってます」

ムーディ「先生!」

ネゴ「大先生!」

——ライトノベルが“爆売れ”したらどうします? もうこの軍団も……。
ネゴ「先生! ぜひ、爆売れ軍団でライトノベル、お願いしやす!」

向「おまえ、それは無茶あるやろ~。たとえライトノベルで成功したとしても、芸人は続けますよ。楽しいですし」

——若井さんもアニメ関連のイベントにたくさん出て、先日はお芝居にも。
若井「僕はアムロのイメージしかないと思ってたんですけどね。意外と楽しかったですけど、やっぱりガンダムの仕事が増えたらいいなと思ってます」

——ネゴさんはイラストレーターとして、ミュージックビデオなども手掛けてますよね。
ネゴ「そうなんです。今回、DVDのパッケージも描いてます」

——ですよね。でも、資料などにもその話は一切触れられてない。
ムーディ「ネゴさんのイラストはあらびきじゃないんですよ。もう完成されていて。先生!」

向「大先生!」

ネゴ「その響き、悪くないですね……先生っぽくヒゲ生やそうかな(笑)」

——でも、芸能界では副業に手を出すと失敗するってよく言われますよね。
向「それは大丈夫です。我々はすでにどっちが本業だかわからなくなってますし、芸人として失敗してますから」

ネゴ「むしろ、両方失敗中って可能性も(笑)」

向「というか、まだ模索中です。兼業芸人なのか、兼業ライトノベル作家なのか」

ネゴ「ぶっちゃけ、どっちかの芽が出ればラッキーなんで(笑)」

——そういう意味では、一番手堅そうなのはムーディさん?
ムーディ「でも、東MAXさんに聞いたんですけど、ロケバスのドライバーさんの間ですでに話題になっているらしんですよ。ムーディがドライバーの座を狙ってるって。なにげにそこで熾烈な争いがあって。絶対に負けられない戦いがそこにあるんです!」

——……。やっぱりライトノベルの向さんが一番……。
ムーディ「ちょいちょいちょい……待ってくださいよ! 僕もいろいろ考えてるんですよ、本気で。ドライバーやってADやって、あわよくば出演。全てができるっていう新しい形。さらに今、一発屋で会社作ろうかなと思ってて。ジョイマン高木とか誘って制作会社勝山を、そこからいろいろスタッフを派遣するっていう……」

向「やめとき……、地道に頑張ろうや……」



——最後にもうすぐ年末。今年1年を振り返ってみていかがでした?
向「僕はゲッターズ飯田さんに、長い長いトンネルに入ってた1年だって言われてて。関西の番組ではしゃべれなすぎて、Twitterで“ギャラ泥棒”って絡まれる日々でした。でも、来年はよしもと芸人の中で一番運勢がいいらいしんですよ!」

ムーディ「ですよね。絶対に売れるっていう3組がいて、1位が向さん、そして2位がネゴさんで!」

ネゴ「マジで、ラッキラッキラッキラッキー!!!!!!!!」

ムーディ「ウソです。向さんはホントですけど(笑)」

向「ネゴめっちゃ信じてたやん、2往復分ぐらい……」

ネゴ「この流れは信じるやろ~(泣)」

——でも、最近のネゴさん調子いいですからね。いろいろな番組にも出られていて。わからないですよ。
ムーディ「そうですよ、ムーディ予想だと来年爆売れ芸人トップ2です」

ネゴ「おまえに言われても……ちょっと嬉しいな(笑)」

向「とにかく、僕は来年ですね。今年はそこに向けての助走だったと思いたいです。何でブレイクするかわからないですけど、もしかしたらこれ(よしもとゴリ押し爆売れ軍団)の可能性もないわけじゃないですからね」

ムーディ「前半、いろいろと失礼なこと言ってすみませんでした!尊敬してます!!」

向「ウソ丸出しやん」

ネゴ「ノベ兄に付いていきます!」

向「ノベ兄ってなんやねん! ライトノベルの“ノベ”取るって、うまいやん(笑)」

——若井さんはいかがでしたか。
若井「僕は本厄で、正月明けすぐに立てへんぐらいの腰痛になって、そのあとご存知の通り離婚しまして。最近は首ヘルニアにもなって……」

——なんか聞いてしまってすみません……。
若井「いえいえ。そんなんやったから、これ以上悪いことはもうないやろと思ってます」

——ネゴさんは?
ネゴ「前進したって感覚はあまりなく、かといって悪くもなく。来年もギューンとじゃなくて、このままじわじわいければ……死ななければいいですね。毎日“死なんぞ!”というハチマキをして寝てるんで……」

向「……」

ムーディ「……」

若井「……」

——……(誰か助けて)……。
ネゴ「いやいや、まだこれ途中ですよ。このハチマキが素材は麻で朝が……」

向「もういい……ようやった……」

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